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韓国のブルベ事情

①韓国でのブルベ運営

韓国では複数の団体があるわけではなく1つの団体のみですその中で7つの地域担当(ソウル、広州、大邱、釜山、天安、唐津、大田)がそれぞれの担当の地域をコースを作っている状態です。コリアランドヌールのホームページ通常のBRMに加えてパーマネントSR600もあります。
チェックポイントではレシートを証明にすることはありません。このため多くのチャックポイントには時間制限が設けられていないことが多いです。大体の場合は自撮りまたは自転車+場所の写真です。それを後で見せることになります。SR600やパーマネントの場合はカカオトークで主催に送付したタイムスタンプになります。SR600は申込後から出走までにブルベカードが間に合えばよく1週間前でも出走できることは多いですし、あらかじめ出走日時は伝えなくても良いです。出走後はチェックポイントの写真を撮影しながら送付していきます。圏外になると送付できない事もありますが移動してから送付しましょう
(携帯電波状態はKT >SKT >>LG U+なのでSIMを買うときは注意だ。)
2週間ぐらいであればahamoで使えるので十分です。

コースが確定したらこの画面にリンクが追加される

②登録方法

海外からの参加も可能です。
まずはこちらからメールアドレスを登録しましょう。
登録すると会員番号が付与されます。
この番号はSR認定などに使われる番号なので忘れないようにしましょう。

会員登録・ログイン画面

③参加方法

会員番号とメールアドレスを入力してログインします。
目安として1ヶ月前から3日前までのイベントがエントリー可能となっています。
参加可能なイベントには参加するボタンがありクリックをします。
15分程度すると登録メールアドレスに振込先と金額が届きます。
同様にパーマネントやSR600なども同様に行います。
韓国の銀行に国際送金できる口座を持っているのか?という課題に突き当たります。
国際送金サービスを使うか、友人代行してもらいましょう

申し込みできるものについては申し込みボタンが追加される。早いもの勝ちだ。

④ブルベ開催時期

開催時期は季節に合わせて2月下旬から10月になります。
寒くて凍結する期間11月から2月3周目まではお休みです。
11月上旬でも寒い日はマイナス5度になるし、12月下旬から1月上旬が最も寒くマイナス8度前後です。このときに寒波が来ると更に10度ほど下がってしまいど冬登山装備をしても厳しいです。
マイナス12度を下回る状態では200km以上を走るのはホッカイロも負けるし雪山のヘルメットでも厳しくなってくるので体温維持が厳しいので乗れる環境ではないことを体感しました。実際サイクリングロードも自転車は殆ど見かけません。
漢江は凍りついてMTBで走行する人が現れるぐらいです。
また夏の暑い時期も開催がありません。(여 름 방 학)6月中旬から9月の間です。夏は日本よりもむし熱くはないのですが日差しがきつくコンクリート反射や石の多い地域は40度になることもあり暑いです。
パーマネントやSR600はいつでも走ることができますが冬季通行止めに関しては事前に確認しておく必要があります。

開催ブルベはこの1ページに集約されている

⑤参加準備

ブルベに参加してみましょう。
申請可能ブルベ一覧表に参加するリンクがあるのでそこから参加要項を見ます。
Google DriveにルートデータのGPXやPCのデータを纏めた資料があります。
しかしQUE シートはありません。ご自分で作成しましょう。
GPXのデータが主でQUE シート副扱いですね。日本とは逆なのです。
実際にQUEシートは作っている人はいますがHisenseの電子インクスマホで表示させている等で日本のようにラミネートしている方は見かけませんでした。RWGの有償サービスで作成してもいいかと思います。
提供されるGPXデータを確認するとCPハングル名でポイント数も10000ポイントを超えていることが多いのです。
eTrex30で利用する人は注意が必要です。Edgeでも2万ポイントを超えるナビゲーションはログ保存エラーの原因になるので分割するかポイントを減らしておきましょう。
ポイント数を330さんのツールで減らしておいたりCP前ファイル名を編集しておかないと無記名のままになります。
韓国ではeTrex30ユーザーがいないので、この点は考慮されていないのです。
CP場所までの距離をEdge画面に表示させて置きたいときはこちらのページのツールで一括で記入しましょう。Edgeを ページ送りしたときに距離確認できて便利です。

コントロールポイントの指示
ルートマップ
配布されるGPXデータの例

⑥参加当日

自転車
ライト
反射ベスト
アンクルバンド(これは日本になりですね忘れないように)
ベル
ヘルメット
権利放棄書
を持ってブルベスタート会場に向かいましょう。
大体の場合は駐車スペースはないので市役所や運動公園に停めるか、公共交通機関で向かいましょう。

権利放棄書

⑦公共交通機関の使い方

公共交通機関は日本よりも同じ距離の換算で6割ぐらい安いと思います。

KTX(SRT) 日本での新幹線

ソウル〜釜山間はKTXで5000円程度 日本の新幹線は東京大阪で13300円なので比べると安いです。輪行袋は必須です。
予約はアプリか、WEBで行います。3日前には売り切れますから注意が必要です。
SRTはKTXの新線でカンナムの東側を経由する地下新幹線ですがまだソウルまで繋がっていません。スソ止まりです。SRTは韓国国民鉄道の略です。

KTX路線図
KTX車両

地下鉄(首都圏広域鉄道)

地下鉄は土日であれば先頭車に輪行袋に入れなくても持ち込みが可能です。
入場にはT-Moneyカードをコンビニで購入してチャージして乗りましょう。
不便ですね。大体の人はモバイルT-Moneyで使っています。

地図での位置の鉄路線図

広域バス(市外バス)

これは主にソウルから郊外地域に走っている純高速バスに該当します。距離的には60km以内。普通のバス停の発着で4桁番号が使われています。
輪行袋は必須です。
日本で言えば新宿バスタみたいなのが高速バスターミナルとして存在しています。こちらも乗る方法はT-Moneyカード、料金は500円程度。

広域バスの範囲

高速バス(県外バス)

これは主に100km以上の数万人都市へ向かう路線で使われています。
輪行袋不要でバスの下に自転車を入れることができます。
このため使う人はそれなりに多いのです。
しかも人気のある都市では20分に1本の頻度で発車しており鉄道より本数が多いです。料金も安く2000円程度
ただし始発と終発が早めに終わる傾向がある。9-19時など。
予約はここから

タクシー

タクシーは黒色の模範タクシー、銀色の個人タクシー、黄色のカカオタクシーなどがあります。黒色だけは空港送迎など50kmぐらいの用途向け単価も高くてなかなか乗ることはできないので注意です。銀色のタクシーて韓国国旗のアピールの高いタクシーは乗車拒否されることもあるので注意しましょう。
カカオタクシーをアプリで事前支払いして乗るのがとてもお手軽です。
ただし電話がかかってくることがあるので覚悟を。

⑧参加

待ちに待った当日の朝参加です。
人数が多いブルベに関してはウェーブ出発になることが多いです
事前にグループ分けはされておらず、その日の朝の早い者の勝ちです。車検のときに時刻を言いましょう。
日本と比べるとラフな感じで出発していく感じがあります。

集団走行

日本よりも集団走行の傾向がブルベの中でもかなり高く、7割近くは集団で走行しているように思えます。そのためか日本でのショップ練習かな?というような感じの強度で走行している場合があり、ちょっと速いなと感じることが多いでしょう。
またサイクリングロードでの走行速度もそこそこはやいので特に追い越し時には相手に3秒以上の間を残すように余裕を持って追い越しましょう。
1列に拘る必要はなく2列で集団で走行しても構いませんが車が来たら避けましょう。

交通法規

日本とは走行帯が逆で右側通行です。
また常時右折可なので信号が赤でも右折できます
直進で待つときに邪魔にならない場所で待ちましょう
ラウンドアバウトも左回りになります。
内部にいる人が優先ではありますが強引に被せてくる車もいるので相手が止まらなかったらぶつかるタイミング、デッドクロスを避けるを心がけて運転しましょう。

食事

食事は主に食堂で摂ることになります。
コンビニでは水分補給に限ることが多いです。
これはお弁当などのお惣菜があまり置いていなくておにぎりとキンパしかないので参加者全員に行き渡らないことも多いためです。

チェックポイントでの記録

チェックポイントでの記録は
主催の設置したスタンプ
公園にある公共のスタンプ
その場所の目標と自分または自転車の写真撮影
有人チェック

ゴール後

ゴール後はブルベカードと写真を確認してチェックを行います。
主催からメダルを買うときは15000wonか20000wonと少し高いです
年の終わり12月頭にブルベカードが送られてきます。
お楽しみに。

SR申請

韓国でSRを取得するとスーパーランドナスの文字が追加され
WEBページで申請ボタンが現れます。
申請を押して1won振り込んでおけばSRメダルが貰えます。

2023年の結果の一番上に文字が追加された。

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