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大好きなドクペが米市場で2位になった: ジャンクなドリンクの現状と未来

2024年6~7月頃に、1位コカ・コーラ2位ペプシコーラの炭酸清涼飲料市場で、ドクターペッパーが追い上げて2位とほぼ同率もしくはそれを少し上回るシェアを見せたらしい。

ドクターペッパーファンとしては嬉しいニュースだ。沖縄ではドクターペッパーがスーパーで販売されている。沖縄に住んでいて良かったと思う。よく人工的な味、と文句を言われるけど、それがいい。ルートビアも最高だ。

クラフトコーラが一部で話題となる中、私はコーラ系飲料に求められている要素はバカ感やジャンク感だと考えていた。それは、クラフトコーラやスパイスコーラの持つオーガニック感、ローカル感とは異なるものだ。どちらかと言えば、レッドブルやモンスターのようなエナジードリンクに近い。そもそもコーラはカフェインが入っていて、エナジードリンクの元祖と言ってもいいだろう。

缶に詰められた伊良コーラやクラフトコーラ原液の瓶詰めが高級志向の飲食小売で置かれるようになった。レシピサイトや動画サイトでは、スパイスと柑橘系の果物を使ったオリジナルコーラのレシピが公開された。スパイス販売店にいくと、自家製コーラスパイスセットが販売されている。

しかし、それほど広まらないのは、ジャンク感が不足しているからだと思う。

色々飲んだし、自分でも作ってみたけど、やはりドクターペッパーが美味い。なんなら、アメリカに留学していたときに飲んだペプシコーラのワイルドチェリー味が一番美味い。その次にドクターペッパー、3位がコカ・コーラのチェリーコーラだ。 

コカ・コーラは以前からジャンク需要に気づいていたようで、日本以外の一部の国では、チェリーコーラとバニラコーラは定番ラインナップだ。2つを合わせたチェリーバニラコーラまで販売されているらしい。チェリーコーラとバニラコーラは、沖縄の米軍基地のイベントやある特定の自販機で購入出来るので既に飲んだ。

ちなみにその自販機は与那原町にある。チェリーコーラがある自販機を探し回ったのは私くらいだろう。

アメリカではドクターペッパーのクリーミーココナッツ味、ストロベリークリーム味が販売されたらしい。さすが、求められているジャンク感に的確に答えている。

とはいえ当てはまらない例もある。2022年か2023年にペプシが販売したブラックチェリーチョコレートグミフレーバーはそこまで売れなかったのか、ドンキで大量に安売りされていた。あれほどジャンクな名前と見た目だったのに。沖縄ではスーパーで販売されていなかった商品だったので、大喜びで大量に購入した。名前はド派手だが、味は普通のチェリーコーラだ。

今は無糖の炭酸水ブームでもある。私も糖が怖いから、シュワシュワが欲しくなったら無糖の炭酸水を飲んでいる。しかしたまに、コーラやドクペを飲みたくなる。ほぼ飲むことはないが、もしも飲むなら人工甘味料のゼロカロリーではなく、砂糖が入ったやつを飲む。そちらのほうが美味しいからだ。

この無糖炭酸水ヘルシーブームの次はまた、ジャンクな炭酸飲料ブームが日本にも来るのかもしれない。

ちなみにドクペ好きになったきっかけは、大学時代、2時間位ある授業の最中、ある学生が3缶も開けていて、そんなにうまいのかと試しに飲んでみたこと。

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