2020/09/06 ペルソナ3の映画を見ていた

4話あるうちの3話までを一昨日に見ていて、昨日4話を見終わった。

原作は未プレイ&プレイ動画では見たことあるのでエアプ勢なんだけど、漫画は前に読んで PQ2 はクリアしている。PQ はお化け屋敷で詰んでいる。なので原作は知ってるような知ってないようななんだけど、多分まったく分からなくても普通に見れるんではないだろうか。多分。知ってると補完して見れるのでより楽しいとかはあるかもしれないが、原作やるのはハードの問題で結構めんどそう。仮に興味があるレベルの人がいたとして、 PS2 か PSP を入手しないといけないの今となっては厳しい気がする。P4 みたいに Steam にきたらやりやすいんだけども。

それはさておいて映画、ちょこちょこ設定が変わりつつ(武器の入手先とか)、一番原作との差が大きそうなのは主人公がそれなりに意志を持って動いているところなんだろうか。いわゆる喋らない系主人公なので、原作ではめっちゃ喋るとかではないし。しかし原作も原作で主人公に感情移入できるかといわれると微妙なような? いくら本人が慣れているとはいえ、夜中すべての機械が止まって棺桶だらけの中知らない街移動できるのすごそう。

無気力なのはまあ原作もだけどさすがに映画ほど原作は無気力ではないのでは、という状況から自分が戦うことの意義を見つけたけど、それはそれでまた別の諍いを起こし、後悔して投げ出したり、しかし最後の最後にはこたえを見つけたりして、主人公自体の成長がちゃんと描かれてるんだな……という気持ちになって見ていた。P2 までを知らないのであれなんだけど、基本 P3 以降の主人公ってゲームだと成長があるという感じではない気がする。たぶん。というより、P3 自体のテーマを主人公に落とし込むとこうなるのかー、という感じだった。ラストは漫画の方のラストもけっこう好き。

ところで主人公はパーティキャラ以外のコミュはちゃんとやったんだろうか。というか、そもそも女性陣としかコミュないはずだけど、見た感じしてなさそう。つながりどうこう言うけど原作でいうところのコミュじゃなくて、ストーリーでのやりとりをつながりと称してるんかな。まあ普通、メインストーリーの方であれだけやってるんだから、そこのつながりの影響もっとあるだろってなる気もする。そういえば、たなか社長にはお金返したんだろうか……。あと繚時君とはこれ確実にゲームだったらコミュあるだろ……と思って見ていた(ない)

主人公以外の話でいうと、これは漫画もだけど、天田君が荒垣先輩を仇だと認識するのが実際に出会ってからになってるのは、やっぱりそっちの方が説明しやすいとかなんだろうか。確かゲームだと知った上でチーム入りしていたような。なのでただの仇じゃなくて慕っていたという、仇とは逆の心情があることでストーリー作りやすくなってそう、とか思っていた。夏祭りにとった金魚、よく冬まで生きてたな。

原作の大型シャドウの魔術師との闘いで、タナトスがシャドウをぐっちょぐっちょするのが地味に好きなんですけど、映画だとそのシーンがスパっと終わっていてちょっとしょんぼりした。しかしぐっちょぐっちょ自体は別にあった。隠者シャドウがかわいそうな感じに。あと気になったのが順平が撃たれるシーン、たぶん真横から撃たれたと思うんだけど、どうやって背中の真ん中に当てられたんだろう。実は角度ついてたとかなんだろうか。

最終局面、刈り取るものをエリザベスがメギドラオンで倒しててメギドラオンつっよ……ってなったけど、あれメギドラオンがどうこうじゃなくてエリザベスのメギドラオンがやばいんだった。刈り取るものって HP 9999 以上あったっけか。というかエリザベスが最初だからあれなんだけど、力を司る人たちにしてはエリザベスめちゃくちゃ主人公に介入してるんだなあ。後半も後半になって怒涛のサポート具合。助言どころではなかった。そりゃこの関わりならエリザベスは主人公探しにいくよな……ってなった。映画の最後でそれっぽいシーンあったけど、あれは P3 のその後を知ってる人向けのサービスシーンなんかな。続き作ってもいいのよ。

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