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[240613]

☁→☀,木曜日。今日は自室勤務日。

❡ 寝坊。どうも疲れがとりにくい。やはり体力が落ちたのか。無理はしない,できない。

❡ 業務📤・授業準備に少しの自分時間。

❡ 写真(📷)は最近買った時計⏱(左)。鳥の鳴き声の目覚まし。今までは犬の鳴き声の(右)を愛用していた。鳥のほうはいろいろな鳴き声が入っていて,気分によって変えることができるのが良さそう。犬(「ばうばう」と言及している)のほうも,壊れているわけではないので,併用する予定。二刀流で今後遅刻が減る(はず)。

「新修士課程1年の方への私的助言」に続いて,指導学生用に改めて書き記したのでこちらでも披露。

読書ノート🗒を忘れずに

1)論文1本に関して,まずは1枚のカードを用意してください。別にカード(よくいう「京大式カード」)でなくても良いのですが,「一つの主張」と物理的に把握できれば良いです。アプリなどを使って電子的に作業しても良いのですが,「全量視覚化」というのが重要なので,物理的に,触覚的にノートが作られるとより良いです。私自身,最近は両方で作っています(コンピューターに記録して,それをカード風に印刷しています)。

2)一枚のカードにつき一つのトピックで,必ず「二部構成+アルファ」を考えてください。ふたつにスペースを分けて書かなければならないというわけではありません。ポイントは,まずは著者の主張を,著者に沿って,できるだけ客観的にまとめてください。そこにはできるだけ私見をいれないこと。論文であれば著者自ら書いた要旨を,著書であれば序論と結論を丁寧に読み,そこで使われている言葉を参考にまとめます。一方で,自分が考えたこと・疑問を書きます。この2つの違いは,少なくとも頭のなかではできるだけ明確にしてください。また論文を書くときにも,ここからここまでは著者の意見・主張,ここからは自分の見解,と読者に分かるように気をつけてください。「+アルファ」というのは,その後の自分のタスクのことです。もっと深く調べたり,別の文献にあたったりする必要のあることについて,これからすぐに自分がするべき作業を書き記します。その後,別の機会に,できるだけ早いうちに,その作業に取り掛かるようにします。

3)そうして,書き集めたものを読み直したり,トピック別に分類してみたり,グループにまとめたりしてください。論文1本につき数枚から十数枚,本1冊であれば十数枚から数十枚になるでしょう。

4)これを何度も繰り返していくと,だんだん複数のグループが出来上がります。そのグループが,後にまとめる論文の一つの章(節)になります。

以上の方法は,最も基本的・王道的な筋道です。すべてがこういう経過で出来上がっているわけではないでしょうが,研究はこうした地道な,日々の作業の上に成り立っているものです。

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©渡邊日日_368

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