Microsoft、企業向け365製品から「Teams」を分離へ
米Microsoftは4月1日(現地時間)、法人向け「Microsoft 365」および「Office 365」で「Teams」なしのプランを提供すると発表しました。
今回はその背景と今後の展開、ハイパーがおすすめするビジネスチャットについてもご紹介します。
背景
ビジネス向けコラボレーションツール「Slack」を手掛ける米Slack Technologiesは2020年7月22日(現地時間)、欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会に米Microsoftを独禁法違反で提訴したと発表した。
Teams自体はOffice 365に含まれるのでOffice 365ユーザーは無料で使えるが、「Slackは企業のソフトウェア予算の2%程度しか必要としないが、MicrosoftのOffice製品は100%要求する」とSlackは主張する。
そうした背景もあり、米Microsoft2024年は4月1日(現地時間)、昨年10月に欧州経済領域(EEA)およびスイス地域で実施した、ビデオ会議ツール「Teams」の企業顧客向け「Microsoft 365」と「Office 365」へのバンドル解除を世界中に拡大する計画を発表しました。
これから
Teamsの扱いは以下のようになります。
Enterprise向けの新規にはTeamsのライセンスが付属しない
利用するにはMicrosoft Teams Enterpriseの購入が必要
追加継続は今のところ可能
プラン変更すると新規と同じ扱いのためTeamsは付属しない
SMB/Frontline worker向けはTeams含むものと含まないものが両方選択できる
例えば、Enterprise向けは以下の形に。
新規購入の場合は「Teams」が含まれないのが基本となる。利用したい場合は、単独の「Teams」プランを追加購入しなければならない。
新規でビジネスチャットを導入するならChatworkもおすすめ
当社では、Microsoftの販売代理店として、もちろん「Teams」を使用していますが、併用してChatworkも活用しています。
ChatworkとTeamsの比較(Microsoft Copilotにて)
Copilot AIにChatworkとTeamsの比較をお願いしました。(見事に表にまとめてくれました)
Copilotのまとめにもある通り、Chatworkは限りになくメールに近いデザインとなっており、ITリテラシの高低に関わらず直感的に使う事ができます。
また、組織外(外部の方)との接続も簡単かつセキュアに行うことができるため、私も外部の方とのコミュニケーションはほぼChatworkになりました。(それまではメールがメイン)
外部とのコミュニケーションをChatworkにしたことで、Emotetの感染対策にも繋がりました。
一方で、TeamsはMicrosoft製品との接続に当然ながら優れているため、ExcelやPowerPointを共同で作業する方や組織には最適です。
各アプリケーションを立ち上げることなく、Teams上で共同編集ができます。
当社では、ChatworkもTeamsもどちらもライセンスのご案内と販売を行っています。ビジネスチャットを検討中の方はお気軽にご相談下さい。
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