Unityを使って無料でボカロMVを作ってみた
新人ボカロPこと氷音です。
ボカコレに参加したい
セールで買ったCubaseと友人からもらった初音ミクを使ってボカコレに参加したい…が!
MVをどう用意するか悩んでいた!!
そこで、Unityを使ってMVが作れれば、AfterEffectのクッソ高いAdobe税を払わずにいい感じのMVが作れるのではないか!?
…と考えついた!
ということでやってみた結果がこちら
Anime Toolboxも試してはみた
Anime Toolboxもチュートリアルやって使ってみたのですが、2023/7/20現在で楽に文字を入れる方法がないのと、Timeline上でTextは使えてもTextMeshProは使えないので表現の幅を狭めてしまうと判断して、使わないことにしました。
絵コンテなし、ノープランで作っていく
動画を作るときは絵コンテをつくるのが鉄則でしょう。
時間もないし短い曲だし面倒くさいので絵コンテなしで進めます!
cinemachineカメラを配置して、
イラストは適当にD&DでZ軸の値を変えて並べて。
歌詞の文字はTextMeshProを使っています。
私はシンプルな歌詞MVが好きなので、そんなに大きな動きはしていませんが、頑張ればいろいろできそうですね。
最終的なTimelineはこんな感じ。
基本的に、Activation Trackをアクティブにして、Animationのキーフレームを打ってそれを張り付けるだけです。
ShaderGraphを使ってエフェクトをつける
Unityでエフェクトっていうと別の意味になりそうですが、ここでいうエフェクトは効果のことです。
まず、ShaderGraphを使ってグリッチを作ります。
参考にした動画はこちら。
そして、このシェーダーのマテリアルをImageにアタッチします。
そしてこのマテリアルのプロパティをAnimationからいじるために次のコードを保存してさらにアタッチします。
using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
using UnityEngine.UI;
public class GlitchMaterial : MonoBehaviour
{
public float power;
void Update()
{
GetComponent<Image>().material.SetFloat("_Power", power);
}
}
説明端折りまくりましたが、それでできた部分がこちら。
ピクセルソートエフェクトを導入してみる
こちらのプログラムを使わせていただいて、流行りのピクセルソートを実装してみました。
無料配布している方がいらっしゃるのでありがたい…。
改善してほしい点
Timeline上での再生と書き出した動画で音ズレが発生する。(UpdateMethodをDSPClockにはしている。)
PostProcessingのモーションブラーがあまり効かない。
結論 一応はできたけど、たぶんAE使ったほうが早くできる
Unityの知識が必要ですし、細々した手間がかかったり、まあ動画を作るにしては手間がかかりましたね。
3Dに強かったりスクリプトが書けたりする部分はいいかもしれないですね。
Timelineも便利ですが、Anime Toolboxがもっと色々使えるようになったらめっちゃ便利になりそうですね。現状は文字入れが弱いのでTMP使えるようになったら使いたいですね。
昔はフリーソフトのaviutl使ってたんですが、動画づくり初心者には多分そっちがいいと思います。
しかし、Adobe税(AE代)を払わなくていいのは気が楽だ~~~!!しばらくはUnityで動画づくりしていいかなと思いました!
簡単なカット編集でしか使ったことないですが、Clipchampはどのぐらいできる子なんでしょうね?Windows使いの人は検討してみてもいいと思います。
というわけで、UnityでもボカロMV動画は作れました!
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