「怒ることだってうまいヤツとヘタなヤツがいる」

重松清 著 「星のかけら」の一節を引用します。

「野球やサッカーと同じように、怒ることだってうまいヤツとヘタなヤツがいる。ぼくは怒ることがヘタで、どうすればきちんと怒れるのか、じつはよくわかっていなくて……野球やサッカーのルールを知らないようなものかもしれない。」

いじめにあっている主人公の男の子の心理描写なのですが、確かにその通りだなと思いました。

そしてこのことは、人に優しくすることや、親切にすること、物事をポジティブに捉えること、挑戦すること、色んなことに当てはまると思います。

私は、人に優しくしたいし、物事はポジティブに捉えたいし、色んなことに挑戦したい。

そういうことを身につけるためにはきっと、すでに出来ている人と時間を共にするのが一番なんだと思う。

たくさんの人と出会って、たくさんの経験をして、昨日よりも素敵な人間になっていきたい。

そう、強く思いました。

ちなみに、一昨日も同じ小説について書いたので貼っておきますね。