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大哺乳を感じろ 2024年6月14日分
・今日は昼過ぎに起きました。昨日の夜までバイトがある!って思ってたんですけど、朝起きてよくよく考えたらバイトが休みの日で、安心しながら2度寝したんですよね。やっぱり2度寝って世界で1番気持ちが良い。2度寝するだけが仕事の会社ってないですか?
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・そんな今日は上野にある国立科学博物館の特別展である、『大哺乳類展3』へ行ってきました。開催期間が次の日曜までなのに全然行けてなかったんですが、今日がたまたま全日空いてたので行ってきました。ティアキンをやりたい気持ちをグッと堪えてね。
・今回のテーマは『分類と系統』、哺乳類の中での分け方と繋がりに焦点をあてた展示でしたね。過去2回(厳密に言えば第1回が陸と海で2回開催されていたので3回←めっちゃ早口で言ってそう)では触れられて来なかった分野なので、ギリギリまで行かなかったにしてはかなり楽しみでした。
・なので個人的な見どころをいくつか紹介しようと思います。皆さんもぜひ行ってみてください。
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・はい、まずは調整中になったチビトガリネズミの心拍数ですね。この展示は哺乳類の中での心拍数の違いを学べる所なんですが、1番みんなが気になるであろう1000回の拍動だけ見られませんでした。1分間に1000回の点滅にライトが耐えられなかったのか、チカチカしすぎて体調不良者が続出したのか、本当の理由は分かりません。
⚠️注意⚠️
この後、模型ではありますがガッツリ動物の心臓が出てきます。苦手な方は次のこの枠まで飛ばしてください。
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・お次はシロナガスクジラの心臓の原寸大模型です。これ本当に凄くて、
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・なんと高さが166cm、幅が130cmもあるんですよ。高さはほぼ自分1人分だし、幅に至っては2.5人分以上あります。ちょっと待って、にしても肩幅広すぎるな自分。
・にしてもデカいですねぇ。血管なんて人間が余裕で泳げるらしいですからね。そりゃデカデカ心臓が必要になるわ。
ここから平気ゾーン
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・国立科学博物館には秘密の部屋があるらしいです。必要の部屋もあるかもしれませんね。
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・あとレオポンの剥製があるのも凄かったです。レオポンて、あのレオポンよ?なんであるの…。かはくすごすぎ。
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・あとこの食虫目の分類を示す図なんですけど、仕留めた標的を吊るしてるみたいで面白かったです。写真のやつはまだ殺せてないんでしょうね。
・ちなみに食虫目というのは、現在では使われていない分類です。昔はDNAでの検査ができなかったため、見た目が似てる種類をまとめることしか出来なかったんですよ。この図は当時食虫目とまとめられていた動物たちが、現在はどのように分類をされているのか、実際にはどこが仲間になるのかをまとめた物です。ちゃんと学びにもなるね!
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・あとはケープハイラックスの骨格があったり、
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・アフリカゾウとアジアゾウの骨格があったりしました。象ってデッカいよね。海外の動画で象が車を襲ってる動画とか見ますけど、絶対にこんなのと相対したくないですね。
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・霊長類の紹介では死人が案内をしてました。死してなお働かせてるの、なんか日本ですね。
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・あとここでも剥製が吊るされてました。吊るしてるだけで面白いな。ずるいな。
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・そして本展示の目玉、剥製の大行進です。写真はネコ科動物だけですが、数え切れない量の剥製が並んでます。これだけで来た価値があると思えるくらい凄い。常設展でも似たような展示はありますが、こちらは全てが哺乳類な上に向こうにない展示もあり、さらに展示物と人間を隔てるアクリル板がないんです。これが本当にすごい。透明とはいえ1枚の壁がないことで臨場感が段違いなんですよ。
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・シロクマとヒグマが怖さも十分伝わります。これに襲いかかられた日にゃあもう、もうです。骨が残れば万々歳ですわ。
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・あとミナミゾウアザラシも怖かったですね。立ってるとこだけで2.5mくらいありますし、なんなら立ってるのは全体の6割くらいです。これの1.4倍あります。デカすぎで怖すぎ。元々生きていたとはいえ、巨像恐怖症の方はかなり辛いんじゃないでしょうか。海辺で後ろにコイツと遭遇したら、自分は死を覚悟するのはもちろん来世に思いを馳せます。走馬灯を超えます、多分。
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・そしてつい最近話題になった、当時小学生の方が発見したニホンオオカミも展示されてました。いやこれ本当に凄いですよね。余程生き物が好きだったんでしょうね。並大抵の熱量じゃこんな発見できるわけが無いので、心の底から感心しました。
・以上が大哺乳類展3の個人的見所です。展示はこんなもんじゃ無さすぎるので、ぜひ足を運んで見てください。新しく得られる知識は義務教育をちゃんと学んで、かつある程度生き物に関心があるのならないと思います。ただ、実際に標本を見ながら学べることはもの凄いアドでしたね。展示って新しいことを学ぶ以外にも、知識の肉付けが出来ますからね。
・結論、哺乳類ってすごい。
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