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私的台湾旅行記:3日目の2:台南の「虱目魚主題館(サバヒー博物館)」を観光する

※一覧は上のリンクからどうぞ。2016年10月26日~30日の話なので、記憶はものすごく曖昧です。細かい部分はフィクションだと思ってください。1台湾元は4円弱くらいだったと思います。

台南に行こう

高雄二日目は自由行動。みんなは海でマンゴーかき氷とかを食べていたらしい。私は小松さんと台南にある「虱目魚主題館(サバヒー博物館)」へと向かった。

この話はデイリーポータルZに書いたので、詳しくはそちらをどうぞ。ここでは道中のどうでもいい話とかを中心に書きます。

台南は高雄から北へ40~50キロくらいにある都市。たぶん高速バスで行くと安いんだろうけれど、冒険はせずに台湾鉄路で行く。

高雄市公車がバス停。高速バスはしばらくいいや。
高雄車站が台湾鉄路の高雄駅。

高雄から台南はそれほど遠くないが、都市を結ぶ区間なので、電車の選択肢がいろいろあるようだ。

区間(普通)が1時間で68元、莒光號(急行)が50分で82元、自強號(特急)が40分で106元。そんなに急ぐ旅ではないけれど、自強という名前がかっこいいので特急に乗ることに。発着する電車の時間的な問題だったかな。

高雄駅からの料金表。新幹線(高鐵)の台南駅はちょっと離れているようだ。
区間(普通)電車。たぶん。
自強號かな。
かっこいい。
細かい理由を覚えていないが、なぜか我々だけ立って乗っていた。
窓から見える池に、あそこでオニテナガエビかサバヒーが養殖されているのだろうかと心が躍る。
養魚場がたくさんある。
台南駅到着。
ホームを表す月台という漢字がかっこいい。
でます。

駅を出て、観光案内所みたいなところで虱目魚主題館へのルートを聞く。どうやら路線バスで行けるらしい。

日本語が通じる方がいました。ありがたや。
日本語のパンフレットがたくさんあった。
台南駅からの眺め。
台南駅。
バス停。
88番に乗って「億載金城」で降りろと言っていたような。
おかゆにするのが定番らしい。
回転寿司たべたい。
どのバスですかね。
すごいたくさんバスが来る。
これが88番かな。
ICカードで乗ります。運転手さんに億載金城で降りますよと伝えておく。左ハンドルだ!
でも「億載金城」で止まらず、「徳陽艦」で「ごめん、忘れていた!」とおろされた。まあ誤差の範囲である。
せっかくなので徳陽艦をみる。
グーグルマップを見ながら虱目魚主題館を目指す。のんびりした公園だ。
はい、つきました!詳しくはデイリーポータルZの記事を読んでね。
記念写真。
バーチャルなゲームなど。
つきあわせてごめんな。

虱目魚主題館、個人的にはすごくおもしろかったが、一般観光客がいってピンと来るかは責任持てない。俺は好きだけどな。

台湾でもポケモンGOが流行っていた

虱目魚主題館をでて、觀夕平臺(夕焼け公園)に向けて海沿いを散歩した。男二人で何をやっているんだという話だが。

ここには人がたくさんいるのだが、みんな海を眺めずにスマフォをいじっている。何をしているんだろうと思ったら、なんとポケモンGOだった。この旅は2016年の10月、そしてポケGOの発売は2016年の7月だ。台湾でいつ発売になったのかはわからないが、ちょうどこの地でも一大ブームだったのだ。

どうやらこの辺りは日本でいうお台場みたいにナイスなポケモンが出るスポットらしく、人がこれだけ集まっているのである。立ち上げてみるとカビゴンがジムにいた。

せっかくなのでポケGOで遊んでいたら、モバイルWi-Fiのギガが足りなくなってしまい、追加料金を払う羽目になったのだった。グーグルマップを頻繁に見ていたからっていうのもあるけどね。モバイルWi-Fiを使い放題のプランにすればよかった。

カビゴンゲットだぜ!
屋台なども出ていた。
みんなポケGOに夢中。
海。
適当にバスで帰る。給油した。
路線バスは景色が楽しいですね。
街路樹がかっこよかった。

度小月で擔仔麵(担仔麺)を食べる

小腹が空いたので台南名物らしい擔仔麵(担仔麺)を食べることにした。店は「度小月」の本店。1895年まで歴史を遡れる老舗だが、お店自体はとてもきれいな建物だった。あとで調べたらチェーン展開しているようだ。

擔仔麵(担仔麺)は「肉そぼろとエビ、卵の美味しそうな香が漂います」との説明だ。

台南は擔仔麵が名物らしいよ。
度小月。
これはよい顔ハメパネル。
似合う。

注文はオーダーシート方式なので、じっくりと検討できるので助かる。名物の擔仔麵、米粉麵(ビーフン?)、そして具であろう滷蛋(煮卵?)と貢丸(肉団子?)。そして蚵仔酥と烤虱目魚肚を注文。

うっすらメニューの意味が分かるようになってきた。
メニューの写真が貼られていた。
おしゃれカフェ風。
昔はこれくらいの規模だったのだろう。
蚵仔酥はカキの唐揚げ。こっちのカキは小粒でつまみになる。
烤虱目魚肚は脂がすごかった。
苦手なタイプのウナギみたいな香りがする。ちょっと苦手。さっぱりした調理法だと脂が強すぎるかな。慣れだな。
擔仔麵と滷蛋(煮卵)。
米粉麵と貢丸。
ビーフンの下に麺があって驚いた。米粉と米粉麵が分かれて書かれていたのはこういうことか!

本場の擔仔麵は日本の麺料理に慣れた舌だと、正直ピンとこない味の薄さだった。油少なめ、塩分薄め、麺柔らかめ。こういう料理だとわかった上で食べないと、不幸な出会いとなりそうだ。

一杯の丼で満足感を与えなければいけない日本の麺料理と、いろいろなおかずを一緒に食べる前提の台湾料理の違いだろうか。

ラーメン漫画で日本のラーメンと台湾の麺料理は全然違うというのを呼んだことがあり、それをしっかり理解できる体験となった。日本人でもこのくらい優しい味がいいという人もいるのだろう。

なんかいた。
リスだ!
牛角などもあるらしいよ。
また自強で高雄に帰りました。
小松さんが駅員さんに見せたメモ。漢字で伝わるのは心強いね。

台南は高雄よりも古い感じが残っていて、とても味わい深い街ぽかったので、またゆっくりブラブラしたい。三日ぐらいいれば擔仔麵の味に慣れてくるのだと思う。

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