私の軸

私の人生のテーマはおそらく“愛”である。
どんな形でも自分の目の前にいる人を愛せているか、自分に確認したい。
なぜこう考えるようになったかは今まで周りの人達にたくさん素敵な愛を注いでもらったから。家族、バイト先、友人のみなさんいつもありがとう。
そしてそのたくさんの愛が集まって私という人間が構成され、今ではそこで生まれた小さな愛を分け与えたいという人がいる。なんていう奇跡だろう。
これは偶然でもなんでもない。
今まで結構自分の暗闇の中を生きてきた。心のどこかで明かりを追い求めて走ってきた。どれも偽物であったのは私のせいである。
だからこそ今度は彼という存在を偽物にはしたくない。

私が大好きな本の中に愛するということは技術であるという言葉がある。
多くの人が愛するということは「愛される」ということだと勘違いをしている。これほどまで今の世の中を的確に表している言葉はない。
愛されることばかり考えていては本当の愛を得られない。
反対に尽くすことも愛ではない。
だからこそ技術が必要であり、愛とは学ぶものなのである。
これは誰も教えてくれはしない。しかし周りにそれらを体現してくれる人がいればその人はもう素敵な愛を実現できる素質をもっているのだ。

今の年齢ではまず友達に愛を与えたい。
そしてもう少ししたら恋人に愛を与えたい。
そしてもう少しさらに年をとったら次は年齢が下の者に愛を与えたい。
そしてもし子供ができたら子供に最高の愛を与えたい。
そして年老いたら社会の人々に愛を与えられる環境にいたい。
そして子供が巣立ったらその子供がその愛を世界に分け与えてくれるような人間になってほしい。
そしたら私の任務は完了である。

愛という壮大なテーマを完遂してくれるパートナーが私には必要なのである。

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