自分の芯を知ること
こんにちは、rootデザイナーの赤岩です。
これはroot Advent Calendar 2022のDay21記事です。
年の瀬と言うことで、最近は自身について振り返る機会が多くなってきました。その中でも特に自分の”芯”について関心があり色々考えています。
なので今回は自分の芯について考えようと思ったきっかけや、芯を知ることの大事さなど自分なりに解釈したものをお話できればと思います。
きっかけ
そもそもなぜ自分の芯について考えようと思ったかと言うと、日々生活をしている中で漠然とプライベートと仕事での自分の物事に対するスタンスに矛盾があるのかも?と思ったからです。
2つの人格が自分の中でスイッチしているような感覚で、無意識にモードを切り替えていたことにどことなく違和感を感じたのがきっかけでした。
もちろん仕事とプライベートでは扱う対象や関わる人が違うので自分の芯に矛盾が生じたりするのは当然あるかと思いますが、自分の芯を把握している上でそれを行うのと行わないのとでは日々の自分の行動に対する責任感や相手が感じる印象に大きな差が出てくるのかと思っています。
自分の芯を持つということは、自分の強みや自分らしさを知ることと繋がることだとも思いますし、それを示すことは自分に関わる他の誰かにとっても価値のあるものだと思っています。
私自身、自分の芯がどこにあるのかが暗黙的なまま生活していたり、それが周りの人からみると自分がどんな人間なのかの理解を阻むものなのだと、考えを深めていく中で気づかされました。
長くなりましたが、これらが自分の芯について考えようと思った背景です。
続いては、具体的にプライベートの自分と仕事での自分にどんなギャップが生まれていたかの違和感の正体について話していきたいと思います。
自分の中に潜む違和感の正体
皆さんは、旅行に行く前にはプランや持ち物を念入りに計画する派ですか?
私は最低限のプランは計画しつつ、あとは現地で調整したり現地調達する派です。
なぜそうするのか
今行きたい場所食べたい場所が当日もそうとは限らない
天気の影響で計画が変わることもある
事前に決めるのが億劫(どうせ計画どおりにいかないだろうと思う)
決めないほうが結果的に楽しい
計画通りに行動すると、その場で発見したものに関心を割く時間が取りづらくなる
良い側面
柔軟性があり、自由に動ける
事前に決める時間を省ける
臨機応変さが身につく
予期してなかったことが起こったときの乗り越えスキルが上がる気がする
悪い側面
行きたくても事前に予約などしてないと入場できないケースがある
人数が増えれば増えるほど行動する際のコントロールが大変になる
ややモタモタ感が生まれる(これは人数に比例する)
これらの思考は仕事においても同じことが言えるのでは思いました。
仕事だと何かを行う前にカチッと計画を立ててから動くことが多いですが、どこかやりづらさを感じていました。その正体は自分が仕事外で行っている行動と矛盾していたのが原因でした。
自分には最低限決めるべきことだけを決めてあとはとりあえず手を動かしてみるほうがスタンスとしてあっていたのだと分かりました。
漠然とは理解していたものの、これが自分が持っている芯の部分なんだと理解できたことは自分にとってはとても価値のあるものでした。
最後に
冒頭でも言いましたが、仕事とプライベートでは関わる人や扱う対象が異なるので時には自分の芯やスタンスを曲げる必要もでてくると思います。
ですが大事なのは自分の芯と相手の芯を十分に理解した上で、尊重しあいコミュニケーションをとっていくことなのだと思いました。
今回話した自分の芯はほんの一部分に過ぎないと思うので、これからも自分の芯となるものを探し続けていきたいと思います。
rootでは業務でのコミュニケーションだけでなく、今回話したような内容に関しても親身に一緒に考えてくれるメンバーがたくさんいます。
少しでも興味ある方はぜひ一度ご連絡ください!
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