反抗し続けた学生時代

僕は、ずっと親に反抗し続ける子供でした。勉強したくないのに塾に行かされる。テレビを見たいのにテレビを見るなと言われる。風呂に入りたくないのに風呂に入れと言われる。ゲームをしたいのにゲームをするなと言われる。起きたくないのに起きろと言われる。

本気で毎日毎日嫌だと思い、反抗していました。自分の感情を制御される事が、何よりも嫌だったんだと思います。全く理解できないし、なぜそう言うんだろうとずっと疑問でした。周りの友達を見ているとなんでうまく順応でいているのに、自分はそうではないんだろうと卑屈になっていました。当時は弱い自分だったと思います。

26歳の今になって思い返してみると、それは自分にとって必要な感情で、自分の人生を正しい道へと導く為の重要な経験だったんだと思います。

勉強したいから勉強する。テレビを見たいからテレビを見る。お風呂に入りたいからお風呂に入る。ゲームをしたいからゲームをする。起きたいから起きる。なぜ自分はそれをするのか理解したとき、人は言われなくてもやり始めます。そして、そうあるべきだと思います。

本気になって自分の信念に向かって行動する時、多くの批判や辛い壁にぶち当たる時が来ると思います。その時に、周りに流されない勇気を自分は持っているという気づきを与えてくれる経験があるという事は大きな支えとなります。

自分を理解して、自分が正しいと信じる道を進む決意をした以上は、周りに流されてはいけません。良いものは良い、好きなものは好き、嫌なものは嫌だとはっきりと言える人間であるべきだと思います。

こういった人格を築き上げる上で、必要な経験だったんだと思います。

その意味で、両親には感謝しかありません。

いつも本当にありがとうございます。

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