アグロってなに?ーカードゲーム用語を解説ー
こんにちは、PEROです。
先日とあるvtuberが麻雀配信をされていた時に、麻雀の早い仕掛けについて「アグロ」と形容されていました。
それに対して他のvtuberの方が「アグロってなんだ・・・?」と言葉の意味が分からず、困惑されていました。
何かしらのカードゲームに触れたことのある人であれば、アグロと聞けば「あーなるほどね」と理解できるところですが、
確かに、カードゲームは独特の用語が多く、なじみのない人からは意味不明な単語ばかりでしょう。
ということで本記事では、「アグロ」などのカードゲーム用語について解説していきたいと思います。
「アグロ」とはカードゲームのデッキタイプの一つ
アグロとは、カードゲーム※において速攻タイプのデッキを指す言葉です。
(※ここでいうカードゲームとは、ソリティアやUNOではなく、MTG〈マジック・ザ・ギャザリング〉やシャドウバースのような対戦型トレーディングカードゲーム(TCG)を指します。)
語源は英語の aggro(意味:けんか)
アグレッシブが語源かと思っていましたが、aggro≒violent のようですね。
元々MTG〈マジック・ザ・ギャザリング〉で使用されていた用語が、他のMTGライクなカードゲームで使用されるようになりました。
したがって、カードゲーム用語はほぼMTG由来です。
しばしば、アグロ≒速攻として使用されます。
上記したvtuberも仕掛けが早い麻雀をアグロと表現したかった、ということですね。
アグロ以外のカードゲーム用語にはどんなものがある?
アグロ以外にもTCGをやっていると耳にする用語があるので紹介します。
これらの用語は日常的に使うことはないですが、特にDCG(デジタルカードゲーム)を始めたばかりの人は、デッキ紹介サイトなどを見た際に前触れなく使われていて、???となる(筆者がそうだった)こともあるかもしれません。
コントロール
コントロールはアグロの対になるデッキタイプで、遅いタイプのデッキを指します。
しかし、ただ遅いというよりは、相手の手札やユニットを除去するカードを使用しながら、リソース(手札やマナ)のアドバンテージを維持することを意味します。
相手のやりたいことをすべて捌ききって勝つ(相手のデッキアウト※を狙うこともしばしば)ようなイメージです。
(※デッキアウト:山札がなくなること。だいたいのTCGでは、デッキがなくなると即敗北 または 毎ターンダメージを受ける。)
ミッドレンジ
ミッドレンジ(mid-range)はその名が示す通りアグロ、コントロールに対して真ん中ぐらいのタイプのデッキを指します。
アグロ(高速)、ミッドレンジ(中速)、コントロール(低速)のイメージです。
ランプ
ランプは序盤にマナ(シャドバならPP)を増やす行動を行い、相手よりも先に高コストのカードを使用することでアドバンテージを得るデッキタイプです。
MTG公式によると基本的な有利関係は、
アグロ→ミッドレンジ→ランプ→コントロール→アグロ
(アグロに対してミッドレンジのほうが強い。)
となるらしい。(筆者は初めて知りました。)
ちなみに、MTGではこれらデッキタイプのことをアーキタイプと称すようです。
最後に
アグロに関連したカードゲーム用語を紹介しましたが、TCGやDCGが普及することによってこれらの言葉がよりカジュアルに使われることになるかもしれませんね。
筆者は、ハースストーンやデュエマ(主にデュエプレ)をやっていて未知なる用語に出会い、???となって検索することが多いですが、そのたびに
マジック・ザ・ギャザリングにたどり着き、
「マジックってすごいなぁ(小並感、でも敷居高そう・・・。)」となります。
でもいつかやってみたい!!
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