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STM32マイコン開発

購入したマイコン・ボードは、STM32 Nucleo Board STM32L476RG という開発用ボードだった。価格は安く2千円位で買えるものだ。CPUの主な仕様は、以下に示す。

・CPU:STM32L476RGT6
・CPUコア:ARM32bit Cortex-M4
・周波数:最大80MHz
・CPU電源:1.71V-3.6V
・フラッシュ:1MB
・SRAM:128KB

これまでマイコン・ボードといえば Raspberry Pi とか Arduino を使ったことはあるが、STMマイコンは使ったことがなかった。

今回なぜこのマイコン・ボード選んだかと言えば、あるプロジェクトに参加していて、そこではこのマイコンを使っていることと、教えてくれそうな人がいるのが理由だった。

使用する言語は、 C と C++ とのことだった。なお、マイコンにはカメラとSDカードシールドを接続するもので、これも未経験のことなのでコーディングできるかどうか不安はある。しかし、せっかくのチャンスなのでできるところまでやろうと思った。

さて、新しくマイコン・ボードを入手したが、そのマイコンを使った開発には、開発環境の構築が必要だった。主な開発環境としては、System Workbench を使用するものと、Visual Studio Code を使用するものがあるようだ。

両方とも、開発環境の構築は簡単ではなかった。結局、このマイコンの開発に詳しい人にアドバイスをしてもらって、ようやく環境構築ができたというのが現状だった。

環境構築を難しくしているのは、ネット上にそのための情報が不足していることがあり、更には、組み込み系の開発をしている人材は少ないし、ネットに書き込みをする人は更に少ないのが原因と考えられる。

開発環境の構築が終わると、次の段階としてコードを書くことになるのだが、開発する言語は C/C++ となっているので、そう簡単にはコードを書くことができず、先に進めないという問題が出てきた。

前途多難ではあるが、分かっている人に聞くことができる環境にあるので、あまり時間を取らせないようにして質問し、回答を得るよう工夫することが必要と思っている。

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