見出し画像

約束を破った彼と、約束を破った私-前編

えー。
この記事を読んで、見守って下さった方々に、お知らせです。

残念な、お知らせです。笑


イザコザの種となった地区役員の飲み会の当日。
彼は彼で「自由参加の同級会があるから行ってくる」とのことで。
それぞれが別の場所で吞むことになりました。

フツーだよね。
これが。

お互いに社会生活を営んでいるわけであるし。
他の人との交流があるのも当たり前。
異性のいる飲み会に参加するのもフツー。

だ。
が。

私の「生中3杯吞んで終わりにするね」の言葉を、彼が「生中を三杯飲んだら帰宅する」と受け取り。
私の「帰りたいんだけど帰れないんだよ」の言葉を、彼が「二次会に行ったに違いない」と誤解した。

これがすれ違いのはじまりで…。


「楽しく吞んでる?」と少しの隙を狙って彼に送ったライン。
「楽しんでるよ!」と送られてきたラインには「同級生の女性ふたりと彼」のスリーショットの写真が送られてきた。

ふー、ん??
逆だったらめちゃくちゃキレるんじゃない?
まあ、私は怒らないけどね。
もう、いいかげんに「フツー」の感覚に戻さないとだから、許容範囲!笑

でも。
なんだか少しはイラッとする。
それで、皆が満面の笑みの楽しそうな集合写真を彼に送る。
男女関係なくぴったり寄り添ってるヤツ。

こんなのを送る気持ち自体が健全じゃないな。
と、思いつつ、送ってしまった。

でもまあ、お互いに楽しんでるなら、それで良いよね??


しばらくして。
なかなかお開きならない飲み会に業を煮やし、トイレで携帯を開く。

そこには。

彼から怒濤の鬼ライン。
「さくらは約束をやぶった」
「さくらは僕に嘘をついた」
「どうして電話に出られないの?」
「おかしいよ。」
「今どこで何をしているの?」
「ちゃんと説明して」
「もう、さくらのことが本当に嫌になった」
「ラインはブロックして削除するから。」

地区の偉い人たちとの飲み会で中座できない上に、携帯はカバンの中で、うっかりサイレント設定。

そのラインを読んだのは彼の送信1時間後…。

彼の脳内では私は完全な裏切り者…。

飲み会の帰り道に通話で繋がったモノの。
罵られ、突然切られること、2回。

次は無い。
って、私、言ったよな…。

約束通り、もう、終わりにするか…。

次号に続く…。