末端字書きがアンソロ主催に挑戦してみた④

お久しぶりですひょっとこです。
時間がだいぶ空いてしまいましたが、続きを書いていきます。

◇〆切までの執筆者とのやり取り

基本の流れとしては

1.執筆テーマの提出(募集締め切り一か月後)
2.予定ページ数の申告(執筆テーマの提出から一か月後)
3.原稿提出(予定ページ数の申告から一か月後)

といった流れで行っていました。

基本的には事務連絡として月イチ程度で執筆者全員に連絡を取る形です。
というのも、原稿待ちになってからはほぼ動きがないから。
今回、アンソロの執筆依頼から発行までかなり期間が空くスケジュールになっていたので、その期間音沙汰がないと執筆者としては「この企画ちゃんと動いてるかな?」「一応原稿やってるけど、大丈夫かな?」とか不安になってしまうかなと思い、頻繁ではないにしろ定期的に連絡ができるようにスケジュールを組んでいました。

◇執筆テーマの提出

執筆テーマはアンソロのテーマ内での各執筆者様によるサブテーマにあたるものです。
はじめての○○をテーマにしたアンソロなら、「はじめてのキス」だとかですね。
執筆テーマは提出〆切後、執筆者HP及び、鍵を開けて稼働を始めた企画用のTwitterアカウント、告知HPで公開しました。
執筆者とそれぞれの執筆テーマが一覧化されているとテンション上がりますよね。最高~!

◇予定ページ数の申告

これは全体のおおよそのページ数を把握するのに各執筆者様に申告をお願いしました。
執筆依頼ページで大まかな範囲を定めてはいますが、執筆者が多ければ多いほど、予定ページ数のブレは大きくなってしまうので、印刷所への見積り依頼の前に最大予定ページ数は把握しておきたいところです。
各執筆者の予定ページ数の他に、目次やコメントページ等があることも忘れずに!

◇原稿の提出

各執筆者からの質問や相談には適宜回答しつつ(全体に共有したい質問は執筆者用HPのQ&Aに随時追記していきます)
いよいよ原稿の提出です。

原稿提出の大まかな流れは以下の通りです。

原稿の提出(執筆者)

原稿のチェック(主催)
※不備があった場合は修正や確認箇所を執筆者にメールでお送りし、修正原稿を再提出いただき、再度チェックを行います。不備がなくなるまでこれを繰り返します。

原稿の校了連絡(主催)

原稿のチェックで特に気にしたところは

・小説
執筆者HPに記載したレギュレーションに沿った内容と形式であるか
キャラクターの名前等、誤字脱字がないか
テーマに沿った内容であるか

・漫画
大切な台詞や絵柄が断ち切り線に近くないか、ノド側に寄っていないか
解像度は印刷所の規定通りになっているか(今回は600dpi)
・台詞に誤字脱字がないか

といった感じです。

小説に関しては自身も字書きなので、修正の際も確認さえ取れれば主催側で修正することもできましたが、漫画になると説明した上で執筆者様に直接修正していただかなければいけなかったので、ちょっと大変でした。
最初から漫画原稿の作り方に関しての注意点は細かく提示しておくべきだったかも知れません。
ここは次回があれば活かしたい反省点です。

次回は完成原稿の入稿からイベント当日までの流れをお話したいと思います。

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