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白露の詩。

ハイスピード

フィクションだった、四季

みぞおちまで、

波が寄せる

ただ一つの祈り (ひかり) 

目を閉じるとラメが煌めく

やわらかなかたち、している

痛くない触れ方で

ここに

なんにでもなれた、から

遠吠えをする

手を待つ花の並ぶ店先

どこへだって

飛んでしまえる軽さで

風になって

ひかる。ひかる。

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