Destiny #7

 さて、亀梨が実家に火を放ち、担当検事である石原さとみからの取り調べの後、亀梨は倒れ、石原と病室で二人きりになった。
ここで、亀梨は、石原に「逃げよう」と提案し、二人は、バスで長野へ行く。二人は、大学時代の初キスを思い出し、感傷に浸る。キスシーンはない。

担当検事が逃亡した被疑者と二人きりになるようなリスクを犯すのか。
対外的には、逃亡した亀梨の逮捕を担当検事がしたという名目でかたがつく。
男視点だと、死ぬ前に好きな女の子と逃亡するとは、夢のようなシチュエーションだが、違和感がすごい。女の子の方は、35歳にもなって大学時代の恋愛・つきあった男のことなんて、忘れているのが自然だ。まして、石原は婚約している。色々、不自然。
そして、たまに出ててくる石原の部下の男がショートメールで亀梨の情報をどこかに飛ばしている。ふつーにLINE使えばいいのに。送信したあと、ショートメール削除してるけど、サーバーには残ってるよw

そして、石原の婚約者は、出ていった。

物語の最後。防犯カメラの映像から、大学時代の友達であり宮沢の旦那である弁護士が放火の犯人であり、亀梨はこの友達を庇って罪を自供していたことがわかる。

それにしても、テレビドラマって、8話位で終わるんだっけ。もしかして、打ち切り?スクールウォーズとかって6ヶ月位やってた気がする。

最終話を予想してみる。
  まず、亀梨の実家を誰かの指示により放火した亀梨の友達。彼には、亀梨家に対する怨恨などはない(この話までに明らかになっていない)から、誰かの指示で放火したと考えるのが自然だ。では、誰なのか。これは、石原の部下であり亀梨のステータスを逐一ショートメールで報告していた男の先にある人物 or 組織が関係している。そして、その人物 or 組織は、石原の父親が殺された件とつながりがある。destiny -> すべては、20年前の事件に端を発していて(これは、大学時代より前になる)、この事件後の必然として、石原と亀梨は出会い、今に至る(石原と亀梨を引き合わせたのは、亀梨の友達だった)。
  ということで、職を失っていた亀梨の友達は、放火と引き換えに職を得る。この時、この取引をした人物 or 組織は、20年前の政治家汚職事件で、政治家を守った組織に属している。口封じのために亀梨の父親を殺す、あるいは脅そうとした。同様に、事件の真実を知ろうとした亀梨も石原の部下に行動をトレースされていた。真実に迫るギリギリで殺される可能性もあった。石原の父親は、同様にこの組織に殺されている。

そして、このような事件の結果、必然として起こされる虚構の中にあって、二人の恋愛は、本物だった。

亀梨の友達 -> 懲役
亀梨 -> 冤罪が確定し、石原と結婚。そして、死亡。
亀梨の父親 -> 生還。真実を話す。
医師の婚約者 -> フェードアウト
石原 -> 亀梨と結婚。最終シーンは、輝いていた大学時代を回想する(田中みな実 登場)。
宮沢とその子供 -> 強く生きていく。

という結末。弱いな。。。


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