[220319]
☁→雨,11℃。
自室でずっと業務。研究はこれから。
ミニマル・ミュージックは好きで,よく聴くが,フィリップ・グラスのはどうも「暗くて」苦手だった。ただ,映画「ハンバーガー・ヒル」のラスト,泥の丘の攻防戦でかかる彼の曲は,その出口なき執拗な反復が合うと思っていた。最近,グラスの曲が分かる感じがする。グラスの曲には,戦争や暴力の響きが,通奏低音のように絶えず流れているのだろう。彼の両親はユダヤ系リトアニア人の移民で,アメリカに来たホロコースト生き残りの生活支援をしていたという。…ここで念頭に置いているのは,彼の弦楽四重奏やピアノ曲だが。
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©渡邊日日
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