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権威暗示と間接暗示

Twitterご覧いただいている方は既にご存知かと思いますが、今朝右手親指を切開しました。
事情についてはTwitterを見ていただくとして、こんな状況でも催眠的な学びはあるものですね。

まずベッド上で横になるよう指示されました。
おおおこれから切るのか、痛くないと良いけどなぁとめちゃ緊張します。
そして医師が看護師に写真を撮るように指示を出していました。
なるほど、指を切るに当たって事前に状態を記録する必要があるのだと思います。
「ではREDさん、手を握って親指だけしっかり伸ばしておいて下さいね。」
ほうほう!他の指で患部が隠れてしまわないようにするのだな。と納得しつつ親指をグッと突き立てる。
なんだよサムアップじゃないか!痛いのにグッかよ、中指じゃなくてよかったぜ。
「はい写真撮り終わりました〜それではこの後麻酔しますよー」
おおおお麻酔も痛いんだよなぁーきっと、とか思いながらしばらくサムアップしながら待機、なんともマヌケな姿です。ほんとダサい。
5分くらいサムアップしてたかな、看護師が「あ、REDさんもう手楽にして良いんですよ」と言った。
いやいやwww早く言ってよ、ずっとこうしていないといけないと思っていたんだからwww

これってまさに催眠暗示です。医療を提供される側としたらもうまるで疑う余地なく「こうすべきだ」と思ってしまう。
またそうさせる条件が揃っているのです。
患者という立場、恐怖・不安などの緊張から来る思考の狭窄、初めて体験する未知の手術等々。
普段なら「もう手ぇ戻して良いすか〜」くらいに言えるんですけどね。
がっつり権威暗示が入りました😂
ところで、喜劇王チャーリー・チャップリンの名言に人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だというのがありますが、まさにこの状況も同じ状態です。
権威暗示と言う視点を間接暗示に変えて観るとなんとも笑える姿になりますね。

REDこれから手術だというのにヨユーのサムアップ🤣

冗談ぽく見えますが、それほど催眠の原理と言うのは身近な物なのです。

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