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2019.8.30【乙女座新月】カードリーディング

こんにちは、 i です。

先日占星術で今回の乙女座新月を読んでみましたが、今日はカードでも見て行きたいと思います。

ここのところの星模様を見ていると、どうも宇宙から応援の力がたくさん降り注いでいる気がしてならず、今回は宇宙力全開のカードに登場してもらいました。

ギャラクティック・ルーツ・カードという、リサ・ロイヤルさんというチャネラーの方が作られたカードです。その名の通り銀河的なルーツや、銀河的なメッセージを届けるためのカードです。

それに、人間を表すタロットやガイド的なオラクルカードを一緒に用いています。(ライダー・ウェイト・スミス・タロットと、ワーク・ユア・ライトです)

ギャラクティックさん、私自身まだ購入して間もないのですが、自分用のリーディングに使ったところ、めちゃくちゃどんぴしゃな事を言ってくれるので、ぜひ今回使いたいと思いました!

注意事項としては、選んだカードの星系が必ずあなたのルーツという意味ではありません。直接的なことではなく、今カードが伝えたいメッセージだという事に着目してくださいね。

前回の記事でちらっとお話したのですが、「魂の青写真を地球上の地図に当てはめる」というテーマについて読んでいきたいと思います。

乙女座新月カードリーディング【魂の青写真を地球上の地図に当てはめる】

今回は5つのドアを用意しました。

ちなみにカードを使うかどうか決めるときに、飛び出てきたのが真ん中上のカードです。「家族を受け入れる」とのこと。めっちゃ受け入れてくれてます。がんばるよ!と言ってくれてる感。

カードを選ぶときのコツは、直観で選ぶ♪ これにつきます。

思考を働かせないこと。インスピレーションを大切にしてみてください。気になるものがいくつあっても構いません。個人セッションではないので、自分に当てはまるメッセージが、いくつかのカードに散らばっている事もあるでしょう。

まったくピンと来なかったら、見てもよし、見なくてもよし(笑)

それでは、気になるドアを見つけたら、どうぞ開いてみてください。左から1、2,3,4,5としましたので、決まりましたら下の方へスクロールしてください。

レッツらどーん!





1番のカードを選んだ方へ

ギャラクティック・ルーツ・カードより

57 信頼して飛び込む オリオン 現在


二極化された地球という星で、私たちは物事を善と悪に分けたり、正と誤に分けたり、富と貧に分けたり、男と女に分かれたりしています。私たちの社会は何と多くの、二分化されたものに囲まれていることでしょうか。

けれど私たち自身の胸のうちを覗いてみると、光があれば影があるように、必ず二極のどちらもが存在していることに気がつくはずです。

自らの内に住む、どちらか一方を消してしまおうとするならば、心はどんどん窮屈になり、いつかは崖の淵に立っているような危うさを孕んでしまいます。心の内の影を消すことばかりを考えていると、いつしかバランスを失いその「不可能さ」に失望してしまうかもしれません。

タロットで出ている崖っぷちでひとり立ち向かう男は、何を恐れてこんなにも戦っているのでしょう。

大切なのは、光も闇もどちらも遍く自分であるのだと、受け入れることです。

スピリチュアルな観点では、統合こそが目指す道であるとよく言われます。

二極化された世界は、もしかしたら自分で作り上げているものなのかもしれません。陰と陽を融合させていくこと。それは長らく地球に慣れ親しんだ魂であるほど、未知なる恐怖に映るでしょう。

でも、四本の柱の向こうで二人の人物が歓迎しています。

古来より、世界は4つのエレメントでできていると言われます。占星術でいう、火・地・風・水です。火は直観、地は感覚、風は思考、水は感情。これらをバランスよく使い、自らの内にある二極を融合させることを、今回このカードは意味しているようです。

未知の世界は恐ろしいものです。でも、信頼して飛び込んでみて、とカードは訴えています。

たくましくて楽観的で、情熱あふれるインスピレーションに長けた女性が、あなたを導いているようです。この人は実際にいる人なのか、それともガイド的な存在なのかはわかりませんが、ちゃんと見守ってくれている存在がいるようです。

オラクルカードでも、あなたの道を信じてくださいと出ています。

現実の世界で、今あなたが飛び込むかどうか迷っている状況がありますか?

時には、怖ければ怖いほど、それは飛び込むべき道なのだとカードは言っています。あなたの直観を信じてトライしてみてください。

また、右下のオラクルカードは、地球の守護者たちを表します。描かれている守護者たちには、羽が生えています。羽根は、どちらか一方が欠けたら飛ぶことができません。地球は、私たちがいつか統合の道へ向かうことを応援してくれているのだと思います。

もし、あなたが銀河的ルーツに興味があるのなら、オリオンについて調べてみると発見があるかもしれません。



2番のカードを選んだ方へ

ギャラクティック・ルーツ・カードより

17 自分を追い込む 琴座 現在


生きていると、時には自分をとことん追い込んで何かを成し遂げなければいけないタイミングがあります。もしかしたら2番を選んだ方は、今そんな状況にあるのか、もしくは過去か未来にそんな状況があるのかもしれません。

突破口を開くためには、必要とされる能力です。

しかし、その状態を常に続けていると、体も心も臨界点を越えてしまって倒れてしまいます。どうか体を休めてください。そして、心を大切にしてあげてください。

右側のカードはインナー・テンプルと書かれています。

かつてイエス・キリストは、自分のことを神殿だと言ったそうです。私たちの肉体も魂も、聖なる神殿なのだということでしょう。

つまり、私たちは常に自身の内に聖なるものと繋がる領域を持っているのです。聖なるもの、それを神と言い表すのか、宇宙の法則と言い表すのか、それとも大いなる知性と言うのか、それは人それぞれだと思います。

でも、だからこそ、私たちは自分自身を大切にしなくてはいけないのです。高次へと繋がる扉は、私たち自身の内にあるのですから。

己をおろそかにするということは、実はそれもカルマのひとつなのだと思います。あなたを存分に愛してあげること。そうすることで魂の鎖がひとつ外れるような、そんな気がします。

そして、タロットでは二人の男女がカップを交換しあっています。

あなたのまわりに、いつも一人で抱え込みすぎるあなたを心配している人がいるのではないでしょうか。

怖がらずに、彼らと感情を交わしてみてください。

悲しみも、苦しみも、人と分かち合うことで乗り越えられることだってあるのです。そうしたら、乗り越えたときの喜びも倍以上になるはずです。

人は一人では生きていけません。そして、自分も相手も同じ地球に住まう仲間であり、同胞です。与えることは、与えられること。自分を慈しむことは、実は相手を慈しむことと繋がっているのかもしれません。




3番のカードを選んだ方へ

ギャラクティック・ルーツ・カードより

44 秘密主義 シリウス 過去


人は誰でもひとつくらい、秘密を持っているでしょう。

それが自分の楽しみのためのささやかな秘密であれば、生活のスパイスになるかもしれません。

しかし、例えば子供が道を歩いているときに、小石が落ちていたとします。母親は急いでそれを取り除き、子供はそんなことを知らずにつまづく事もなく歩いていきます。また小石が登場します。母親は再び急いで取り除きます。そんなことを繰り返しているうちに、子供の目の前に大きな石が現れます。母親は大きすぎて取り除くことができません。子供は、今まで石なんてなかったものだから、こんなときにどうすればいいのかわかりません。

秘密裏に誰かのために行動することが、その人のためになるのかどうかはわかりません。もしかしたら、物事に対処するための経験を、奪ってしまうことだってあるのだと思います。

人は他者を救うことはできないのだと、このカードは伝えています。

きっと、真にその人を救うのは、その人自身なのです。

でも私たちは、言葉を交わし合うことができます。行動して、その背中を誰かに見せることだってできます。私自身、身につまされる思いでこのカードのメッセージを読みました。大切なのは、他者を変えようと意図することではなく、光を体現することなのだと思います。

もうひとつのメッセージは、抱えている秘密を見つめ直すこと。

それは本当に秘密にしておくべきことなのか? もし秘密にしておくことに違和感があるならば、いつかどこかで開示するべきなのではないだろうか?

スピリチュアルなことを求めて生きていることを、秘密にしている人も多いと思います。以前布教をしている方に、「人は何故生きているのだと思いますか?」と問われて戸惑った覚えがあります。私たちが生きているこの世界について、根源的なことを言葉にすることは時に危うさをもちます。言葉には、その人その人によってとらえ方の違いがあるので、あらぬ誤解を生むこともあると思うのです。

もしそんな言葉にできない秘密をお持ちなのなら、少しずつ行動で周りに示していけばいいのではないでしょうか。

ロウソクの火をうつし合うように、光を体現する人は、その火を自然と周りに分けているのだと思います。

オープンに行動していけば、自然と周囲の人々も明るくなる。

そんな印象を持ちました。




4番のカードを選んだ方へ

ギャラクティック・ルーツ・カードより

78 「一なる」存在を見る 地球 未来

99 鏡像 ゼータ・レティクル 未来


私たちは変化を恐れる生き物です。

恒常性というものが私たちの体には埋め込まれていて、ひとつの状態に定着すると、そこから抜け出そうとしてもいつの間にか元の位置に戻っているのです。

しかし、変化のときはやってきます。時間は流れるし、いつまでも同じ状態のものはありえません。変化しないというのは、幻想なのかもしれません。

このカードを選んだ方は、もしかしたら変化の真っ最中なのでしょうか。

変わることは、恐怖をもたらします。しかし、その恐怖をじっと見つめることで、自分がどう変わるべきなのかが見えてくると思うのです。

例えば、水が怖い人がいたとします。その人は、なぜ水が怖いのでしょうか。単に泳げないからかもしれません。それとも、幼い頃に水におぼれたようなことがあったのかもしれません。泳げないのならば、泳ぐ方法を学ぶことで恐怖は薄らぎます。おぼれた事が恐怖の原因ならば、そのトラウマを癒すことで回復していくかもしれません。

そして恐怖を乗り越えることができたなら、そこには楽しみが待っています。泳ぐことの楽しさを満喫したら、誰かにその楽しさを伝えたくなるでしょう。

傷を癒すことを覚えたなら、誰かの心の傷を癒す手伝いをしたいと思うようになるかもしれません。

恐怖を乗り越えることで、人は成長します。

誰かが恐怖を乗り越えて、その先にある楽しさを誰かに伝播したのなら、その人も恐怖を乗り越える勇気を出せるかもしれません。そうやって人の成長は広がりを見せていくのではないでしょうか。

その成長の先に、二極化された世界を乗り越える鍵があるような気がします。

私たちの世界は二極化された世界です。陰と陽、光と影、善と悪、男と女。そういった分断されてしまったものたちを乗り越えて、統合していくことが魂の目的なのだと思います。

誰の心にも陰と陽があります。そのどちらも、大切な私たちの要素です。どちらが欠けても世界は成立しません。それに気づいたなら、統合へ向けて歩き出せると思います。

78 「一なる」存在を見る、というカードは地球の未来を表しています。一体どのくらい先のことになるかわかりませんが、いつか地球も「一なる」存在とひとつであるという事に気づき、高次の世界に向かうという意味です。

私たちは他者と分断されていると思っています。私とあなたは違う人間で、違うものを見ているのだと思っています。

しかし、魂の目はひとつなのだと、このカードは告げています。

私たち人間の無数の目を通して見ているのは、たったひとつの存在なのだということでしょうか。

それはきっと、人間の言葉で「神」と表されるものなのかもしれません。

その「目」を意識していくようにすることが、豊かな世界を築くことに繋がっていくのだと思いました。




5番のカードを選んだ方へ

ギャラクティック・ルーツ・カードより

12 男性原理 琴座 過去


男性性とは何でしょうか。

物事を構築する力、守る力、論理を組み立てる力だと言われています。

その力をよい方向へ使うならば、物質的にも精神的にも他者を守り、慈しむ社会を作っていけると思います。

しかしそれが、物質的なものを支配しようとする方向へ向かった途端、物事は破綻していきます。

奇しくもタロットカードでもソードのキングが出ています。

ソードは風のスートであり、論理的に力を行使して社会を治めている人を表します。

その隣にオラクルカードで「NO」と出ています。そして、美しい女性が人生を謳歌しているような姿が描かれたカードも出ています。

もし今、あなたが男性的な原理に傾いているとしたら、それを見直すよいチャンスなのかもしれません。

物事には何でも表と裏があり、陰と陽があり、光と影があります。そのどちらも自分を構成する大切な要素であり、ひいては世界を構成する要素です。

誰の中にも男性性と女性性があり、男性性が構築し思考する力であるならば、女性性とは受容して慈しみ育む力です。

私たちは身体のパーツを、多くはふたつずつ与えられています。

目も、耳も、手も足も、ふたつあります。右手と左手、どちらかが欠けたら非常に不便です。右足と左足、どちらかが欠けたら立つことができません。もちろんこれは比喩ですから、現実的には代わりになるものを使って立つことができます。

つまり、この地球という二極化された世界に生まれた以上、どちらの性質もバランスよくとっていくことが大切だということです。

そのバランスを保つ一点を見つけたならば、いつしか見える景色が変わってくるのではないでしょうか。

そこでは、男性性は正しく作用して他者と共存していく世界を作り上げるでしょうし、女性性も正しく作用して自分も他者も等しく受け入れ愛することができるのかもしれません。

オラクルカードは、こうも言っています。

この地球上に天国を作り出す。それはいつか必ず起きるのだと。

スピリチュアルな観点では、二極化された世界を統合すると高次の世界へつながる。つまりアセンション(上昇)すると言われます。ひとりひとりが二極を統一して高次の世界にアクセスするようになれば、もしかしたらいつか本当に地球がアセンションする日も来るのかもしれません。

それはきっと、遠い遠い未来のことなのでしょう。

でも、私たちひとりひとりが自分の中の陰と陽のバランスをとることを心がけることこそが、人が楽しく生きやすくなる世の中を作るのだと、感じました。




リーディングを終えて

ここのところ忙しく中々時間がとれなかったのですが、どうしても今回の乙女座新月でのリーディングをしたいという思いが頭から離れませんでした。

星を見ていると、今このときに伝えたいことというのが出てきます。神秘の星が見つめている中で、地に足を着けた行動を促されている。だとしたらやはりまずは、魂が望むことを探求するのが先だと感じました。

二極化というキーワードがたくさん出てきました。

もし興味を持たれた方は、すべての選択肢を通して読んでいただけたなら、ほとんど同じことを言っているのがわかると思います。私の語彙力のなさも露呈してしまいますが(笑) 

宇宙感が半端ない回でしたね。夢物語みたいでしょうか、銀河のお話って。でも、私は何故だか心がふるえてブルブルしています。

リーディングを始める前に外を歩いていて、「あ、高次とつながるゲートは私の中にあるんだなあ」とふと思い浮かび、涙がぼろぼろこぼれてきたのでした。夜道歩いて空を見上げながら泣いてるとか、不審者ですね(笑)

自分自身にとっても、本当に勉強になる回でした。

宇宙に目を向けたとき、自分自身がどこから来たのか、そしてどこへ行くのかという問題は、ひとつの銀河的ルーツにはおさまりきらないのだと実感しています。互いに複雑に響き合っていて、そして結局は一なる存在に還っていくのであって、そのゲートは私たちひとりひとりの中にあるのだと思います。

思い切り人生を楽しんで、こわいことも乗り越えて、皆と一緒に、今の自分を満喫しよう。

そんなふうに思えるリーディングでした。

今日も読んでくださりありがとうございます。

それではまた!




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