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Tatsumi Mizuguchi × OPEN NAKAMEGURO

▼ ON THE / CUP
カフェで提供されるカップに貼られるステッカーをキャンバスとして、
アーティストやクリエイターがその場のコンセプトを紐解き、
それぞれの視点で " 表現 " を落とし込むコラボレーション企画。

▼ " OPEN "という言葉にどんなイメージがありますか?
最初は開かれた土地、風の吹き抜ける草原をイメージしました。
同時に言葉として、「ポジティブに見える言葉だな〜」と、プラスなイメージが湧きました。

▼ " OPEN "というお題で製作いただいた今回の作品イメージは?
OPENには様々な言葉の意味があります。
普段会話で使うときは、オープンな雰囲気、オープンな社風、あの人は結構オープンな人だよ。といった具合でしょうか。
これらを見る限り、なんとなくではありますが、オープンという言葉自体が「いいこと」のように扱われていること、そして自分自身も、少なからずそう思っていることに気がつきました。
でも実際は「OPEN=いいこと」、こういった思考自体が「偏見」なのではないかと思います。
だとすると、OPENを「いいこと」としてそのまま受け取るのではなく、「いいこと」ではない側面も踏まえて選択できる方がOPENだなと思いました。(もちろんその上で、プラスを選択できてほしいと思っていますが)
これらを踏まえ、言葉、場所、音、色、それらが持つイメージに縛られない。個人に委ねられた世界を表現したいと思い、この作品を製作しました。

Tatsumi Mizuguchi 〔水口 達己〕

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イラストレーター。
横浜国立大学工芸ゼミにて木彫を学んだのち、SNSアニメのプランナー、イラストレーター、写真家、文筆家として活動中。現在を「未来から見た過去」と捉えたときの「褪せ」をテーマに表現。
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OPEN NAKAMEGURO

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OPEN NAKAMEGUROのコンセプトは[開かれた場所]
中目黒という街にも、そしてこの場を活用して表現をしたい人にとっても、開かれた場所をつくりたいという思いから誕生しました。
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WEB

HYPHEN TOKYO ができることは、表現の場をつくること。
その小さなキャンバスを通して描かれる、
目には見えない " 場の輪郭 " を是非お楽しみください。


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