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27日目 グリーンズから始めよう

あっという間にユブネが6期目に入った。実は、これまでの日記の最後の一行を全部つなげて読むとユブネからのメッセージになっている。なんてことはもちろんなく、特に華々しいイベントもないので少しユブネのことを振り返ってみたい。(写真はシオコレさんの企画で撮ってもらったものである)

いちばん古いユブネの記憶はなんだろう?山森さんと私の視点では若干違うかも知れないので、ここで書きとめるのはあくまで「東の視点」である。2015年くらいのこと中之島公会堂で開催した「green drinks 関西」の会場で初めて会ったように思う。「green drinks」とはNPO法人グリーンズが運営するソーシャル飲み会で、その回は大阪ガスさんとグリーンズで作っている連載記事と連動して取材先のプレーヤーをゲストトークに迎えていた。山森さんも私もフリーランスで、グリーンズのライターやプロマネとして運営に関わっていた。会場で何を話したかは全く記憶にない。

その後、グリーンズの関西チームで集まることも増え、神戸にいる山森さんと私と当時グリーンズにいた小野くんとで自主事業を始めたらどうだろう?という動きがあった。一度、知り合いの持っている大倉山の空き店舗を見学に行ったこともあった。結局その話は進展せず1年くらいたったとき「やっぱり一緒に何かやってみたいよね」となったのだが、どちらが声をかけてどうやって話が進んだのかこれまた全く記憶がない。

わからない。こういうチャレンジを諦めないのはきっと山森さんの方だ。だからたぶん山森さんから連絡が来たのだと思う。それにしても私は一体何を覚えているんだろうか?というほど設立までの経緯がざっくりしか記憶にないのはどういうことだろう?殴り合いのケンカのあと海の見える坂道を2人で歩いていたときに、「俺たち、まだはじまっちゃいないよな」の一言で設立を決めた、というようなドラマがない。いや、そんなドラマはいらないのだが。こっそり秘密にしておきたくなるようなエピソードくらいはあってもいい。

らんぼうな言い方をすれば、おそらく2ヶ月前にこどもが生まれたばかりで、脳のスペックが追いついていなかったのだろう。法務局への登記にはベビーカーを押して行ったことは覚えている。

いやはや、あれから時はすぎ子供は5歳になり6期目に入った。「企業、まち、社会の体温を1℃上げる」「家の問題をなりわいで解決する」「関わりのグラデーションが多様な社会へ」「情熱から平熱へ」といったことを大切にして今期も進んでいきたい。グリーンズは今でもユブネの実家のような存在だ。ちなみに。今日の日記の段落の頭文字を順番にならべると「あいそわらい」になる。「あいそわらい」でいいから祝ってくれると嬉しいです。ユブネ5周年おめでとう。

20231002

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