見出し画像

人見知り新入社員が”自己開示のフレームワーク”で心を開いた話🌱

自己開示、得意ですか?

誰だって、初対面の相手に自己開示をするのは緊張してしまうもの。

例えば、入社や異動などで新しいチームに配属されたとき。部署を跨いだ新しいプロジェクトが始まったとき。

チームメンバーや、プロジェクトメンバーのことをもっと知りたいし、自分のことも知って欲しいけれど、なかなかお互い自分のことを伝えられない場面ってありませんか?

わたし自身も、初対面の相手に自分のことを話すのにはまだまだ苦手意識があります…!

そんな人見知り新入社員の私ですが、入社してから何度か自己開示のフレームワークを行う機会がありました。

これなら私も自分のことを伝えられる!と感じたので、今回は、私が実際に行った自己開示のフレームワークを2つご紹介します!

・メンバーともっと価値観を共有したい
・自己開示に苦手意識がある

という方に、ぜひ読んでいただけたらと思います🌷

自らのトリセツを語れ!【西野カナ会】

1つ目のフレームワークを行なったのは、新卒研修を終えて、現場配属を迎えたときのこと。

チームに配属された新卒はただ一人。どんな人とこれから働いていくんだろう?とドキドキしながらの配属でした。

そんなとき、チームの先輩方が開いてくれた自己開示mtg、それが通称【西野カナ会】。トリセツ、つまり自分の取扱説明書を語る会でした。

■ 西野カナ会の進め方

用意するものは、PowerPoint。

商品説明(強み弱み、活用方法など)、取り扱い注意(これをされるとNGなこと)、この商品「私」の歴史(自分史の紹介)と言った項目を埋めて、発表します。

実際に西野カナ会を行った時の資料が残っていたので、イメージとして貼っておきます。

▽ トリセツ

画像1

■ 西野カナ会をやってみて

まず、こういう場を設けてくださったこと自体が嬉しい!と感じました。

新卒の自分のことを知りたい、またチームメンバーのことをより知ってもらえるようにと、こういう場を設けてくださったことで、とても暖かく迎え入れてくださっているな〜と感じたのを覚えています。

また、それぞれの価値観や人となりがわかったことで、安心感も増しました。

先輩方がそれぞれどういうことを得意としているかを知ることができたので、誰をどんな時に頼ったらいいのかがわかり、後々仕事を進める上でとても助かりました。

プロジェクトを円滑に進めよう【Wind &Anchor】

2つ目のフレームワークを行なったのは、新卒メンバーがランダムに選ばれてチームとなり、新規事業を立案しプレゼンする演習を行ったときのこと。

デザイナー、エンジニア、ゲームプランナー、ビジネス職と職種もばらばら、配属の子会社もばらばらのチームメンバーでした。

そこで行なったのが、【Wind&Anchor】というフレームワーク。

■ Wind&Anchorの進め方

用意するものは、付箋とペン。

仕事をするうえでの望ましい環境(Wind)と、仕事をする上で望ましくない環境(Anchor)を付箋に書き出していきます。付箋1つにつき、ひとつずつ書き出します。

最後にその紙を並べて、ディスカッションします。

Wind&Anchorをやってみて

演習前にそれぞれの価値観を共有できたことは、その後の演習を進める中でとても効果的だったと感じています。

わざわざ口にするまでもない、小さなこだわりってありませんか?例えば、朝の方が集中できる、夜の方が集中できる…などです。

そんな何てことない小さなこだわりも、このフレームワークなら共有することができます。

あの人は朝が苦手だから、集まるのは夜にしよう…そんな小さな気遣いができるだけでも、チームの雰囲気って変わると思うんです。

このフレームワークのお陰もあってか、私たちのチームはすごく平和で、いつも建設的な話し合いができていました。演習は難易度が高く大変でしたが、大変な時もチームの雰囲気はとても良かったです。

このフレームワークは、事前準備が必要なく、15分程度の短い時間でできます。PJ開始時のアイスブレイクにもぴったりですよ!

さいごに

新しいチームで何かを始めるとき、これらのようなフレームワークを使えば、よりお互いを知ることができます。

お互いの価値観や個性を知っていればいるほど、円滑に仕事を進めることができるはず。ぜひ活用してみてくださいね。

最後に、このnoteはAteam Brides Inc. Advent Calendar 2020の15日目の記事です。明日の担当は@mamitasoさん。お楽しみに!