「憧れるのをやめましょう」
今更なんですが、WBC盛り上がりましたね、、、!
今回のWBCではたくさんの名場面があったと思います。
ヌートバー選手のダイビングキャッチ、村上選手の渾身の一打など挙げ始めたらキリがありません。
皆さんのお気に入りはなんでしょうか。私は決勝戦前の大谷選手の言葉が印象に残っています。単純にかっこいいだけでなく、自分の中の闘志や本心を目覚めさせるような言葉です。
「憧れるのをやめましょう」
俺の夢ってなんやっけ?って話
「憧れるのをやめましょう」
この言葉を聞いて、ふと俺の夢ってなんやっけ?と思いました。
幼い頃から海外への憧れ、海外で働くことへの憧れ、英語を使って外国人と対等にコミュニケーションをとることへの憧れがありました。
ただ、以前書いたアメリカ旅の際に同部屋のドイツ人から「英語下手だね」と言われたことが原因で、英語コンプレックスになってしまいました。
それ以降、海外に挑戦すること、例えば外国人の方に積極的に話しかけたり、留学したりすることに億劫になり、チャンスを自ら逃してきました。
そんなこともあり、就活の会社選びも、海外との取引やグローバルに活躍する機会があるという軸をなかなか取り入れられずにいました。
海外で働きたいという夢を見て見ぬふりしていました。
しかし、大谷選手の言葉を聞き、目が覚めました。
海外で仕事したくね?海外駐在したくね?
自分の頭のなかには常に英語を使って仕事をすることへの憧れ、またアメリカでお世話になった親戚の旦那さん(駐在員)のかっこいい姿がありました。
海外駐在行きたくね?
「かっこいい」
この思いって非合理的です。ただ、自分の憧れを叶えること、理想の自分を目指すことに対して合理性は必要なのでしょうか。「かっこいいから」ただそれだけで目指してみてもいいんじゃないでしょうか。
だってまだ若いから。がむしゃらに泥臭く働きたいから。
どういう風に年を取りたいでしょうか。今、私がかっこいいと思う大人は、みんな仕事を楽しんでいる。いやいややっている人に対してかっこいいと思うことはほとんどないです。
どうせ働くならかっこよく働きたいし、おじいちゃんになったときに後悔したくないです。挑戦しなかった後悔よりも、失敗を面白話にしてたくさん話したいです。
結局、私の人生ただのかっこつけなのかもしれないですね。
まあ、それでもいいんじゃないでしょうか。合理性ばかり追求しがちだけれど、その根幹の原動力は「かっこいい」というつかみどころのないフィーリングの問題のような気がします。
やはり自分の中で海外で働くこと、海外と働くことに対する憧れから目を背けることはできません。
「憧れる」をやめる
憧れはいつまでも憧れのまま。憧れていては追いつくことはできない。
そう言われると確かにそうだなと共感しました。
私はこれまでの人生でたくさんの人、モノ、考え方に対して憧れを抱いてきました。しかし、思い返してみると達成できた理想はほとんどありません。
憧れは憧れのまま美化しておきたい。叶えられない目標と認識している。そんな感覚でした。
目標に向かって行動する自分を美化しているのでしょうか。そう考えるとなんかダサいです。
本気で実現しにいく。
憧れを実現する、何なら超えていく。それくらいの気持ちで行動していきます。憧れを追及してきて、何も叶えられなかったからこそ、人一倍自分の理想に対する実現欲求は強いです。
かっこいい自分でいたいから、「憧れる」ことをやめて泥臭く生きていきます。
自分に対する一つの宣言としてこのnoteを書きました。
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