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[221103]

☀。木曜日🚩(文化の日)。日中,20℃を越えていたのでは。

■久しぶりに朝散歩👞。先週末,奥日光で十分に紅葉狩り🍁を愉しんだが,東京でも紅葉が始まり,緑と黄と赤のバリエーションが綺麗。昨日,駒場キャンパスの銀杏も同様に綺麗だった。外国人教師とおぼしき人が,キャンパスのベンチで,珈琲を片手に銀杏に見とれていたのもよく分かる。

■午前,自分の時間。小さな書評✏️,校正して印刷し,もう一回読んで小さな修正をしてから添付で送付。10日ほど締切より前に原稿を送るという快挙。

■午後,業務📤や授業準備📒。

■ 🎼 アンドレイ・ボレイコ指揮・南西ドイツ放送交響楽団のショスタコーヴィチ交響曲第4番を聴く。不協和音のクラスターの響かせ方が秀逸。ごつごつした石の巨大な塊のよう。また,対旋律の響かせ方が上手で,複線の流れがよく分かる。その代わり,場面場面で急展開するような楽想の移ろいやすさの魅力を減らすことになるが,マイナスにはなっていない。これが特に活きてくるのが終楽章で,よく言われるようなマーラー的楽想の移り変わりというよりは,クライマックスへと求心的に進んでいく感じとなる(例えば,練習番号216過ぎのファゴットやとチェロなど。ffを強調する演奏が多いなか,mfとffとの違いが小さい)。管楽器の室内楽曲的な絡み合いも絶妙。こうした求心力に支えながら,ラストの〈臨終の音楽〉(にしか私には思えない。ハープとコントラバス,のちのティンパニの音型は鼓動以外の何物でもなく,チェレスタの上昇音型は旅立ち=死への運動だろう。その最後の二音は最後の呼吸だ)が不可避的に,静謐に導かれていく。

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©渡邊日日

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