ぬる湯でゆるゆる～～三ノ輪・大勝湯

都電荒川線（いつのまにか「さくらトラム」なんて名前が付いていますが･･･）といえば，早稲田駅（新宿区）～三ノ輪駅（荒川区）を結ぶ，今や唯一東京に残る路面電車です。

三ノ輪駅周辺には「ジョイフル三ノ輪」なるアーケード商店街があり，
ちょいちょい「街歩き」やＢ級グルメの番組に取り上げられています。

そのアーケード内にあるのが「大勝湯」。
これまで二度ほど行き過ぎてきましたが，本日は「三度目の正直」。
この銭湯に浸かることだけを目的に三ノ輪駅に降り立ちました。

「大勝湯」さんは，ビル銭（ビル乗っけサバイバルタイプ）の典型。

天井は低いものの，脱衣所と洗い場がたっぷり広い。
カランの数，なんと３６

そして，湯船は対照的に（？）小さい。
どれも１～３名サイズ。ジャグジー，電気風呂，ふつうの湯･･･。
あれ，これだけ？と思ったら，
壁がクランクして奥に４つの湯船が控えている不思議な構造。

奥は，手前が水風呂，左手に「草津の湯」と称する湯船が２つ。
１つは座風呂。そして最奥手に湯船がもう１つ。
特徴はどれも「ぬる湯」。一番高い湯でも４０～４１度かな。
特に座風呂のぬるさはいい！
首筋に当たる金属パイプはきちんと冷えているのがいい！
深さもいい！
照明がやや暗めなのもいい！
つまり･･･寝落ちしてしまいました

それも二度。

結果，ゆるゆると，１時間半の滞在となってしまいました。
帰りの都電も全線ほぼ爆睡状態。

終点早稲田駅では，
見知らぬご婦人に膝を揺すっていただきようやく目覚める有様。

現在，お風呂上がりから７時間もたっていますが，
まだ体全体がゆったり，ほんわか暖かい。
大勝湯さん，ありがとうございます。いいお湯でした。