【Nick Drake "Road" 研究】第7回 リフの弾き方 (ii. イントロ~ヴァース1&2)
では、そろそろ本題に入りましょう。
今回はイントロからヴァース1&2(最初の歌の部分)までのギターリフの弾き方を説明していきます。
こちらの記事もぜひ。
riff 1の弾き方を書いています。
イントロ 1/3
※1 アウフタクトで始まります。拍を見失わないように。
※2 この部分は繰り返しの度によく変化します。ここは最後に低音を弾くパターンです。
※3 2拍目裏にアクセントを感じます。他の箇所でもアクセントをつけているので、ミストーンではないでしょう。もしかしたら、このタブ譜とは反対でアクセントをつけた裏の方が4弦2フレットで、右手は親指を使っている可能性も考えられます。(冒頭は音量が小さめなので、3小節目の同じフレーズには記号はつけていませんが、アクセントと音色の変化を微かに感じます)
※4 ※2とは異なっており、最後は4弦開放です。他の箇所ではこのパターンは出て来ません。
イントロ 2/3
riff 2の登場です。(「リフの分類」はこちらを参照)
左手は2拍ごとに6弦と5弦の2フレットを交互に押さえます。
3連符と2拍子の部分があり、リズム面で変化をつけています。
右手は慣れると馴染んできます。マーキングした部分を意識すると、覚えやすいです。
イントロ 3/3
冒頭のriff 1とほぼ同じですが、2か所異なっています。
※5のヴァリエーションは頻出します。
8小節目の最後は導入編と同じ形で、2分音符を伸ばすだけです。
ヴァース 1
歌い出しの部分です。
riff 1のヴァリエーションではありますが、前半がかなり異なっています。正直、コピーしてみて驚きました。
※6 イントロと聴き比べてみましょう。
※7 歌のメロディに対して催眠的な同一音の連打で伴奏します。音を取るのが少し難しいかもしれません。(歌が下手な私は特に。。)
ヴァース 2
※8 ヴァリエーションに注意。後半はメロディに沿った形です。(ほっとしますね 笑)
※9 スタンダードな形と少し異なっています。
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今回は以上です。
わかりにくいところや、間違っているところがあれば教えて頂けると嬉しいです。