見出し画像

残照の詩。

切り貼りした景色に手をつけて

塗る水の色は極彩

筆先で描く瞳が見つめる

夕陽に沈んだ春が凪いだ

ここで手を広げて待っている

笑う、声がした

過去になっていくすべてを

ちゃんと忘れる

旅の果てでまた、それまでの

ことを知らない

僕らの祈りも空へと還す日へ

もしよければ、サポートをお願いします。 頂いた支援は製作費など、今後の活動に使わせて頂きます。