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【鎌倉・江ノ島短歌】〜素晴らしき鎌倉・江ノ島(+湘南・三浦)

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幼い頃、学生時代、そして社会人になってからも頻繁に訪れてきた鎌倉・江ノ島。そしてもう少し広く湘南地方、三浦半島。今でも仕事で遊びで月に1、2回のペースで来訪。この大好きで素晴らし…
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2024年3月の記事一覧

【短歌一首】 軒先をかすめ轍(わだち)をきしめかせ江ノ電運ぶ午後の安寧

短歌は最高の散歩散策セラピー&コーピング。 いつ乗っても江ノ電は最高にいい。混んでいても…

猫間英介
6か月前
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【短歌一首】 身に染みし鐘の波動に魅入られて抑へ難きは鐘撞きダッシュ 

2023年1月に京都の金閣寺で鐘を撞いた。(有料:一突き200円) その日はあられ交じりの雨が降…

猫間英介
6か月前
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【短歌一首】 モノレールに乗りて宙ゆく身と心つかの間軽き春の遊泳

短歌は散歩散策セラピー。 学生のとき、英語の勉強で一本(モノ)のレールだからモノレールと…

猫間英介
6か月前
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【短歌一首】 光明を求めて春のトンネルを行けど出口のなき闇迷ふ

春になるとなぜかいつも気が急く。 新しい季節に何かを求めて進もうともがき始める。しかし時…

猫間英介
6か月前
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【短歌一首】 水墨に無限の色あり雲龍は干支に現人(うつせみ)いかに染むるや

先日、Dr.スランプ、ドラゴンボールの作者鳥山明さんが急逝されました。本当に悲しく残念です…

猫間英介
6か月前
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【短歌一首】 竹林に虫塚ありて奪はれし五分の魂天に昇らん 

 鎌倉・建長寺の裏の半僧坊大権現が祀られる山の麓の竹林に、「虫塚」という虫たちを祀るため…

猫間英介
6か月前
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【短歌一首】 間仕切りのガラスは葉叢(はむら)写し取り庭の分身部屋に招きぬ

短歌は紀行セラピー&コーピング。 北鎌倉の喫茶吉野は本当にゆったり過ごせる場所。天井まである大きな窓から、庭の葉叢と光が柔らかく店の中に広がる。店内の間仕切りの大きなガラスに外の景色が鮮明に映り、まるで庭がコピー&ペーストされたかのよう。 間仕切りのガラスの向こうには、落ち着いた広いソファのスペースがある。 しかし、天井まである間仕切りガラスがあまりにも鮮明に、こちらのスペースとともに庭の葉叢や垣根を映しているため、ソファ側のスペースも座っている人もほとんど全く見えない。