人と一緒に面倒なことをやって仲良くなると「居場所」ができる

おつかれさまです。
ここ数年、PTAや子ども会の会長をやって感じていることを共有します。
面倒なことに価値がある、ということです。

今年、子どもが参加しているクラブチームの事務局という役をやっていました。コーチの代わりに事務作業をするというだけのつもりでしたが、他の保護者からは「コーチとは違うタイプのリーダー」みたいに思われていたらしく、細かな不満や疑問が持ちかけられました。しまいにはそれらを解消するため各方面にヒアリングなどしたうえで「臨時総会」を開いて説明することになりました。
予想以上に面倒なことになりましたが、おかげで保護者の皆さんから「あのプレゼン良かったです」とか言われ、また個別に話をすることも増えたので仲良くなったりもしました。

PTA会長のときは学校の「ン十周年記念式典」の準備などで他の役員の皆さんや先生と頻繁に会って協力して物事を進めていきました。
これもメチャ面倒なことが多かったですが、打ち上げもやりましたし、保護者同士はお互いの家庭のこともだいぶ話すほど仲良くなりました。
お互いに子どもの顔や名前も把握できて、同じ学校に通わせている者同士、それは良いことだろうと思います。

子ども会でも、町内の他の地域の(=他の小学校の)保護者のかたと協力してイベントを開催したことで、お互いの地域や学校の特徴などを把握できました。

一方で、別の子どもを週1で通わせているサッカー教室は、塾みたいな感じで保護者同士は完全に他人です。すれ違ったときに挨拶するかどうかも怪しいです。当然、他の子どもにもさほど興味がなく、全く把握していません。
ラクなのは間違いないですが、子ども同士もさほど仲良くなったりせず、正直ツマラナイです。
たぶんこれは上に書いたものと異なり「自分の居場所」ではないと感じているからかなと思います。

そんなこんなで最近は、人同士が集まる場では一緒に面倒なことをやって仲良くなるほうが「自分の居場所」が増えていいんじゃないかな~と思っています。

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