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[約2万字全文無料、徹底解説]ピジョットコントロールのすべて


4/23  誤字脱字訂正
   質問の多かったルギア対面の追記
   質問の多かったサーナイト対面の追記

全文無料としています。
役に立った、面白いと感じていただけたら、是非、ご購読頂けると嬉しいです。


0章 ご挨拶

こんにちは!
鹿児島や宮崎でポケモンカードを楽しんでおります、ササキハヤト(@wing_hyt7)パパイヤ佐々木と申します。

現在、2024年S4シーズン真っ只中で今週末に新弾の"変幻の仮面"の発売が控えているところですが、ここまで私なりにピジョットコントロールというデッキについて研究を重ねてその内容等をnoteに残したいと思い執筆しました。

「ピジョットコントロールのすべて」という題にありますように、まだコントロールデッキを握ったことが無い人でも考え方や魅力が伝わるように出来る限り細かく記載をしたいと思います。
もちろん、ピジョットコントロールを使用している方でもなにかヒントになればとプレイングを想定して記載したいと思います。
間違っていることがもしかしたらあるかもしれませんが、私なりの現状でのこのデッキの回答ということを予めご承知の上で読んでいただけると幸いです。

今回、4/21にシティリーグS4に出場しましたので、それを元に執筆したいと思います。

1章は2024年4月中旬時点での環境考察
2章はピジョットコントロールを握った理由
3.4章はシティリーグS4での使用デッキレシピと採用不採用理由、また各カードの使い方
5.6章は各対面の有利不利と戦い方
8章はシティリーグS4の結果
9章に最後に 
長くなりますが、以上を記載しています。



1章 2024年4月中旬時点での環境考察

毎週デッキシェアやメタカードの採用が変わる中で4/21のシティリーグ出場にあたり、今回環境考察で重要視したことは2つあります。
第1に4/13.14開催のCL愛知の結果
第2にCL愛知以降のシティリーグの結果
以下、公式より公表されたCL愛知のDAY1、DAY2、TOP16のデッキシェアを添付し考察します。

やはりリザードンデッキが21.3%とダントツTOP

DAY1はロスト軸デッキがルギアデッキを上回るシェアだっとことは予想外ではあったが、その他はHレギュレーション以降(直近のサーナイトデッキの台頭含む)のシェアとしては概ね妥当であった。

リザードンデッキとロスト軸デッキのシェアアップ

DAY2はリザードンとロスト軸デッキがシェアを伸ばしてきたが、その他も含めDAY1から大きな変化はない印象。

見事にバラけたなという印象

TOP16はリザードンデッキが4/16名とトップシェアではあったがシェア全体として偏りの印象は小さく、見事にバラけた環境になっているという印象。広い対面を見れることが大切だとわかるグラフになっている。DAY1、DAY2ともにシェアその他の分布だったカビゴン(ピジョットコントロールも含む)デッキがここで2名入ってきている。

また、画像は省きますが、ポケカ飯[https://pokekameshi.com/]さんのデータより、CL愛知以降〜4/20のシティリーグの結果においてもCL愛知のデッキシェアデータから大きな変化は無く継続していると考察できます。
ただ、デッキシェア自体は変わらないが各デッキの採用カードに変化が著しいと感じました(例えばリザードンデッキだとEUICでも活躍したピジョットビーダル両刀採用、エーススペック枠にアンフェアスタンプの採用が増えた、など)。


2章 ピジョットコントロールを握った理由

今回、4/21にシティリーグS4にピジョットコントロールで出場しました。
このデッキを選択した理由は主に3点あります。

1.大きく不利をとるデッキが少なく全対面を見れる
不利デッキに対しての割り切りは大切ではありますが、私自身の性格上、全対面に対して勝ち筋があるデッキを好むので現環境で1番マッチするのがこのピジョットコントロールということでした。

2.各デッキに勝つための戦術プランがわりかし言語化しやすい
ピジョットコントロールのデッキの性質上、①サイドを取り切るプラン②山札切れ(以降LO)を狙うプランの2パターンの戦術があると思いますが、各デッキ対面で、若干は相手のプレイイングで変わることはあるものの、目指すところがわりかし分かりやすいと思っています。
既出のnoteなどを参考にするのも大事ですが、自分でこのコントロールデッキで勝ち筋を見つけた時の快感は他のデッキには変え難いものがあると思います。

3.採用カード1枚1枚にキチンと納得のいく理由を持たせることが出来た
先ほどの2.の説明にも繋がりますが、各対面に勝つためのプランを考える上で、なぜこのカードが必要なのか、どのタイミングで使用するのか、このカードは本当に必要かということをかなり考えないとこのデッキを有効に使えないと思います。
また私はTCG歴も1年未満と浅いこともあり、このコントロールデッキを持つことでTCG脳を鍛えるといった目的もありました。


3章 シティリーグS4使用デッキレシピ

レアリティが中途半端・・・

ポケモン

カビゴン 2枚
特性「とおせんぼ」により相手のバトルポケモンを逃げられなくさせるカード。
サイド落ちをケアして3枚採用にしようか迷ったが、ヒスイのヘビーボールを2枚採用にしたことや、使い回すことがあってもすごいつりざお1枚と最悪エール団の応援もあるので事足りると判断した。勇気のお守り付きでダメージ耐えて、ボタンもしくはチェレンの気くばりでループする使い方は必ず覚えておく。

バッフロン 1枚
主にリザードン、ロスト軸、カビゴン、ミラー対面で使用する。
わざ「ロストヘッド」はエネが無色3つと重いため起動が難しいが、ついているエネルギーを1枚ロストに送ることが出来るため使うことができれば強力。特にカビゴンやミラー対面では、イーユイexの「ねたみこがす」の打ち合いになるためバッフロンで相手の炎エネルギーをロストに送ることで一方的に「ねたみこがす」を打つことができ、優位に立てることができる。ビワや野党三姉妹でロストスイーパーを落としてから、ヒーローマントを付けたバッフロンが起動できれば強力。
各対面での使い方は後述する。

ポッポ 2枚 ピジョットex 2枚
ピジョットexの特性「マッハサーチ」により毎ターン必要なカードをサーチする。
ピジョットexをいかに早く立てることができるかが勝敗を大きく分けることになる。また序盤に倒されるときついため対面によってヒーローマントやミストエネルギーでのケアは必須なので対面毎に道具やエネルギーをどのポケモンにつけるかは予習しておいた方が良い。
ポッポのわざ「なかまをよぶ」も忘れてはいけない。ボール系が無く、ロトムVを持って来れなかった場合でも「なかまをよぶ」でロトムVとポッポもう1体をベンチに出すという行動は稀にある。

イーユイex 1枚
わざ「ねたみこがす」で相手の山札を上から2枚トラッシュする。
LOプランを取った時の加速や、ミラー対面、イダイナキバLOで使用したり、山札残りのケアが甘い相手にも使えたりする。

かがやくリザードン 1枚
わざ「かえんばく」が相手のサイドの枚数により起動できるタイミングがかわるものの終盤は炎エネルギー1枚で250ダメージと優秀。
基本的にはサイドを取り切るプランでの勝利を目指す場合に使用する。
このレシピではまけんきハチマキを採用していないので、250ダメージが最大火力である。
実は採用を1番悩んだポケモン。アタッカーをレントラー2枚とガチグマアカツキexの1枚にした方が中盤からサイドを取っていけるがサイドに落ちたら使えないので迷った。

ガチグマアカツキex 1枚
わざ「ブラッドムーン」が相手のサイドの枚数により起動できるタイミングがかわるものの少ないエネルギー枚数もしくはエネルギー0で240ダメージと優秀。
サイドを取り切るプランでの勝利を目指す場合はもちろん、相手のエネルギー切れによる勝利プランを目指す場合には釣竿等をビワや野盗三姉妹で落とせた場合は早めにガチグマアカツキexを使用することがある。

ロトムV 1枚
特性「そくせきじゅうでん」による3枚ドローはコントロールデッキにはならなくてはならない存在。
2枚採用の方が初手に手札にある確率も若干ながら上がるので良いかもしれないので要検討。このデッキレシピでは1枚採用のたねポケモンが多く使いたいカードが多いのでヒスイのヘビーボール2枚採用でサイド落ちはケアした。
1ターン目にベンチにロトムVとポッポを展開でき、ペパーで森の封印石+ハイパーボールもしくはふしぎなあめでピジョットexを立てるという動きが出来れば理想的。

レントラー 1枚
特性「みなぎるせんこう」によりサイドを先行されるこのデッキにおいては無条件で場に出すことができるポケモン。リバーサルエネルギーと合わせてワザ「ワイルドボルト」を使う。
リザードン対面での相手のピジョットexを弱点込みでワンパン、パオジアン対面でセグレイブを落とす、ルギア対面でチラチーノやアーケオスを落とす(もちろんルギアも弱点込みでワンパン)、ロストギラティナ対面でもギラティナを2回攻撃して取るなど幅広く使う。
1枚採用だが、サイドに落ちたら回収出来ないので、枠があれば最優先で2枚にしたいカード。

ミミッキュ 1枚
特性「しんぴのまもり」によりV、exから技のダメージを受けないポケモン。
リザードン対面などのアタッカーがexのデッキには早めにミミッキュをバトル場に立てて、ターンをもらいながら妨害したり場を整えたりする。
HPが低いので相手のワザのダメージに応じて勇気のおまもりやヒーローマントでケアする。

クチート 1枚
ワザ「あまいわな」により相手のバトルポケモンを逃げられなくする。
カビゴンで縛っていてもボスの指令で逃げることが出来るが、「あまいわな」では逃げることが出来ないので差別化している。ビワや野盗三姉妹で相手のプライムキャッチャーやポケモンいれかえなどの入れ替え手段を枯らしたタイミングで攻撃できないポケモンを「あまいわな」で縛ることでLO勝ちを狙う。

グッズ

ネストボール 4枚
最初の番または早めにロトムV、ポッポを持ってきたいため最大枚数の採用にしている。また、後半でもかがやくリザードンやガチグマアカツキexを持ってくるために手札干渉されることを想定して数枚は山札に残しておくと良い。

ハイパーボール 2枚
主にネストボールの5.6枚目としての使い方や、レントラー、ピジョットexを持ってくる使い方をする。ピジョットコントロールのレシピとして1枚採用がデフォルトではあり、1枚採用で使用していたが、ピジョットexに触れられる枚数は多い方が安定することとレントラーを持ってくる手段に繋がることから2枚採用にした。

ヒスイのヘビーボール 2枚
1.2枚採用が多いこのデッキでは、1枚採用ではサイド落ちに泣かされることがよくあったため2枚採用とした。今では1枚採用は考えられないくらいしっくりきている。海外の大会などのBO3形式であれば1枚採用でも良いかもしれない。

ふしぎなアメ 2枚
用途はポッポ→ピジョットexに進化することだけである。サイド落ちケアのため2枚採用とした。

カウンターキャッチャー 3枚
コントロールデッキの肝とも言えるカードだが、従来のLOデッキと異なり、ピジョットコントロールはサイドを取り切るプランもあるので枠の都合で3枚とした。
このデッキではレジエレキやシマボシを採用していないためトラッシュから回収は出来ない。使える枚数は必ず序盤に確認する。対戦中、サイドを先行されていてもボスの指令を使うかカウンターキャッチャーを使うかを検討する場面はよくある。

ロストスイーパー 1枚
サイドを取り切るプランを選択した時によく使う1枚。例えばルギア対面のサバイブギプスや、未来やカイナ対面のテツノカイナに付いているヘビーバトン、古代バレットのブーストエナジー古代を剥がすことがメインの使い方となる。抜いているレシピをたまに見るが個人的には必須だと思う。

すごいつりざお 1枚
ポケモン1枚採用が多かったり、カビゴンの使い回し、序盤どうしてもハイパーボールのコストにしたかがやくリザードンやガチグマアカツキex、レントラーを2回使いたい場面、さらに基本エネルギーを回収するためのカード。サイド落ち確認は必ず行う。

ともだちてちょう 2枚
サポートカード全て複数回使用するため2枚採用とした。
3枚採用の時期もあったが3枚使う場面が無かったことと、そもそも2枚使う場面もそこまで多くなかったが、サイド落ちをケアして2枚にした。ビワなどで落とされる可能性のある対面では、なるべく早く使うようにしていれば2枚で大丈夫だと思う。

ポケモンいれかえ 1枚
主な使い方は、サイドを取り切るプランを選択した場合、かがやくリザードンやガチグマアカツキexで2回連続攻撃したい時(ワザの効果により一度ベンチに引っ込めるもしくはボタンなどで回収しないとワザを打てないため)。保険として、カビゴン以外でバトル場スタートした際にカビゴンをバトル場に出したい時や、かがやくリザードンやガチグマアカツキexでバトル場スタートした際にボタンなどで回収できない時にも使うことはある。
当初、いれかえカートをこの枠に採用していたが、記載した使い方での採用であればピジョットexと入れ替えることがメインの使い方になるのでポケモンいれかえが正解。

ワザマシンデヴォリューション 1枚
パオジアン対面やその他2進化デッキ対面で使う。
このデッキレシピではパオジアン対面は迷いなくデヴォリューションを打っていいがその他2進化デッキでは相手のエネルギー枚数によってデヴォリューションを打つかは検討しなければならない。例えばリザードン対面では、バッフロンによりエネルギー切れを狙うため、変にデヴォリューションさせてしまうとミミッキュが通らなかったりバッフロンのロストヘッドのダメージで気絶させてしまうとすごいつりざおでエネルギーを回収されてしまうからである。
このカードの採用が必要かどうか最後まで悩んだが、環境に多いパオジアンに確実に勝ちたいため1枚採用した。

勇気のおまもり 2枚
主にカビゴンのHPの底上げに使う。
サーナイトexや古代バレットなど様々な対面でHP50アップは強い。その他、ピジョットexに進化出来てない場面で、相手にかがやくゲッコウガと水エネが見えたら「げっこうしゅりけん」の警戒でベンチにポッポ2体立てて1体に勇気のおまもりを付けたりと応用の使い方もある。

森の封印石 1枚
大正義「スターアルケミー」。
このカードのおかげでピジョットexを立てられる。ピジョットexを立てるためや、場を整えるために遠慮なく1ターン目から使っても良い。使い渋ってナンジャモで流されたりロストスイーパーでトラッシュされるのが1番ダメ。

ヒーローマント 1枚
どのポケモンでもHP100アップはこのデッキにおいて脅威の1枚。ついているポケモンが相手の攻撃を耐えられさえすればボタンやチェレンの気くばりで回収して使い回し。
サイドを取り切るプランを取った場合でも、相手のサイドが2枚の時にベンチのロトムVをボタンで回収して、ピジョットexにヒーローマントを付ければ負け筋を消せる可能性もある。

サポート

ペパー 4枚
ピジョットコントロールデッキは如何に早くロトムVをベンチに出してピジョットexを立てられるかに掛かっているので最大枚数の4枚採用。
ロトムV、ポッポさえいればペパー1枚でふしぎなアメと森の封印石でピジョットexを立てることができる。終盤で使うことはほとんど無いので、例えばカウンターキャッチャーが欲しい場面でサポートを使う余裕がある時は、ピジョットexの特性「マッハサーチ」でカウンターキャッチャーを直接持って来るのでは無く、ペパーを持ってきてペパーでカウンターキャッチャーを持ってくるという使い方をして山札を圧縮するよう意識する。

ナンジャモ 1枚
サイドを取り切るプランを取った時の終盤のナンジャモは強い。相手はコントロールデッキ対面でビーダルは立てない(はず)プランを取ってくるので終盤のナンジャモ1枚で相手に何も出来なくさせる事ができる。
序盤に使ったり、ハイパーボールのコストにした場合でもサイドを取り切るプランを選択した場合は必ずともだちてちょうやテール団の応援で山札に戻しておく。
使う場面が限られているのと、サイドに落ちても使うのはサイドをとるプランで終盤使うというということもあり1枚採用とした。

ボタン 2枚
たねポケモンを回収するカード。
使い道がありすぎるがメインどころを記載すると、①ダメージを受けたバトル場のポケモンの回収②かがやくリザードンやガチグマアカツキexでバトル場スタートしてしまった時の回収③サイド2枚取りが嫌な場面でのロトムVの回収④サイドを取り切るプランを取った場合でのかがやくリザードン、ガチグマアカツキexを回収して出して連続でワザを使う(いわゆるボタンループ)となる。
もともと3枚採用していたが、チェレンの気くばりに枠を1枚割いたため2枚の採用となった。山札にボタンがある枚数は常に把握しておくこと。

チェレンの気くばり 1枚
ピジョットexを回収できるように採用したカード。
ピジョットexのワザで相手を倒すもしくはHPを削るという場面はよくあり、返しでダメージを受けても回収すればなかったことに出来る。このカードを使う予見があった場合はふしぎなアメ2枚目が手札もしくは山札にあるかチェックしておく。ピジョットexに使わなくとも、カビゴンやガチグマアカツキexにも使う。
ダメカンが乗っていないと使えないので、ボタンより率先して使っておくことが多い。

野盗三姉妹 1枚
LOのマスターとは野盗三姉妹と後述のビワの使い方がどれほど上手いかだと思う。
各対面の優先的に落とすカードを必ず把握した上でこのカードを打つタイミングを計らう。適当に打ってもヒットしにくい。前のターンの相手の動きや顔色などを観察して刺さると思ったタイミングで打てる人がピジョットコントロールマスターだと思う。
また、応用として相手の山の枚数が少ない時に野盗三姉妹で山札を2枚以下にしてイーユイexのワザ「ねたみこがす」でLOする使い方もあるので頭に入れておく。枠の都合で1枚採用とした。

ビワ 2枚
直近ではLOデッキで無くともデッキに採用されていることが目立つカード。
各対面で落としたいグッズを把握しておき、そのカードが手札にあると計ったタイミングで使用する。どの対面でも使うため2枚採用とした。長期戦ではともだちてちょうで回収して3回4回と使うことはもちろんある。

エリカの招待 1枚
LOプランを取った時もしくはサイドを取り切るプランからLOプランに切り替えた時、さらに自分の場を整えるためにターンが欲しい時に使うカード。
相手がカビゴンでバトル場にポケモンを縛られないようにベンチに出すカードを渋っていた場合はこのカードがよく刺さる。古代バレットやサーナイト対面は相手はベンチを攻撃できるポケモンだけで埋めてくるが、埋める前もしくはサイド取り切るプランに移行したフリをしてレントラーなどでサイドを取り、相手のベンチが空いたタイミングでこのカードを使うとかがやくゲッコウガがヒットしてくれたりする。
枠の都合で1枚採用としたが2枚欲しい。

ピーニャ 1枚
特殊エネルギーを破壊するカード。
主な使い方はルギア対面とその他デッキのミストエネルギーの破壊。ルギア対面ではこのカードがサイドに落ちておらずピジョットexを立てることだ出来たらほぼ勝てる。序盤はカビゴンでエネルギーがついていないポケモンを縛って、エネルギーを分散させた状態にしてからともだちてちょうなどを使って打てるターンにちゃんと打てば勝てる。
またその他の対面ではミストエネルギーでデヴォリューションを対策していたりバッフロンのワザ「ロストヘッド」の対策でミストエネルギーを張られたりした際は使う。使わない対面が多いので1枚採用とした。

エール団の応援 1枚
サポートとポケモンをトラッシュから3枚まで山札に戻すカード。
主な使い方はサポートを戻すことのため、ともだちてちょうと似ている。終盤、ともだちてちょうで使いたいサポートを山札に戻してピジョットexの「マッハサーチ」でそのカードを使うという使い方を残しておきたいため、ともだちてちょうを温存しておくためにも、中盤にこのカードを使う余裕がある時は率先して使う。

ボスの指令 1枚
主な使い方は序盤、サイドが6-6の時にカビゴンで縛る対象を呼びたい時と、サイドを取り切るプランを取った時の終盤で使う。1枚採用なのでボスの指令がどこにあるかは常に把握しておく。

スタジアム

ボウルタウン1枚
ネストボール4枚だと種切れ負け不安があるので採用した。現環境では頂への雪道のレギュレーション落ちの影響でスタジアムの枚数を減らしているデッキが多いので連続ターンで使えることも多いため、例えば手札次第だが、1ターン目に自分の場にロトムVがいてポッポを持ってきたい時、森の封印石がある場合に「スターアルケミー」ポッポやネストボールを持ってくるのではなくボウルタウンを持ってきてポッポを出すことで次のターンもボウルタウンが使えたりする。
2枚欲しいが枠の都合で1枚採用とした。

エネルギー

基本炎エネルギー 2枚
イーユイexの「ねたみこがす」とかがやくリザードンの「かえんばく」に必要なため2枚採用とした。炎エネルギーのサイド落ち確認とサイドを取り切るプランの場合は終盤に炎エネルギーが手札が山札にある状態にしておくことが大事。

ミストエネルギー 1枚
ワザの効果を受けなくするエネルギー。主にピジョットexのワザマシンデヴォリューション対策とギラティナVstarやトドロクツキexの確定気絶を無効にするために使う。また、未来デッキなどのex主体のデッキは、ミミッキュをバトル場に出してミストエネルギーをつければミュウexの「ゲノムハック」も無効なので詰ませられることがあります。

リバーサルエネルギー 2枚
レントラーのワザ「ワイルドボルト」を使うために採用。サイド落ちケア、またレントラーをすごいつりざおで戻して2回使うこともあるので2枚採用とした。

ダブルターボエネルギー 2枚
主にピジョットexのワザ「ふきすさぶ」、バッフロンのワザ「ロストヘッド」、かがやくリザードンやガチグマアカツキexを起動したい時に使う。必要な場面が多いため2枚採用とした。



4章 採用検討カード

今回のシティリーグS4では3章のデッキレシピを使用しましたが、採用検討カードはたくさんあり書ききれないので他の方のピジョットコントロールによく入っているにも関わらず不採用としたカードを記載したいと思います。現在の自分のポケカレベルやプレイングに合っているカードを採用するのが1番その人にとって強いので、デッキレシピに正解はないと思います。

レントラーV
ワザ「スナイプファング」により相手の手札のトレーナーズを1枚トラッシュすることができる。LOプランを取った場合は使える場面が多く強いが、バトル場スタートしてしまった時が弱いのと、倒されるとサイド2枚取られるので最終的に間に合わなくなってしまうことや、そもそも各対面の勝つプランを明確にしてみると自分には必要無いと思い不採用とした。

オンバット、オンバーンex
1進化ポケモンではあるがワザの効果でたねポケモンからワザのダメージを受けないので、たねポケモン主体のデッキにはオンバーンexを立てるだけで詰ませることができる。非常に強力だが、オンバーンexが立つのが難しいことや、入れるならオンバット1枚オンバーンex2枚だがその枠は他に回した方がデッキ全体としてのパワーが上がったこと、またたねポケモン主体以外の対面では腐るため不採用とした。

ピィ
ミカルゲ対策で採用を考えたがミカルゲの採用率が全然低いので不採用とした。今後の環境次第で入れる検討は一応するが、ピィを入れないとダメな環境になるのであればピィを入れなくて良い構築を考えたい。

レジエレキ
トレーナーズをトラッシュから手札に戻せるワザは強力。だが回収ターンにレジエレキが倒される可能性が高いのでサイド献上してしまうことと、プレイング練度でカバーできる部分も多いと思ったため不採用。当初レジエレキ主体でコントロールデッキを組んでいたが、レジエレキが強いのはトレーナーズを回収しながらエレキループ(ここでは省略)出来るところが強みであり、ゴージャスマント不採用のこのデッキには旨みが少ないと判断した。海外のようなBO3形式の大会であればレジエレキコントロールも考えたいが今の日本の環境では時間が足りないと思う。

マンタイン
相手のトラッシュからたねポケモンをベンチに出すことができる強力なカード。直近ではピジョットコントロールデッキにはマンタイン不採用が多いため、相手もマンタイン不採用と判断してケアせず、不要なポケモンはエリカの招待ケアでトラッシュに送るプレイがが一般的になりつつある。そのため逆をついて採用も考えたが、そもそもマンタインがあったら勝てたと思ったことがなかったので不採用にした。

ポケギア3.0
サポートを探しに行ける有能カード。ポケギア3.0を採用して安定を高めようと思ったが、序盤の安定はボール系を増やしたことでピジョットexを立てやすくし、一歩先を見据えたピジョットexの「マッハサーチ」で持ってくるサポートを選んでいれば思ったよりポケギア3.0で持ってきたいカードがない場面が多かったので今回は不採用とした。相手の手札干渉やそれと同時にピジョットexを倒される経験が多々あったら採用の可能性があったがプレイングでカバーしたいと考えた。

まけんきチョッキ
サイドが負けていればHPをアップできるポケモンのどうぐ。HP280ラインをワンパンできる相手に対して強く、特にピジョットexのHPをアップできるのは大きいと思う。中盤以降はピジョットexがこのデッキの核なので、枠があれば採用したかったが今回は優先順位が低く不採用とした。今後採用する可能性は大いにある。

まけんきハチマキ
火力アップができるポケモンのどうぐ。
採用して使用していたが、これまでにそこまで使う対面が多くなかったのと、ピジョットexのワザ「ふきすさぶ」やレントラーのワザ「ワイルドボルト」を組み合わせて使うなどの2.3ターン先のプランがブレなければプレイングでカバーできるところがあり、今回は必要なかったので不採用とした。

ゴージャスマント
きぜつ時にサイドを1枚多く取られるデメリットはあるもののHP100アップは強力で、ヒーローマントのサイド落ちケアも兼ねて採用したかった。世間一般のゴージャスマントに対する評価よりは私は評価していると思っているが、枠が無く今回は不採用とした。勇気のおまもりを1枚ゴージャスマントに変えるか、その他で枠を作るかはこれから検討したい。

シマボシ
コインの結果次第だが好きなカードをトラッシュから山札に戻せるカード。
グッズやポケモンのどうぐ、エネルギーをトラッシュから戻せる無二のサポートではあるが、コインによる運ゲーを勝ちプランニングに絡めるといったような先が見えないプレイに頼る時点でどうかと思ったし、そもそも複数回使いたいそれらのカードは複数枚採用すればいいだけだと判断して不採用とした。
今後必要と思ったら採用検討することはあると思うが、これまで元々採用していたシマボシを抜いてから、シマボシが欲しいと思ったことが一度もないので優先順位は低い。

シンオウ神殿
現環境ではジェットエネルギーの無効化としてルギア対面が楽になるカードだが、そもそもルギア対面は有利だし、変に張るとこのデッキも特殊エネルギーが多いため自分の首を絞めることにもなるので不採用とした。


5章 各対面の有利不利

今回のシティリーグS4で使用したレシピでの私感で有利不利を記載します。
6章でこちらの対面全てのプランを記載します。

悪リザードン    有利
ルギア       有利
ロストバレット  微有利
ロストギラティナ 微不利
サーナイト     有利
パオジアン     有利
サーフゴー     有利
未来バレット    互角
古代バレット    互角
イバラ単      無理
アルセウス系統  微不利
カビゴン、ミラー  有利


6章 各対面の戦い方

基本的な戦い方

1.先行後攻はどちらでも構わないと思っているが、先行を取られると嫌なデッキが多いので、ジャンケンに勝ったら先行を取る
2.バトル場スタートの優先順はカビゴン、ポッポ、ロトムV、その他
3.序盤はロトムVとピジョットexをいかに早く立てるかを考える
ピジョットexを立てるためなら森の封印石でもなんでも駆使して構わない
4.あとは各対面で動きが異なる

プランはサイドを取り切るプラン、LO(エネルギー切れ含む)プランの2通りから軸を選択する。

これより5章に記載した各対面の戦い方について、基本的なプランを記載します。
まず先に注意を述べておきます。
①各プレイヤーの考え方や練度によってこれから述べる私のプランが正解とは限らないこと
②4/21時点での私なりの回答であること
以上をご理解の上で参考にしていただければ幸いです。
わかりやすいように、最終目標を先に明示し、そこまでのプランを述べていきたいと思います。

悪リザードンex

★最終目標
LO勝ち
★プラン
1.序盤はミミッキュやカビゴンを壁にしながらビワや野盗三姉妹ですごいつりざおとロストスイーパーを落とす
2.ヒーローマント付きバッフロンを準備してワザ「ロストヘッド」で炎エネルギーをロストしていく
3.あとはエネルギーが付いていないポケモンをカビゴンやクチートで縛って勝ち
★気をつけること
余裕があるのでゆっくりで問題ない
相手にピジョットexが立ったら厄介なのでデヴォリューションを視野に入れるが、バッフロンが乗せたダメカンで退化したヒトカゲが気絶してカウンターキャッチャーが使えなくなるようなことは避ける
★ひとこと
ゲンガー(ナイトゲート)がはいっていようが落ち着いてプレイすれば問題ない、有利

ルギア

★最終目標
LO勝ちでもサイド取り切っても
★プラン
1.序盤はエネルギーが付いていないポケモンをカビゴンで縛りってダメージを受けたらボタンやチェレンの気くばりで回収を繰り返し、相手の場のポケモンにエネルギーをつける
2.レントラー+リバーサルエネルギーでアーケオスやエネルギーがたくさんついたチラチーノを倒しながら、ピーニャをともだちてちょうで戻しながら使い続ける
3.相手の場のエネが足りなくなってLOプラン勝ち
★気をつけること
アーケオスやチラチーノを倒す際はギフトエネルギーをピーニャで落としてから倒すと、相手の手札が細いままなので遅延を防げる
ルギアなどはダブルターボから落とすと早めに攻撃できない状態に持っていける
[追記]
アーケオスを1体しか出してこなかった場合は早めにレントラーでアーケオスを倒して、サイドを進める
アーケオス2体の場合は、レントラーで1体目を倒して、ピーニャ等を打ちながらすごいつりざお、2枚目のリバーサルエネルギー、カウンターキャッチャー、ハイパーボールが揃うタイミングでレントラーを復帰させて2体目を取る
ピジョットexを取られるとキツイのでチラチーノのエネルギー枚数に注意しながら戦う
ジェットエネルギー+ボスの指令を連打されたらどうするんだと言う話は、そんな都合のいい手札になるのであれば何使っても負け
そもそもルギアデッキにはドロソはサポートがメインで、ギフトエネルギーはピーニャで破壊するので相手の手札は細くなっているはず
試合中数回はジェットエネルギーでカビゴン無視で前に出されてもそれが原因で負けたということはそんなに無い
★ひとこと
ピーニャがサイド落ちしていないなどの運もあるかもしれないがルギア戦は勝率80%以上だと思う、有利

ロストバレット

★最終目標
サイド取り切って勝ち
★プラン
1.序盤はカビゴンでキュワワーやかがやくゲッコウガを縛りながらビワや野盗三姉妹でミラージュゲート、入れ替え札、すごいつりざおを落とす
2.ロストバレットの採用アタッカーによって異なるが、基本的にはアタッカーをレントラー、ガチグマアカツキex、かがやくリザードンで倒していく。ビワや野盗三姉妹できちんとグッズを落とすことができていれば相手は何もできないターンが多くなる
3.そのままサイド取り切って勝ち
★気をつけること
相手のロストが7枚以下になるまでのビワは非常によく刺さる
サイド3枚以下でツツジ+トドロクツキexのワザ「くるいえぐる」でピジョットexを取られるとキツイので、ピジョットexにはミストエネルギーを貼っておく
また、ガチグマアカツキexを相手のトドロクツキexより先出するとガチグマアカツキexを「くるいえぐる」で取られるので、相手のトラッシュのミラージュゲートとすごいつりざおの数や基本悪エネルギーがどこにあるかは把握しておく
状況によってはガチグマアカツキexにミストエネルギーを貼る事もある
サイド3枚以下になるタイミングの前にアタッカーをベンチにもう1体用意しとくと良い
★ひとこと
ビワや野盗三姉妹が相当外れない限りは大丈夫と思うが運に左右されるところもあるため微有利

ロストギラティナ

★最終目標
サイド取り切って勝ち
★プラン
1.基本的に相手はギラティナVのアビスシークを連打してくる形になると思うが、できればカビゴンでギラティナV以外を縛りながらビワや野盗三姉妹でミラージュゲートやすごいつりざおを落としに行く
2.ギラティナVStarをレントラー+ガチグマアカツキexで2回殴って取るなどどうやって倒すかを考える
3.相手のすごいつりざおを数枚落とせた場合は、バッフロンのワザ「ロストヘッド」で超エネルギーをロストに送ることを考える
ロストギラティナは超エネルギーが無ければギラティナもヤミラミも打てない
★気をつけること
入れ替え札を落とす事も大事だが、ロストギラティナにはジェットエネルギーも採用されているので過信しない
★ひとこと
この対面は私は経験少ないので研究不足気味だし勝ち筋が見えにくい、微不利

サーナイト

★最終目標
LO勝ち
★プラン
1.カビゴンでエネルギーが付いていないポケモンを縛る、ダメージを受けたらボタンやチェレンの気くばりで回収してまた出して縛る(ボタンループ)
2.相手は超エネルギーの採用が基本9枚なのでベンチが埋まっていたら攻撃するのにエネルギーが足りないポケモンが出てくるので縛ってLO
★気をつけること
ラルトス4体とフワンテ、ハバタクカミと6体で場を埋めてきたら、序盤はカビゴンでサーナイトexやエネルギーが付いていないポケモンを縛り、7枚場に見えたタイミングでハバタクカミをクチートで縛れば詰み
フトゥー博士のシナリオには気をつける
[追記]
バッフロンのワザ「ロストヘッド」が起動できそうならエネルギーを1枚ロストに送るだけでだいぶ楽なので検討はするが、サイドの余裕や場を整えるのでいっぱいいっぱいだと思う
基本的には序盤はエネルギーが付いていないサーナイトexを勇気のおまもり付きカビゴンでミラクルフォースを耐える、ダメージが乗ったカビゴンをボタンで回収してまた出して(ボタンループ)エネルギーがついていないキルリアなどを縛る、また別のエネルギーが付いていないキルリアを縛る、相手はエネルギーが足りなくなった段階でエネルギーが付いているサーナイトexなどをフトゥー博士のシナリオで回収する、キルリアをサーナイトexに進化して攻撃してくる、をやって来る
フトゥー博士のシナリオの採用枚数は1枚が基本なのでそれをやった後にハバタクカミを縛ったりして勝つ
★ひとこと
なぜかサーナイトがLOに強いと言われているが、それは過去の話で特にクチート採用には贖えない、有利

バオジアン

★最終目標
基本LO勝ちでもサイド取り切っても
★プラン
1.カビゴンで攻撃できないポケモンを縛りながらビワや野盗三姉妹を連打してふしぎなアメ、プライムキャッチャー、スーパーエネルギー回収、すごいつりざお、をトラッシュする
2.リバーサルエネルギー+レントラーでセグレイブを取る、適当なポケモンでワザマシンデヴォリューションを打つ、
3.セグレイブが立てられないようになったらサイド取っていく
★気をつけること
ふしぎなアメの採用は3枚なので、ビワか野盗三姉妹で1枚、ワザマシンデヴォリューションで1枚、レントラーで1枚で完全に駆逐できる
セゴールを採用されていても落ち着いて立てられないようにプレイすれば問題ない
★ひとこと
特になし、有利

サーフゴー

★最終目標
基本LO勝ちで状況によってサイド取り切る
★プラン
1.カビゴンで攻撃できないポケモンを縛りながらビワや野盗三姉妹を連打してスーパーエネルギー回収、つりざおをトラッシュする
2.そのまま相手が攻撃できなくなればLO勝ち
3.間に合わないと判断したらガチグマアカツキexなどでサイド取っていく
★気をつけること
かがやくゲッコウガのワザ「げっこうしゅりけん」でサイド2枚取られることがないよう注意する
★ひとこと
特になし、有利

未来バレット

★最終目標
LO勝ち
★プラン
エリカの招待をともだちてちょうやエール団の応援で戻しながら複数回使用し、エネルギーが付いていないポケモンをカビゴンやクチートで詰ませる
★気をつけること
超エネルギーが見えたらテツノカシラexも技を打ってくるが超エネルギーの採用枚数は1枚がデフォルトなので2体ベンチに呼ぶ必要がある
テツノカイナexでピジョットexを取られるとキツイのでそこだけ気をつける
★ひとこと
博士の研究やテクノレーダーなどでテツノカシラexなどをトラッシュに送られるとキツイので意外とスピード勝負、間に合わない事もあるので互角とした

古代バレット

★最終目標
LO勝ち
★プラン
1.適当なポケモンを壁にしながらビワ、野盗三姉妹でプライムキャッチャーやすごいつりざおを落とす
2.出すポケモンを絞っている場合はエリカの招待を使用してカビゴンで縛る
3.相手の場にポケモンが埋まったらエネルギーがついていないポケモンをカビゴンで縛る。相手はトータルで攻撃するためのエネルギーが足りないので詰む
★気をつけること
ハバタクカミは特性によりカビゴンの特性「とおせんぼ」が無効だが、クチートの「あまいわな」で逃げられないようにできるので最後相手がエネルギーが足りなくなったくらいで使用する
★ひとこと
こうやって書くと簡単なように見えるが実践ではピンポイントでの要求札が多かったりするので互角とした

イバラ単

★最終目標
LO勝ち
★プラン
1.カビゴンでエネルギーの付いていないテツノイバラexを逃げられなくしながら、ビワや野盗三姉妹でキャンセルコロンを落としに行く
2.ミミッキュで詰ませる
★気をつけること
イバラ単のキャンセルコロンは基本的に2枚採用
ピジョットexは弱点でワンパンされるしそもそも特性使えないので場に出さない
ミミッキュ+ヒーローマントであればイバラ単の攻撃140を1発耐えることができるがロストスイーパー懸念
★ひとこと
不利というか無理、ロトムVもピジョットexも使えないので・・・割り切りです

アルセウス系統

★最終目標
LO勝ち
★プラン
エリカの招待をともだちてちょうやエール団の応援で戻しながら複数回使用し、エネルギーが付いていないポケモンをカビゴンやクチートで詰ませる
★気をつけること
ダブルターボエネルギーが付いたアルセウスは勇気のおまもり付きカビゴンで1発耐えることができる
ピーニャでダブルターボを落とすのも有効
アルセウスギラティナであれば、もしギラティナVSTARが2面立つようなことがあればミミッキュで詰む
★ひとこと
エリカの招待を打ち続けても間に合わない事もあり、サイドに落ちたらおしまい、フトゥー博士のシナリオなどの採用もあり微不利

カビゴンLO
ピジョットコントロールミラー

★最終目標
LO勝ち
★プラン
1.バッフロンのワザ「ロストヘッド」の起動準備をする
2.イーユイexのワザ「ねたみこがす」を打ってきたら、バッフロンのワザ「ロストヘッド」で炎エネルギーをロストに送って相手のイーユイexを起動できなくする
3.イーユイexを起動して一方的に「ねたみこがす」を打ち続けてLO勝ちする
★気をつけること
ピジョットexでイーユイexを倒されたら、レントラー+リバーサルエネルギーでピジョットを取り、あとはこっちはピジョットexが立っていると思うのでやりたい放題できる。
★ひとこと
バッフロン対策しているレシピが少ないのでイージー、有利


7章 シティリーグS4の結果

4/21 @ほ〜む宮崎店
結果4-2でオポネント足りずに予選14位

2敗とも仕方ない負けなのでかなり悔しかったです。

1戦目 古代バレット LO勝ち
CLのTOP32のデッキシールドを使用していたので、聞いてみたら2月のCL福岡TOP32の方でした。(存じ上げなくてごめんなさい)
LOプラン→サイド取り切りプラン→LOプランとバトル中に2回プランを変更するかなり難しい試合でした。
ハイライトはブーストエナジー古代付きの子ツキをレントラーの「ワイルドボルト」で180ダメージ与える→そのまま子ツキでレントラーを倒される→すごいつりざおでレントラーを戻して準備しておいたハイパーボールとリバーサルをつけてバトル場に出し、カウンターキャッチャーでベンチの2エネついていた子ツキを呼び、ロストスイーパーでベンチに下げた子ツキのブーストエナジー古代を剥がして気絶、さらにレントラーでバトル場の子ツキを気絶させてアタッカーを枯らしてターンを貰えた場面です。
相手盤面復帰するも、最後は相手の残り3枚の山札を野盗三姉妹でグッズを1枚落とし、イーユイexの「ねたみこがす」でLOでした。

2戦目 パルキアタケルライコ 負け
まさかのピジョットexが2枚ともサイド落ちで、ロトムVとカビゴンで粘りつつ、サイドを取るための必要札を揃えようとしたが間に合わず負けでした。

3戦目 悪リザードン エネ切れ勝ち
まさかのゲンガー(ナイトゲート)入りのリザードンでかなり難しかったが、序盤はミミッキュを壁にしながらすごいつりざおを2枚ともビワで落とし、リザードンexについたミストエネルギーをピーニャで落とすと同時にバッフロンの「ロストヘッド」でトータルで炎エネルギーを3枚ロストに送ることに成功し、そのままエネ切れ勝ちでした。

4戦目 イバラ単 投了負け
相手のマリガンでイバラ単と分かり絶望でした。割り切っていた対面に加えて始まってみたらまさかのヒーローマントがサイド落ち。
キャンセルコロンを、たまたま引けたビワや野盗三姉妹で落としに向かうもヒットせず、ミミッキュ貫通され負けました。

5戦目 ルギア サイド取り切って勝ち
エリカの招待を打ちながらエネルギーが付いていないポケモンをカウンターキャッチャーで呼びカビゴンで縛りながらエネを付けさせ、頃合いのタイミングでレントラーでアーケオスを落としながらピーニャを打ち、最後はルギアVSTARを2回ガチグマアカツキexで殴って勝ちでした。

6戦目 サーナイト LO勝ち
相手が早々にポフィン2枚使って場をラルトス4体とハバタクカミとバトル場フワンテでスタート。厳しいと思いながらエネルギーが付いていないポケモンをカウンターキャッチャーで呼びながらカビゴンをボタンとチェレンの気くばりでループし、最後はクチートでハバタクカミを縛る準備していたが、カビゴンでサーナイトex を縛っていた過程で詰んでしまったようでLO勝ちでした。


8章 最後に

ここまで読んでいただき大変ありがとうございました。これを読んでピジョットコントロールを使ってみようと思った方がいらっしゃったり、普段ピジョットコントロールを使用されている方でも、新しい気付きや発見があったのであれば大変嬉しいです。

ピジョットコントロール始めLOを目的としたコントロールデッキは度々議論が起こっている嫌われデッキになってしまっておりますが、自分はこのデッキで時間内に終わらなかったことも無いですし、嫌な態度をされた事もありません。
嫌いせず一度ピジョットコントロールデッキを握っていただければ、このデッキの魅力というのが伝わるのかな、と期待しております。

ここまで調整研究を重ねて納得のいくデッキとプレイングが確立出来たのも、家族や友達、いつも対戦してくれる仲間やショップスタッフの方、場所など環境に恵まれていると痛感しております。
改めましていつもありがとうございます。

質問等はいつでも受け付けていますので、連絡いただければできるだけ丁寧に回答したいと思います。
また、読んでの感想を頂けたら大変嬉しいです。
ササキハヤト(@wing_hyt7)

最後に、ポケカに行くのを許してくれている嫁と子供を美味しいご飯屋さんに連れて行きたいので、本文投げ銭形式にしております。
もしこのnoteが面白いと思っていただけたら、よろしければご購読頂けると幸いです。

以上、ありがとうございました。

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