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お土産はほぼ確実!サバとオニカサゴのリレー船/大原 長福丸
※掲載終了の「@niftyつり」から2015年1月24日の「ゆるゆる釣り部」釣行記を一部修正して移植しました。サバを釣った後に、仕掛けを変えてオニカサゴを狙うリレー船に乗ってみました。外房の洗礼を受けましたわ。
サバとオニカサゴのリレーが楽しいらしい
この時期、鍋で最高においしい超高級魚のオニカサゴは、中深場釣りにおける人気ターゲットだが、数の多い魚ではないため、どうしてもボウズ覚悟の釣りとなる。真冬の寒い海で一日竿を出して、それでも最後までアタリなしっていう修行みたいな日もあるだろう。いや、外道くらいは釣れるかな。
釣りをすること自体が目的だから、たとえ本命の魚が釣れなければ釣れないでいいんだよという強い気持ちもありつつ、でも夕飯分の魚くらいは持ち帰りたいという正直な気持ちもあったりするじゃないですか。いや、いいんですよ、釣れなくても!いいんだけどさ!でもさ!
そんなリスキーかつストイックなオニカサゴ釣りだが、大原港の長福丸さんは釣りの前半でサバをバシバシと釣り上げて、お土産をしっかりと確保してから、ジックリと腰を据えてオニカサゴを狙うというリレースタイルで出船しているらしいのだ。
外房のサバというと、嬉しくない外道の代表格である痩せたサバというイメージなのだが、この時期に深場で釣れるサバは、ブタサバなんて呼ばれたりもするくらい脂の乗った大物もいるらしい。
ならば行かねばならぬだろう。クーラーボックスに心の余裕(サバ)を詰め込んでこそ、大物のオニカサゴに挑めるというものだ。それにオニカサゴはボウズ覚悟の釣りといいながら、実は今まで二戦して二勝(2匹ずつ)と相性も抜群なんだよね。よし、今夜はオニカサゴとマサバのシャブシャブ(刺しつけ)といきましょう!
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まずはフラッシャーサビキのサバ釣りから
大原港を出て1時間程走り、サバ釣りの現場へと到着。この日は風速3メートルという予報だったので全然余裕だよなと夜更かしをしてきたのだが、これが予想を大きく裏切る荒れっぷり。ビュウビュウのバッタンバッタンである。いかん。
しかし、まあきっと大丈夫。釣りをはじめてしまえば集中するから、まさか船酔いなんぞするわけがないと己を信じて、どうも血の通っている感じがしない冷たい指先で仕掛けの準備を開始。
竿はビシアジ用の1.8メートル、リールはPE4号の電動リール。周りはヤリイカ用や中深場用の竿を使っている人が多いみたい。サバもオニカサゴも特にこだわりがなければ同じタックルで問題ないので、リレー船といっても道具が2倍になるということはない。オモリも基本的には150号なので一緒。船宿で電動リールのレンタルもあるから、予約をちゃんとしておけば手ぶらでいっても大丈夫。
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サバ釣りに使用する仕掛けは、船宿で購入したフラッシャーサビキというものなのだが、これがハリス8号の8本バリというイカ釣りみたいな仕掛けだったりする。イカ釣りだったら船に投入機というものがあるのでどうにかなるが、サバ釣りだと特にそういうものが用意されていないので、投入用のマグネットを持参するのがいいですよ。
私は年末のアコウダイ釣りで使用したものを参考に、ホームセンターで購入した、長さ1メートル、幅3センチ、厚さ3ミリのアルミ棒に、100円ショップでなぜか売っていた超強力な小型マグネットを瞬間接着剤で8個つけたものを自作してきたよ。製作費1000円くらい。
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もしこういったマグネットを持っていかない場合(簡単に作れるから超おすすめですが)、持っていても船が混み合っている場合、あるいは細かい作業をすると船酔いをする体質の場合は、思い切ってフラッシャーサビキを2つに分けで、4本バリの仕掛けとして使うのがベターかもしれません。
どうしてもオマツリが多い釣りだし、もしサバが一気に8匹掛かったりすると、慣れていないと訳が分からなくなるしね。
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こんな感じで準備万端で待っているが、船がなかなか止まってくれない。どうやら魚の群れがなかなか見つからないようだ。こういう日は釣果に恵まれないんだよなーなんて弱気になっていたら、やってきましたよ、船酔いが。だってハリが多いんだもん。
波と風と寒さが予想以上なんですよ。それにこの錆びついた体が付いていかないんですよ。うーん、睡眠不足ってよくないですね。船酔いなんて全然しないからと酔い止めを飲んでこなかったことを強く後悔。うーん、うーん。でもきっと大丈夫。
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フラッシャーサビキにサバが入れ食い!
そんな感じで船酔いをギリギリのところで我慢しつつ、ようやくサバ釣りの開始である。水深は200メートルとちょっと深めで、タナは100メートルから底までらしい。新日本プロレスの棚橋選手のインサイドワークくらいに広いぞ、サバのタナ。
コマセを使わないフラッシャーサビキの釣りっていうのがどうやるのかよくわからなかったので、船長にこっそり釣り方を聞いてみたところ、まず指示ダナまでオモリを下ろしたら、親指でブレーキを掛けつつゆっくり糸を出していき、途中で止めてみたり、竿先を振ってフラッシャーを動かしたりしつつ、底まで仕掛けを落としていき、タナを幅広く探っていく釣りらしい。
そしてアタリがなければ、今度は電動リールの低速で巻きながら、タナの上限まで誘っていく。感覚的にはイカ釣りに近いのだが、狙っているのがイカ釣りでは外道であるサバだというパラドックス。サバ釣りの外道でイカが釣れたらいいのにね。
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なかなか船が止まらなかったので、この日はサバが少ないのかなと不安に思っていたのだが、釣り始めてみるとこれが入れ食いだったりする。指示ダナまでオモリを落として、底へ向けてゆっくり落としながら誘い出すと、底につく前にゴツゴツっと掛かってくるのだ。
まず同行のWさんの竿に掛かったのだが、これがすごかった。手品師が万国旗を出すみたいに、仕掛けを上げても上げてもサバがハリに掛かっているのである。なんと一投目から8本バリに8匹というパーフェクトを達成!
当然のように仕掛けはグチャグチャっとなってしまったようだが、アシカやオットセイでも飼っていない限り、この一投だけでしばらくはサバに困らない生活のスタートである。サバがいっぱいいる生活、略してサバイパル生活。
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そしてすぐに私の竿にもガガガっとはっきりとしたアタリが到来。まずは最初なので多点掛けを狙わずにすぐに最高速で巻き上げて、狙い通りにサバの一本釣り達成!
釣れたサバを外したらそのままオモリを仕掛けを落とし、すばやく次に備えるという、船酔い男にふさわしい一本釣り戦法だ。今の俺には絡んだ仕掛けは似合わない(ほどけないからな)。
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多点掛けを狙うのもいいけれど、1匹ずつ釣ったほうが仕掛けが絡まないだろうという判断だったのだが、そうは問屋が卸さない。サバがオモリを落とさせない。
モーニングサービス状態になっているサバは、一匹だけで上げようとしても、すぐに追い食いがはじまってしまい、二匹、三匹と釣れてしまうのである。嬉しいんだけれど、処理が不安なんだよな。
それでも今までの経験とマグネット板とハリはずしをフル活用して、多点掛けでも仕掛けを絡ませない回収の流れを自分の中でつくり、どうにかこうにか対応していく。この日は船が空いていたこともあり、落ち着いてゆっくりとやりさえすれば、なんとか手前マツリは避けられそうだ。なんだか新米漁師気分である。
でもこの日みたいにサバの食いがいいときは、やっぱり4本バリでやるのが正解かもね。ちなみに最初に8匹釣ったWさんは、その際に仕掛けの下半分が絡んだんだので、無事だった上半分の4本バリだけでその後やっていたけれど、特に問題なく追加のサバを釣っていたよ。
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そんな感じでバタバタしなながら外房サバ軍団と戦いまくり、十分過ぎる量のサバを確保。あくまでオニカサゴ釣りがメインなので、サバ釣りをしている時間は30分くらいの短期決戦。順調に釣れていれば十分な時間だけれど、もし絡まったサビキをほどいていたらすぐ終わってしまう短さなので、もし絡んじゃったらすぐに諦めて新しい仕掛けを使うのが最大のコツかもね。仕掛けは船の上でも購入できますよ。
この日は残念ながらマサバの割合が少なかったようだが、どうにか1匹立派なマサバも無事確保。上手な人なら20匹以上は楽に釣れてしまうサバ釣りだが、サバばっかりそんなに食べられないよという人は、船長に渡せばエサ用として引き取ってくれると思います。
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オニカサゴ釣りの前ですが、せっかくなので先にサバ料理の写真をどうぞ。特大サイズのマサバの旨さと脂のノリは当然として、ゴマサバもなかなかの味でした!
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ということで、オニカサゴ釣りに続きます。
オニカサゴ釣りの仕掛けと釣り方
前半戦のサバ釣りでクーラーボックスにお土産をたっぷりと仕舞いこんだら、本日のメインイベントであるオニカサゴ釣りのスタートだ。竿とリールとオモリはサバ釣りのままでよく、仕掛けだけフラッシャーサビキから天秤仕掛けに交換する。
船宿の仕掛けは数字の6みたいな独特の形をしたホタバリを使った全長1.8メートルの2本バリというシンプルなもの。オモリは150号が基本となるが、潮がべらぼうに速かったりする場合は200号を使用することもあるけど、船上でも購入可能なので問題なし。
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エサはさっき自分で釣ったばかりの新鮮なサバを切り身にして使う人が多いようだが(まな板は船にあるので包丁だけ持ち込みましょう)、船宿が事前に用意したサバの切り身もある。船長曰くオニカサゴへのアピールが大切なので、目立つよう大きめにカットするのがコツだとか。もちろんお好みでアナゴやシャケの皮などを持ち込むのは自由。
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さて肝心の釣り方だが、オニカサゴは海底の物陰に隠れてエサを待っている待ち伏せタイプの魚なので、オモリが海底から少し浮くくらい、竿を下げたり船が揺れたときにトンと底を打つくらいのタナで待つのが基本とのこと。アマダイ釣りの仕掛けがごっつい版みたいな感じですかね。
船の移動に合わせてタナは多少変わっていくので、こまめに底をとりなおさないと根掛かりしたり、仕掛けが浮きすぎてしまう。そのためタナをキープすることが一番肝心であり、このタナのとりなおしが誘いにもなるから、まずはとにかくタナだけ守ればいいというシンプルな釣りなのだが、この日は諸事情でそれができなかったんですよねー。
ちなみにオニカサゴ釣りといえば、館山の真澄丸という船宿を二度ほど取材させてもらっているが、あそこは独特の世界観やマイルールを持った船長の流儀による釣り方なので、今回の長福丸さんの方が一般的な釣り方だと思います。
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渋いながらも釣れる人は釣れましたよ
サバ釣りから場所を少し移動してオニカサゴ釣りがスタートしたわけだが、やっかいな問題は天気である。日が高くなれば少しは風が弱まるかなと思ったけれど、これが一向に弱まる気配なし。風がビュー、波がバサーン、俺がウェー。
体調さえよければなんともないのだが、昨晩に夜更かししてウキウキしながらオニカサゴの仕掛けを作ってしまい、かなりの睡眠不足なんですよね。そして最近は大丈夫だからと酔い止めの薬も飲んできておらず、久しぶりの船酔いでございます。睡眠と酔い止めって大切ですね。あと防寒。
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まあいくら船酔いしているとはいえ、釣りをはじめてしまえばこんな酔いなど忘れるはず。水深は130メートル。夜なべして作ったお手製仕掛けに、七夕並みに願いを込めたサバの短冊をぶら下げ、エイヤっと仕掛けを投入。
底までついたら糸ふけを巻き取って、オモリがちょっとだけ浮くようにしてアタリを待つも、なんの反応もなし。さすがにサバのようにはいかないか。
まあそんなに簡単な魚ではないからなと気をとりなおしてタナをとりなおすのだが、クラッチを切るとリールから糸が数メートル出ていく。どうやらだいぶオモリが浮いてしまっていたようだ。
あれあれ、ずいぶん下り坂(掛け下がり)の場所なんだなとしばらくは思っていたのだが、これがそうではなかったのだ。
この日は風だけでなく潮が強烈に早く、糸が潮の抵抗を受けて、オモリが浮いてしまうのだ。これは一つテンヤをやったことがある人なら経験がある現象だと思う。
仕方なく浮いた分だけ糸を出して底をとりなおすのだが、それを繰り返すと糸が出過ぎてオマツリの原因となってしまうので、仕掛けを頻繁に入れ直さなければならない訳だ。なんて困っていたら本格的な船酔いという泥沼に沈んでしまった私。寝不足の~せいなのね~~(妖怪ウォッチの歌っぽく)。
この潮の速さが原因なのか、睡眠時間と引き換えに自作した3本バリ仕掛けはテンビンに絡まって一投目で廃棄処分に。ぎゃー。素直に二本バリにすればよかったかー。というかさっさと寝て船宿仕掛けを使えばよかったー。そうすればきっと船酔いもしていないー。そしたらもうオニカサゴが釣れていたはず―(それはどうだろう)。
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私の体調と腕の悪さは置いておいても、この海の状況だと船中ゼロ匹なんていうこともあるんじゃないかなーなんて不安になってきたのだが、お隣でやっていたこのサイトの読者だという方が竿をしっかりと曲げてくれた。
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海底から上がってきたのは本命の立派なオニカサゴ。なかなかの迫力である。そうそう、このかっこいい魚が釣りたくてやってきたんだよ。
ちなみにオニカサゴは背ビレや頬のヒレに強い毒があるので、万が一にも刺されないように細心の注意をお払い下さい。そして毒のない胸ビレや尾ビレは干して炙ってヒレ酒でどうぞ。
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当たり前の話ではあるのだが、どうやらここに魚はいるらしい。目の前で釣っている人があるのだから間違いない。となれば私でも気合次第で釣れるはず。
Wさんから酔ってからでも効くという酔い止め薬の差し入れを受け取り、仕掛けを2本針のシンプルなものに切り替え、なんとなくタコベイトをつけてみて、船長のアドバイスでオモリを200号に変えて、仕切り直してオニカサゴを狙う。
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さあ今度こそはと気合を入れ直すと、さっそく良型のオニカサゴが釣れましたよ。……隣の方に。早くも2匹目ですか。ちなみに竿はフィールダーのヤリイカ用で、仕掛けは船宿のやつかな。
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釣り方を変えたらアタリが来た!
いったいどんなテクニックでオニカサゴを誘っているのかと聞いてみたところ、今日は潮が速いのでオモリを浮かせず、常にガンガン底を叩きながら誘っているとのこと。なるほど、普通は根掛かり防止で少しオモリを浮かせたくなるが、今日に限ってはそれくらいベタ底を攻めないとオニカサゴの目の前にエサが漂わないということか。
ならばと私もオモリが浮かないように底に付け、道糸を張ってオモリが立った状態で底を引きずるという真澄丸で学んだテクニックに切り替える。根掛かり上等である。
するとしばらくして、ググっと抑え込むようなアタリが到来。一呼吸置いてから竿先をあげて聞き合わせをすると、しっかりとした重さと引きが伝わってきた。
はい、きた!ようやくきた!
この重さと引きなら、外道の小魚っていうことはないだろう。
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竿を立て気味にして一定速度で巻き上げるのに対抗して、グイングインと引きまくる対戦相手。うん、力強い。マダイでいったら数キロクラスの引きだが、オニカサゴってこんなにはっきりと引く魚だったかな。
もしかしたら私は日本記録クラスのオニカサゴを掛けてしまったのかもしれない。いや、きっとそうだ。ヤフーのトピックスに載っちゃうくらい大きいオニカサゴなんじゃないかこれは。あ、歴史を変えちゃう系?
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そんな妄想をしながら魚を寄せること数分。船長が差し出したタモに収まったのは、……良型のメダイでございました。
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まあ正直に言えば、そんな気はしていたんだけどさ。さすがにこの泳ぎっぷりでオニカサゴはないだろうと。でもまあメダイを釣り上げたのは記憶の中では初めてだし、とても楽しかったのでいいんですよ。次にオニカサゴを釣ればいいんです。
このメダイという魚はなかなかヌメリがすごいので、すぐタルに入れて血抜きをして、包丁の背でウロコをとってからクーラーに入れたんだけれど、今後は深場の釣りに行く際はメダイ専用の大きなビニール袋を持っていこうかな。
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そんなこんなで結局私の釣果はサバ多数とメダイ一匹。しかしクーラーにはオニカサゴがこっそり一匹。なんと食べ切れないからともらってしまいました!超高級魚のオニカサゴを!やったー!って喜んでいる場合じゃないんですが、ありがとうございます!
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今日のオニカサゴは海の状況に合った釣り方をもっと早くしていれば、どうにかなったかなーという感じ。まあ後の祭りですけどね。どんな釣りでも基本的な釣り方を知っておくのは大切だけれど、それをベースにした上でどれだけ合わせられるかが腕というものなんでしょう。渋い日こそ、引き出しの多さと選択の正確さが問われるっていう訳だ。
この日でいえば、オモリを海底から少し浮かせてじっとアタリを待つのではなく、オモリで底を叩くようにして積極的に誘うのが正解だったのかな。まあ残念ながら本命のオニカサゴは釣れなかったけれど、釣りの奥深さに触れた楽しい一日となりました。ちっくしょう。
それにしても昨年からずーっとなんだけど、赤い魚との相性がトコトン悪いのはなんなんでしょうね。
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