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コオロギで世界を救う会社、Gryllus(グリラス)

徳島大学生まれのコオロギ×テクノロジーのベンチャー企業

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徳島県美馬市のふるさと納税の返礼品に、コオロギパウダーを使用した食品が登場したそうです。

無印良品でもコオロギのおせんべいがブームになり、話題になっていました。

実はこの無印良品のコオロギせんべいは、徳島大学との連携で生まれた商品だったんです。

徳島大学のバイオイノベーション研究所では、25年以上もコオロギの研究を続けているそうです。

新しい技術が出てくるまでに、途方もない歳月をかけて未来を見据えて研究されている方々がいることがよくわかります。

その徳島大学のコオロギ研究から立ち上がったのが、【株式会社Gryllus(グリラス)】です。

今世界的に、鶏・豚・牛といった家畜から、植物由来のプラントミートなどへの切り替えが進もうとしています。

「昆虫」も注目されている食材の一つです。

世界では昆虫を食用として利用している国も多いですが、日本にはあまり馴染みがありません。

「イナゴの佃煮」や「ハチノコ」くらいでしょうか。

昆虫の中でも特に【コオロギ】が注目されている理由は、他の動物と比べ、タンパク質を生産するために、とても効率がいいためです。


・温室効果ガスの発生が少ない
・餌の必要量が少ない
・水の必要量が少ない


さらに、コオロギにはタンパク質が豊富だけでなく、亜鉛等のミネラル、食物繊維も含まれているそうです。

とはいえ、さすがにコオロギそのままの姿で食卓に並ばれるのはちょっとインパクトが強いですよね。

Gryllus(グリラス)は開発した【コオロギパウダー】を利用することで、様々な商品を販売しています。

無印良品にコオロギせんべいがあるので、クッキーやクランチは想像がつきます。

Gryllus(グラリス)の通販サイトではカレーも販売しています。

昆虫食を上手く日常に溶け込ませるのもアイデアと工夫次第ですね。


いろんな方の発想とアイディアが、私たちの未来を作っていることを改めて感じます。


金賢守(キムヒョンス)


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