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総括。理想の環境?

この土地と共に4度目の年越し。

山奥の小さな小さな谷の村。

全部に手が届いてしまいそうなくらいの辺境の土地だけれど、ここには数えきれないくらいのストーリーがある。

そして、もう一度やり直せても絶対にやり直したくないくらいたくさんの思い出を紡いで今日まで進んできた。

気づけばびっしり根を張り暮らしている。

この4年間でありとあらゆることに取り組んだ。

思いつく限りの作物を作り、加工した。
湧き水を掘り、繋ぐ。
山の木々を伐り、割り、そして燃やした。

まずは徹底的にここにある自然を知る。
そして、徹底的に身体を使った。

きっとこれらの技術を研いでいけばどこの山奥でも暮らしていける。


暮らすことは環境を創ること。

ただ、環境は私を引っ張るモノでしかない。

〝理想の環境〟なんてものはない。


僕は自分を知る為の環境を創っていたに過ぎなくて、それは暮らしだけではどうにもならない。

知る為の行法がある。


そして、幸運にも僕が知れたことがあり、それは僕のモノとしてしまい込むモノじゃないから。



僕の一年はいつも12月くらいからなぜかはじまる。

屋久島、大阪、北海道と伝える道を進みだし今日を迎える。
明日からの2024年はさらに速度を上げてこの道を行く。


ヨーガを伝える役割を担ってもう20年に近づいている。

それでも、ここからあと3年くらいがヨーガにとっての大きな分岐点になると僕は思っている。

もっと言えば来年の1年が。



心と共にヨーガはあって
暮らしと共にヨーガはあって
社会と共にヨーガはある


環境をかためることなんて誰にもできないのだけれど、 
自分自身でかたまった気になってしまう。


まだ今、誰しも可能性に満ちている。


変化は本質的。
そして、知ることは本質的な欲求。


まずは手に取り喜びの形を体感してほしい。


きっとその充足は大きな原動力になるから。



一緒に精一杯励みましょう。

そして楽しんで生きましょう。



最後になりましたが、2023年も僕と関わってくれたみなさんに最大の感謝を。
ありがとうございました。

ゆっくりとした良い時をお過ごしください。


ではでは。

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