途中下車で駅名のハンコをもらったら大阪でメイドさんとスゴイ話せた。って話
どーも、ちゃんやまでございます。
今回は鉄道ネタ的な前回、前々回の乗車券についてる駅名っぽいハンコがなんだ?って話です。
青春18きっぷとかで画像検索すると、
スッゴいハンコが押されて全然読めない
くらいになってるのとかあるじゃないですか。
それです。
今回はソイツの正体ともらい方を紹介します。
でも、途中下車をするなら、コレはぜひやってみてほしい。
ナゾのハンコのもらい方
このハンコのもらい方は、改札の駅員さんにこう聞く。
「すいませーん。途中下車印をもらえませんか~?」
すると、駅員さんが、
「あーはいはい。どこ押します?」
って聞いてくるので、希望があるときは場所を指定して押してもらう。
ってだけなんだけど、
注意してほしい点が2つある。
● 忙しそうなタイミングで突撃しない。
● 駅員さんが「ダメ!」といったら引き下がる。
の2つ。
基本的に駅員さんはNG出さないけどね。
この2点は守りましょう。ホントに。
これを集めるのが楽しくなってきたら
あなたも立派な「鉄」だ。
さて、ここまででもうお分かりだろうが、
ナゾのハンコの名前は「途中下車印」というそうな。
ちなみに、途中下車印といわずに、下車印だけでも通じる。
ここから先は、下車印で統一するです。
きっぷは無効処理で持ち帰れる
で、せっかくセコセコもらった下車印たちがいるきっぷ。
どーせなら持ち帰りたいじゃない?
これも駅員がいる改札で、
「このきっぷ持ち帰りたいんですけど…」
って魔法の言葉()を言うと、
きっぷを無効処理して持ち帰れる。
が、基本的にきっぷはすべて回収がJRのルール。
駅員が「ダメ」を出す場合は、スマホのメモリに残して全米並みに泣いて帰ろう。
途中下車印がメイドさんとの話のネタになったって話
始発から在来線だけで東京から伊勢を経由して大阪まで行き、そこから寝台特急サンライズ瀬戸で東京に戻る
(ルート:東京 ⇒ 伊勢神宮 ⇒ 大阪 ⇒ 東京)
という、なんともいえないスケジュールを実行した旅行を去年の秋にやったわけです。
これは10月22日が「鉄道の日」に合わせて「秋の乗り放題きっぷ」なるブツが出たんですね。(今年も出るのかは未知数)
で、
東京から伊勢神宮にお参りして、そこから大阪行って帰ってくればいいか~
なんてアホな計画を立てたからなんですが。
んで、2週間前くらいに下調べついでに時刻表とにらめっこしてたら、
在来線だけではその日までに帰れない
ということがわかってしまった。
フツーならココで詰み。
終了のお知らせですよ。
でも、色々調べるとあるもんですね。
0:34大阪発の寝台特急サンライズ瀬戸・出雲
これを使えば東京に7:08に着く。
ってことで、サンライズ瀬戸のソロをとって計画実行。(出発2週間前に取れました)
東京から伊勢神宮のJRの最寄駅「伊勢市駅」まで、ひたすら乗ってるだけ。
着いたら、下車印をもらって(これがのちにいい方向に)
いざ伊勢神宮へ!
で、外宮と内宮を参拝したら伊勢市駅まで戻るんですが、
途中、伊勢神宮の内宮から伊勢市駅まで、
小雨が降る中、傘もささずに徒歩で向かうといったこともありつつ、
昼飯を食べるタイミングもすっかり忘れて大阪に21時頃に到着。
そこからサンライズが来るまでの約3.5時間。
ひま。そして空腹。
カフェ的なとこはこの時間はもう閉まってるし、さてどーするか。
ってことで、昼飯兼晩飯を王将で食べて、ノリでメイド喫茶に。
東京を拠点にしてるとわからんけど、大阪にもメイド喫茶は存在する。
が、メイド喫茶といっても東京のソレとはぜんぜん違う。
東京は「ザ・エンターテイメント」って感じだけど、
大阪は「メイド服を着たオタクなおねーさんがやってる喫茶店」って感じ。
東京と違って、歌って踊るとかほとんどない。
でも、話をすると、
君もオタクかい?
ってなる。
わかんない?なら行ってみてくれ。
さて、そんな話はさておき、いったメイド喫茶は、
@ほぉ~むカフェ大阪本店
風のウワサでは、最近2店舗目ができたらしいが、
このときはまだ地下1階のトコしかなかった。
で、このメイド喫茶はアキバで知らない人はいないだろうメイド喫茶。
未開の大阪でも同じ料金システムでイケるっていう安心感でここに。
で、いざ中に入る。
当たり前だが、システムが同じだけであとはアウェー。
だが、メイド喫茶を楽しむためのポイントをワタシは知っている。
それは
いかにスマートにメイドさんとお話ができるか
ということだ。
コレをミスるとぼっちとしてただ空気に成り下がるしかない。
東京のメイド喫茶に行くとわかるが、
平日の日中以外なら余程の常連客でもない限りほとんどの客は空気だ。
旅行客なら旅行客らしく、旅行の話ができるようにすると、
常連客よりも圧倒的に長く話に付き合ってくれる。(はず)
で、ちょうどいい(?)ことに今のきっぷは下車印のインクとの相性が最悪。
押してもらってもすぐには乾かないので、その場でしまうと擦れて読めなくなってしまう。
(茅ヶ崎の左に黒く読めないのが豊橋なのだが、これが擦れて読めない実例)
なので、何らかの方法で擦れないようにする必要がある。
ということで、手元に使ってるきっぷを出しっぱなしにしておく。
あらかじめ言っておくが、コレは計算ではない。
あくまでも、下車印が擦れないための応急処置だ。
決して、話のネタに使えると思ってやったわけではない。
で、メイドさんからメニューについて、あれこれ説明してもらい、
テキトーに注文。
ほかのメイド喫茶はわからないが、@ほぉ~むカフェの場合、
メイドさんと話ができるタイミングは、条件付きで5回+α。
内訳は、
● 入店から注文まで(確定)
● 記念撮影をする場合のメイド選び
● 注文後に水を持ってきてくれる(確定)
● 記念撮影した場合はそのメイドと話せる
● 席に着いたまま会計なのでそのとき(確定)
+αは上記以外のタイミングで話に来てくれることもあるため、そのカウント。
記念撮影をしないと最低3回しか話すタイミングがない。
できるだけメイドさんと話したいなら、記念撮影はしておこう。
ってことで、ワタクシも記念撮影をしておくことに。
一通り注文すると、
「どこから来たんですか?」
的な話をメイドさんからされる。
ここでずっと手元にあったきっぷの出番ですよ。
「このきっぷで新幹線と特急を使わずに、東京から伊勢神宮に行ってから来ました。」
このとき、ヲタクはやってしまいがちだが、
ドヤってはいけない。事実を伝えるだけにとどめよう。
そう。コレは餌。撒き餌である。
東京から大阪まで来るのに新幹線を使うのは基本だ。
基本はふつうであり、常識。それ以外のルートを考えるワケがない。
わざわざ在来線で、しかも伊勢神宮を経由して大阪まで来るのはアタマがおかしいといっても過言ではないのだ。
餌に食らいつく。
だが、よく考えてほしい。
その事実が本当かどうか証明できるものがなければ、この話はここで終わりだ。
「そうなんですね~」
で終わってしまう。
詰み。空気になるしかない。
だが!しかし!
こちらにはその証明ができるものがある!!
そう!
途中下車印!!(伏線回収)
当然、これが餌であることはメイドさんもわかっているであろう。
だが使わない手はない。
我々はあの場所に行ったら釣らせてもらうだけなのだ。
と、メイドさんが、
「あ!ハンコがある!ホントに伊勢にいったんですね!すごい!」
…勝った。もうね、勝ち確ですよ。
あとはメイドさんときっぷをネタに楽しくお話をしました。(メイドさんは大きすぎるので持ち帰れない)
そういえば、この話で思い出したのだが、
大阪からアキバまでほぼ毎週通ってた元お嬢様のメイドがいた。
ヲタの「好き」に対する情熱には到底太刀打ちできないな
と思った瞬間がございました。
だって、大阪に住んでるのに、
「え?東京に住んでるんじゃないの??」
ってメイドさんに言わせるんですから。
強すぎじゃね…?
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