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夢日記 (2023/12/10)

 私の学校では、生徒が着席した後、朝の読書の代わりにグラウンドに出ることを約束されている。私の学校には元々朝の読書などはなかったが、最近新たに出来た決まりらしい。

 グラウンドに出ると、ボールが生徒3人に1人の割合で与えられる。そのボールを使って好きな遊びをやれ、ということだろうか。
 私はスポーツが全く好きではないし、そもそもスポーツをするような相手もいないので、いつもその時間はただそこら辺を彷徨いたり、石を拾って地面に絵を描いたりしている。せめて読書でもしたいとも思う。

 あるとき、私はグラウンドの西側に歩いていったところ、植えられている木々の中に中型犬程の大きさのブタがいた。撫でてみた。毛は硬かった。
 そしてそのブタはしばらくしてから、いきなり叫ぶように鳴いたので、私は逃げた。



 昼休みとなり、私は教室に戻ろうと思った。戻るべき教室を見つけた。引き戸を開けて、一旦自分の席に着いて教室の様子を見回すと、知らない顔ばかりだった。教室を間違えたのである。周囲の人間が自分を好奇の目で覗き込む。
 私は教室を出た。すると近くにクラスメイト2人が通りかかったので、彼女らに着いていくことにした。

 彼女らは手に台本の様なものを持っていて、それをよく見れば、「ねこぢる劇場」の台本であるとすぐに解った。ていうか、にゃっ太の「う゛ーに゛ゃ゛ー」という台詞(というか鳴き声)を、彼女らはどうやって発音するのだろうか。
 そんなくだらないことを考えているうちに、気付けば私はショッピングモールにいた。そこは空港のように清潔で、通路は学校の廊下くらいの幅であった。
 丁度曲がり角の右の方向にどんぐり共和国のような店があった。店頭にはぬいぐるみが陳列されていたが、その3分の1程はメイとネコバスで、残りはにゃー子とブタだった。さらには、その店を左に曲がると、「ねこぢる展」の看板があった。
 それらを見ながら私は、「今が学校の時間じゃなければ、もう少しこの空間を眺められただろうに」と心の中で嘆いた。


 自動ドアをくぐり抜けて、外に出た。あちこちに店が並んであった。人工芝の周りに店が並ぶ様子は、自分が昔行ったアウトレットを彷彿とさせる。
 その突き当たりを右に曲がったところに、奇妙な通路があった。それは左右で2つあった。右側の通路は、斜面が急でほぼ直角に近いスロープで、左側の通路は、やや速いエスカレーターになっていた。
 先のクラスメイト2人は、どうやってこの通路を登るべきか、と聞いてきたが、私は答えることが出来なかった。自分の教室に戻るという目的を忘れたからである。

 とりあえず、比較的簡単なエスカレーターを選んだ。足をエスカレーターに着けた瞬間、急いで駆け上がった。それも、エスカレーターは最初、自分の進行方向と同じ方向へ動くが、途中で回転方向が変わり、進行方向と逆向きになるためだ。

要は、上の図のように、2つの方向の異なるエスカレーターが繋がっているという感じだ。つまり、これらの間に挟まってしまえば命はない。まず足が巻き込まれて、最終的に全身がミンチと化すのみである。
 ようやくエスカレーターを登り終えた。周りを見渡せば3m程上にいて、その向こう側には公園のようなものが見える。

 しばらくして、自分の左足に違和感を覚え、よく見ると中指にカタツムリが吸い付いていた。すぐに殻を摘んで取り払った。
 そして更に、人差し指にも痒みがあったので、見ると変な虫が張り付いていた。それは黄土色の蚊のような見た目で、腹の部分は蟻のように尖っていた。その虫が動く度に、通った部分が痒くなっていく。
 私はその虫を追い払いたかったのだが、もしこの虫を攻撃すれば何をされるか分からないので、なんとか虫がどこかに飛んで行ってくれるようにいろいろと健闘している内に、目が覚めてしまった。

 


おはようございます。ここまで読んでくださってありがとうございました。
この文章だけでは分かりづらかったと思うので、教室間違えた~エスカレーターの下りをマッピングしてみました。

最近、色んなとこのコメント欄で

Psychologist: "All dreams have a meaning"
My dreams:

ていうのをよく見かけるんですけど、実際のところ夢に意味とかあるもんなんですかね?

このサイトで調べてみたんですが、あまりよく分かりませんでした。夢占いガチ勢の方がいましたら是非教えてください。

~完~

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