Live2Dで顔芸がしたい(2016)
ブログ記事をnoteにお引越しさせています。
2016年6月6日の記事です。
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どうも、最近は映画館に通い詰めている氷音でございます。映画館に通いつつ…
こんなものを作っていました!おかげで最近疲れが一気に噴き出してきて首のコリがすごいです。
制作後日談みたいなのをここに記録します。
作ったキャラクターの紹介
2013年の暮れに気分で描いたこの子です。「アルバー」と名前を付けてpixivの交流企画にも参加しました。
月日が経って色々とデザインを変えていたので整理するために描いたラフがこちら。
アナログは基本的に汚いです。まぁイメージがつかめればOKなんで…。
右上の顔が大切です。顔芸、KAOGEIです。目をかっぴらいて笑顔で顔芸 これをLive2Dで表現してみたかったんです。
骨の指をLive2Dで動かす
コンテストのためについに禁断のPROの試用をしました!!
統計情報とかの画面はこんな感じ。
目と口のパラメーターが大変なことになっていますが、変形の間にどうしても形が崩れているのが気になって調整した結果です…。
上唇と下唇の線と口内で動かして最終的に開いた口の線を出しています。すごく大変なことになっています。すごくめんどくさいのでお勧めしません。
腕と手のパラメーターはこんな風になっています。途中で腕を切り替えていますが、手はそのまま回転させています。
とてもめんどくさいです。普通に腕4本作ってAnimatorで制御した方が楽だと思います。
指もデフォーマーが大変なことになりそうだったのでポリゴンで動かしていますが、そっちの方が大変なことになりました。すごく大変でした。
指の動かし方は簡単です。
末節骨(指先)中節骨(その下)を短く変形させてちょっと曲げさせる。その次にその二つを基節骨(さらにその下)の後ろに隠しています。
よく見ると雑なんです。エレベーターみたいに動いていますが、面倒くさいのでこれで済ませちゃいました。
基節骨は第二から第三関節の間の骨ですね。ここで隠しているということは、包丁を使う時の猫の手状態がこのモデルの限界まで握った状態です。
これもめんどくさいからです。もう面倒くさいしか言ってませんね。でもめんどいんです。
それでも綺麗に見えているんでオーライですね!
義手は長めに作ってあります。好みです。指骨は細長いのが好みです!
かわいいお顔
顔は大体テンプレ通りのパーツ分けに加えて目のくぼみを加えています。くぼみは角度によって調整しています。立体感が出たかな?
クリッピング機能があるので瞼と唇は作っていません。おかげで自分の絵柄をほとんど崩さずにモデリングできましたね!ありがたや~。
ちょっとだけこだわったお鼻
何気なく鼻の変形にちょっとこだわりました。
私は鼻の穴を描くタイプの鼻の描き方をしているんでそれを利用して
上を向かせたときは鼻の穴を上に向かせる感じで
下を向いたときは下を向かせる感じにしました。これが結構自然に見える。
ちょっとだけこだわったハイライト
髪の毛のハイライトもあまり動かないようにしています。
ハイライトというのはその位置から動いても一番明るくなる場所は変わらないというか…。言葉で伝えるのは難しいですね。まぁ、映像の感じです。ピクサーやディズニーの目を見ると目のハイライトも同じような動きをします。
これらの動きを参考に目と髪のハイライトを動かしています。
でも、目はマットな質感にしたかったのですごく薄くて面積は広いです。あんまり目立ってないけど細かく作りました。めんどくさがらずに笑。
気になるのは右上や左下などの4隅の輪郭の形ですね。ここは確認しないで出力しちゃったんでパースが狂っちゃいましたね…。反省!
パースが崩れやすいので4隅のパラメーターを自動生成しても手で直した方がいいですね。
いやーすっごくオブジェクト別れていますが、結構いろいろ端折っています。これでも動画まで2週間ぐらいかかりました。時間かかった~!
あとはZ軸(前後)で顔を動かそうと思いましたが、ちょっと厳しかったのでやめました。
顔芸のつくり方
顔芸は瞳を小さくして顔芸用の瞳に入れ替えるだけ。
とっても簡単!でも動くとインパクトがありますねー。
動画は60fpsで作ったのですっごくぬるぬるします。ぬるぬるぬめぬめ。
…結構頑張ったんです。PROが欲しいんです。お金がないけどPROが欲しいんです。
補足:当時のLive2Dは買い切りソフトでした。
アワードはPROが欲しいという理由で参加しました。PROが欲しいです。あと、alive2016に参加しようと思っています!
等身大モニターにもこのモデルで応募しました!
補足:alive2016では等身大タッチモニターに自分のオリジナルキャラを表示してもらえました。http://staff.live2d.com/archives/55417100.html
でも、Viewerで確認すると複雑すぎるのか手がガックガク動きます。そこだけが心配です…。
さーて、Live2DができたということはUnityに持っていけるということです。
…VRアプリ作るしかねえ!!配布は金がかかるからちょっと考えちまうけど!!
とにかく今映画見まくって金がねえ!金が欲しい!!PROください!!!!!!!!!!
6/21 追伸
最終審査には落ちてしまいましたが、コメント付きでメールを送ってきてくださいました
顔芸好評みたいでよかったです( ◔ひ◔ *)
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