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マーケティング部立ち上げから4年、色々思考したけれどやっぱり大事なのは「Who・What・How」
当社、株式会社ハイパーのマーケティング部は立ち上げから4年を迎えました。当社はITサービスのマルチベンダー(代理店)なので、様々な商材を取り扱っています。ハードウェア(パソコン、周辺機器等)からソフトウェア(MS365・Adobe、SaaS等)まで守備範囲が広い反面、特徴の色が薄まってしまうこともしばしばありました。今回は色々と思考した中で行き着いたポイントをご紹介します。
Who・What・Howがほぼ全てだった
当初は「IT商材の何でも屋」「オフィスツールのコンビニ」といったようなイメージでマーケティング活動を行っていましたが、Amazonビジネスの台頭もあり、なかなか認知されませんでした。
そこでまず行ったのが、当社の持っている武器の中でトレンドに刺さりそうなものは何かを考えることです。
当時(2019年)企業では働き方改革関連法が順次施行され、残業や有給に関する課題解決が盛り上がり始めていました。多様な働き方に対応できるよう、IT化を進めよう(まだDXというワードは流行っていなかった)という企業の声が聞こえてきたので、そこ(働き方と企業のIT化)にスポットを当て、当社の武器(ソフトウェア・SaaS販売)と絡めることにしました。
その際、Who・What・Howの3つをしっかりターゲットすることができたのが、その後の動きやすさに繋がりました。
Who
Who(誰の)⇒ 働き方の改善にあたり、限られた予算の中でIT投資を考えている中小・中堅企業のシステム担当者、経営者。
What
What(何を)⇒ 業務ツールのIT化とその活用を。特にデジタルコミュニケーションについては、多くの中小・中堅企業に課題があり、デジタルコミュニケーションツール(チャットツール・WEB会議システム)による課題解決をメインに置きました。
How
How(どのように)⇒ ソフトウェア、SaaSを導入することで。
Who・What・Howの3つは、解像度が高いほどチームの方向性がブレず、修正もしやすいと思います。
Who・What・Howの3つが言語化されたので、後はその課題解決に向けたアウトプットを複数走らせました。
1、オウンドメディアで小ネタを発信
単純にランディングページを作って、ソフトウェアの購入へ繋げることも考えましたが、まずは認知度も少なかった当社マーケティング部を知っていただき信用貯金を貯めるべく、オウンドメディア(#818式)を開始!
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![](https://assets.st-note.com/img/1688352316295-HsKtD1ZK0m.png?width=1200)
営業っぽさを消したことで、純粋なファンが増え、「こういう情報を出しているところなら信頼できる」という声もいただけるようになりました。
2、資格をとってプロになる
働き方改革に関する発信をするにあたり、誰よりもその情報に詳しい人でありたい。という思いで、働き方マスターという資格を取得しました。
「働き方マスターの○○氏が言ってる」ということで、見てくれるお客様の姿勢が変わりました。
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3、オンラインセミナーの活用
オンラインセミナー(ウェビナー)を活用した発信も積極的に行いました。生の声を届けることで、お客様との距離感が近くなり、ホットなご相談をいただけるようになりました。また、参加者アンケートととることで、気付けていなかった声を拾うこともできました。
その後はたまたまですが、新型コロナウイルスの感染拡大によりリモートワークが急拡大。当社が発信した情報を見たお客様からのSaaS(クラウドサービス) のお問合せは前年200%以上になりました。
まとめ
マーケティング活動として色々試行錯誤しましたが、まずはWho・What・Howの3つを決めて、それに沿って活動していくことで動きやすくなりました。
マーケティング活動でお悩みの方はこの3つから考えてみてはいかがでしょうか。
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