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2019.9.29【天秤座新月】明日を描くインスピレーション

こんにちは、 i です。

すっかり秋になりました。天秤座の季節です。夜になると虫の声が涼やかに聴こえてきます。

空では太陽が、目の前の仕事に注力する乙女座を抜け、俯瞰的に物事を見ていく天秤座に入りました。
風に乗ってはるか遠くの山まで見渡せるような、そんな空模様です。

明日の日曜は天秤座新月の日。
新月はスタートのタイミング。
どんなことをスタートすると良いのでしょうか。

今回からは、占星術による空模様は要点だけざっくりと。
ピンときた要素があれば、それを意識して新月の前後を過ごされると良いと思います。

そして、今日はカードリーディングを重点的にやってみたいと思います。
ご興味のある方は記事の最後で選択式のカードリーディングをしていますので、選んでみてください。


才能や、収入に関するテーマにスポットが当たる

今回は色んな天体が、 収入を得る能力や生まれもった肉体の性質、才能・・・つまり、もともと持っているご自身の能力に集まっています。

また、直観力の高まりも強調されているので、自分自身をよく見て、振り返り、内観してみて下さい。どこかに眠っている自分がいないでしょうか。

まだ埋もれている才能が、この先の収入源に一役買いそうな気配がします。インスピレーションが大切です。直観的に、「自分はこんなことが好きだったなあ」と思いつくものを掘り下げてみてください。


直観的に見えたものを、視覚化する

インスピレーションが降りてきたなら、それを視覚化することを心がけてみてください。

文章にしてもいいし、絵を描いても、ビジョンボードを作ってもいいし、好きな写真をスマホの待ち受けにしてもいいですね。
想像の中でイメージする事が得意な方は、イメージングでも大丈夫です。

視覚化を示すシグナルが二つも出ているので、未来に実現したいことや、直感的に降りてきたものをビジュアライズするときです!

そうしていくことで、自分自身が階段をまた一段、上ることができるようです。もしくは、上りたいという強い思いが、直観力を強くするのかもしれません。


今に100%フォーカスする

未来を描くには、過去の積み重ねが必要です。過去を振り返り、自分が耕してきたその土壌に、どんな植物を育て、どんな庭を作りたいのか。イメージすることで、今植えるべき種が見つかる。

そして、イメージを視覚化することそのもの、明日の絵を描いている「今の自分そのもの」がとても大切な気がするのです。

過去や未来は、今ここには存在しないものです。

集中して、自分の真に望む未来を描くことは、結局のところ「今の自分」に100%フォーカスしているのではないでしょうか。

私は時々絵を描くのですが、白いキャンバスを前にしたときには、漠然としたイメージが自分の奥で広がっています。

そのイメージを筆に乗せて描いているとき、筆先がキャンバスに触れるその瞬間は「今」に100%フォーカスしています。

その100%の「今」を積み重ねていくうちに、いつの間にか思い描いていたイメージが形になっている。そんな感じです。

どんな風に筆を動かしたらイメージ通りの形が描けるのか、それは過去に重ねてきた経験をもとにしています。

そして、描きたい未来を実際に物理的に下ろすときには、今に100%集中している。

つまり、過去と未来がつながる、統合された瞬間が今であると思うのです。だから、過去にとらわれすぎたり、未来への不安にとらわれたり、漠然と理想や希望ばかりを見つめているとエネルギーはそこへ漏れて流れて行ってしまう。

でも、そんな過去や未来を踏まえた上で、今に100%エネルギーを使う。そうすることで私たちの才能は無限に花開く。そんな気がします。

ちなみに、今回幸運が訪れている場所は「家」です。家を示す位置に木星が来ています。家に守護されるようなイメージです。
ゆっくりと自室でリラックスして、浄化と内観、インスピレーションを得ることに心を傾けてみてもいいかもしれません。でも、ご自身が直観的に行ってみたい場所ややってみたいことがあるのなら、それを実行するのが一番です。

情報に惑わされずに、自分の遊び心を大切に。
心をオープンにして、子供のようなワクワクを感じてください。 

思考はパターン化されます。

苦しいことや難しい現実ばかりにフォーカスして、ネガティブな思考に陥ると、それが段々習慣化されていきます。

子供のような純粋な気持ちで、ワクワクすることをしてみましょう。
意外とそんなときに、天啓が降ってくるものです。


カードリーディング「才能を具現化するために、今、癒すべきこと」

それでは、最後にカードリーディングをしていきたいと思います。

今回は「才能を具現化するために、今、癒すべきこと」をテーマに見ていきます。ご自身の中に眠る才能があるのに、それを今発揮できていないとしたら、もしかしたら心の中に何かブロックがあるのかもしれません。

それは幼い頃に植え付けられた価値観であったり、心についた傷であったり、様々だと思います。それらを癒すことで、「ああ、これをやってもいいんだ。ずっとやりたかったこと、やっても大丈夫なんだ」と思えるかもしれません。

今回は三択でご用意しました。

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左から1,2,3です。

ピンときたカードを選んでみてください。

選べたら、下の方へずずーーーっとスクロールしてみてください。







1番のカードを選んだ方へ

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男性原理のカードと、エンペラーのカードが出ています。エンペラーは男性原理の象徴であり、時に権威的な人を表します。

父親や、祖父など、男性的な力の強い人に言われたことやされたことで、心の中にしこりのように固まってしまった何かがあるように感じました。

そして、そのしこりがあなた自身の男性観や男性性に大きな影響を与えているのではないでしょうか。

権威とは、権力と威力を持つ存在です。あなたの中に住む、過去の権威的な存在は、あなたがそれを認識するまでは権威を持ち続けます。つまり、その権威に支配されている状態ということです。

そして、あなたがそれを乗り越えるべき課題として無意識に感じていた場合、おそらく現実的に、目の前に権威的な存在が引き寄せられてくるのだと思います。苦手な上司や、苦手な顧客。苦手な友人など、形や状況を変えて何度も現れる似たような存在は、きっと、乗り越えるべき壁なのではないでしょうか。

内にある影は、外側に投影される。

でも、影を影として認識できたなら、そこに光をあてる事ができます。自己の中に潜んでいた権威的な影に光を当てて癒すことで、そこから発生していた負の感情も洗い流すことができる、そんな気がします。

あなたは本来、男性性も女性性も等しく扱うことのできる、高い精神性を持った方なのだと思います。

自分の内に住む権威的な存在に、なぜあなたが支配されているのか、掘り下げてみてください。そこに潜って影を見つめるのは、非常にお辛い体験かもしれません。でも、その影と手を繋いだなら、あなたの魂が深く深く癒され、その輝きがさらに強く増していくように思えるのです。

流す、というイメージが強いので、温かいお風呂にゆっくり浸かって、静かに内省や内観してみるのもいいかもしれません。水は、体や心についた汚れを洗い流してくれます。清らかな小川に出かけたり、水にまつわる心地よい何かを探してみてもよさそうです。

すっかり浄化できたなら、あなたの才能がぴっかぴかに輝いて生れ出る。そんな印象です。







2番のカードを選んだ方へ

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非常にシンプルなメッセージです。

過去に深い深い傷を受けたことがおありなのでしょうか。しかし、今のあなたはそれを糧として、前を向いて歩いている。そんな印象を受けました。

右のカードの女性は黒い服を着ています。

過去にあったことを、すでに過ぎたこととしてご自身の中で昇華し、追悼できている。そして、まっすぐに右を向いています。直線的なイメージの中では、右はしばしば未来を表します。

もうあなたは過去の傷を癒し、未来を向いて歩いているのではないでしょうか。

その視線の先には、真っ白な鳥が三羽飛んでいます。大空を舞う自由な鳥のように、意識は空高く舞う準備をしているようです。

カードはあなたに、目覚めを促しています。

物質化された今の地球の社会という幻想から目覚め、魂の光を思い出してください、そうカードが告げています。

高次元の意識の光に、戻る準備ができていますよ、と囁いています。

ご自身の中にある光を思い出すために、静かに内省をしてみるのもいいでしょう。自分の中にある影をひとつひとつ点検し、癒し、手放していく。

心身が浄化されていけば、自然と魂の行く先を思い出すことができると思います。そうすると、生まれ持った才能があなたの未来を自然と照らしてくれるのだと思います。

まずは先入観にとらわれず、ご自身がこうしてみたいと思った方法で目覚めのプロセスを味わってみてください。

急がず、自分のペースで思いつくことを実行してみてくださいね。







3番のカードを選んだ方へ

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癒すべきポイントとして、干渉と援助というカードが出ています。

そして、左下のカードには大きなカラスと小さな少女、下段中央にはカップの中の小さな魚とそれを微笑んで見つめる人。どちらのカードも対照的に成熟した存在と、幼く小さな存在が描かれています。

直観的に、この二枚のカードが表しているのは、あなたが入れ替わり立ち替わり、この「干渉と援助」という課題を幾世にも渡って学んでこられたことではないかと感じました。導く立場と、導かれる立場を、交替に経験されてきたのかもしれません。

今世では、人を教える立場にある方なのでしょうか。それとも、教えられる立場にある方なのか・・・おそらく教える立場にいらっしゃる方が多いように思うのですが、それは「干渉と援助」というカードからの印象です。

人を導く立場にいるとき、その人自身の学びに干渉せず、必要なときに必要とされているだけの援助を行うこと。それは実はとても難しいことなのだと思います。

重要なのは、その人を変えようと意図しないこと、なのかもしれません。

相手が懸命に何かを学ぼうとしているのなら、それを見守り、協力が必要なときに必要な分だけ手を貸すということ。

または、今世が導かれる立場であったなら、相手の干渉を受けても一旦受け入れ、自分は本当はどのタイミングで、何を手助けしてほしかったのだろうか。そこを掘り下げてみると、大きな気づきが得られるのではないでしょうか。

教える立場にあるものも、教えられる立場にあるものも、どちらも相手から大切なことを学んでいるのだと思います。他者は、自己の鏡です。

あなたがこの課題をクリアすることを、ハイヤーセルフがちゃんと見守ってくれているようです。光につながる道がちゃんと用意されています。でも光へとつながる道が用意されているのはきっと、あなたが人知れず思い悩み、どうすればよいのか考えてきたからこそだと思うのです。

それと、冒頭で書いた下段の二枚のカードですが、どちらも異なる種族のもの同士が見つめ合っています。

もしかしたら言語の違いや、習慣の違い、年の差、そんな「違い」も示唆されているように思いました。しかし相手との「違い」は、おそらくそれを乗り越えて助け合う「心の言語」を育てるために与えられたものだと思います。

私たちの住む地球には、驚くほどたくさんの言語が存在します。しかし、私たちは言葉では語りあえずとも心を通わせることができます。

ちょっとした仕草や表情、そんなものでも感情は伝わるものです。

生まれ育った環境や時代が違えど、私たちの本質はいつも変わらないのではないでしょうか。そうしたお互いの本質的なところを見つめて、愛をもって接することで、自然と「過不足のない助け合い」が生まれていくような、そんな印象を持ちました。





天秤座新月を迎えて

書いているうちに日付が変わってしまいました(笑)

もうあと数時間で新月です。

私の個人的なお話になりますが、noteで書きたいことが少しずつ見えてきたような気がしています。

占星術や心理学、カードリーディングはツールにすぎません。ツールにフォーカスすることは、今の私の書きたいことではないと感じたので、今回は占星術の詳細な解説は省いてみました。星の読み方を伝えることが、今の私の「ワクワク」ではないと思ったからです。

なので、全体の空模様よりも、それを踏まえた上で、より個人的な悩みや課題にフォーカスできるカードリーディングに集中してみました。

あまり変わっていないかもしれませんが(笑)、意識はそちらへ向けて書いてみたつもりです。今の私にとっては、誰かの心の奥深くに潜って、その人と一緒に魂の宝さがしをすること。それが「やりたいこと」みたいです。

他にも、スピリチュアルな気づきや体験があれば、その都度書いていきたいと思います。

と、ここまで書いてみて、「あっ、これも明日を描く具現化行為じゃないか」と気づきました。noteを綴っていること、そして皆さんに読んでいただくことが何だか大きな気づきにつながっている気がします。

それではまた!



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