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【シティ3】一週間漬けのロストギラティナ【優勝】

はじめに

どうも、アイスです。
この度2/12開催のシティシーズン3 龍星のPAO千葉中央店を優勝することができたので記念にnoteを書きます。
デッキはギラティナを使いました、インターネットに転がっていたレシピを59枚パクっただけなのでレシピの解説などは致しません。

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今回のシティはロストギラティナを1週間前にほぼ初めて触り優勝することができました。
たった1週間しか練習していませんが、練習や道中で思いついた成果を載せて置きます。なにかの参考になるかもしれないので、是非読んでいってください。

筆者のロスト歴

ロストアビス発売されてすぐにカードは一通り揃えていたものの、練習を本腰いれてやることはないままストレージで埃を被ってました。
偶に練習でそれっぽいレシピを組みふわっと壁役として使う程度の練習量です。
正直あまりロスト系統のデッキは得意ではなく、興味も薄かったです。
そのせいか壁用に作ったロスバレをCL京都の宿にすべて置き忘れてしまいました。またそのことを1月末になるまで気がつきませんでした。
デッキ自体は一緒に宿をとっていた友人が回収していたのですが、その友人も回収したことを忘れており、シティリーグ1週間前まで手持ちにロスト関連のカードがまったくなく一切練習できない状況でした。


Tips1 先攻、後攻どっち取るべきか


ギラティナを使い始めた人が一番最初に悩む問題だと思います。
実際私自身もかなり悩みました。先攻にも後攻にもメリットデメリットがあり、それらの大きさが対面や初手のハンドに依存しているため評価しにくいからです。しかし、自分の中では一応の答えがでたのでご紹介します。
このリスト、この環境に関しては下記の理由からギラティナは先攻をとったほうがよいと考えています。

理由1 先攻のほうがクレッフィやエンペルトVを避けやすい

当たり前ですが自分が先攻の場合、対戦相手のスタートポケモンがクレッフィやエンペルトでない限り、先行1ターン目は花選びを使うことができます。現環境でクレッフィを出してくるデッキはほとんどミライドンかサーナイトです。これらのデッキのクレッフィの採用枚数は2~3枚程度であることが多く、スタートポケモンになる確率はそれほど高くないです。スタートポケモンのクレッフィさえ避けてしまえば1~2回のはなえらびやかくしふだなどで多少は特性ロックに備えることができます。

理由2 相手に有利な先攻を渡したくない

現環境ではロスト系統のデッキが一番多いのは間違いないですが、支配的といえるほどは多くなく、ミュウやミライドン、アルセウス系統などのデッキも一定数います。これらのデッキは露骨に先攻が強く、後攻1ターン目からポケモンをきぜつさせるダメージを出すことはあまり得意ではありません。これらのデッキにみすみす先攻を渡しくたくないので可能性であれば先攻を取りたいです。

理由3 後攻1ターン目より先行ターン目のほうがアクロマを使用できる確率が高い。

当たり前ですが、はなえらびやかくしふだをできる回数が先行2ターン目のほうが後攻2ターン目よりも多いのでアクロマを使用しやすいです。
序盤のサポートはなんとしてでもアクロマを使用したい以上、僅かでもアクロマを使用しやすい先攻はなるべくとりたいです。

Tips2 各対面の立ち回り

VS ロストギラティナ

ミラーマッチ。難しい対面であり、かなりケアしなくてはいけないものが多いです。
・ケアすべきもの1 げっこうしゅりけん
げっこうしゅりけんでサイドを2枚取られるとそのまま負けに直結します。
ゲッコウガにエネルギーを構えながら、ロストマインでマナフィを倒してサイド3に突入すると、マナフィを置くためにはクララが必要だけどクララをうつとツツジが打てないというジレンマが発生します。
自分がそのジレンマに陥らないように、相手をそのジレンマに追いやることを意識しましょう。
・ケアすべきもの2 ツツジ
相手のツツジで捲られないように盤面を作りましょう、あるいは自分のツツジで捲れるように盤面を作りましょう。
上のジレンマを利用して相手にツツジを打たせないように強要できた試合はほぼ勝ちます。
・ケアすべきもの3 突然のボス
お互いの盤面にギラティナが1体しかいないときにボスの指令で相手のギラティナを倒すと試合が一気に傾きます。お互いにギラティナを1発で倒せるのはギラティナしかいないことを常に意識しましょう。

小テク
・後攻1ターン目にアビスシークをしたギラティナにおとぼけスピットを当てる行為はカビゴンやこだわりベルトの入っていない現状流行っているリストではあまり意味がありません。いれかえカートの回復で簡単にウッウやヤミラミのダメージの範囲から逃げられてしまうからです。なので後攻1ターン目のプレイヤーはアビスシークを積極的に狙っていったり、いれかえカートを温存したりすることが大切です。
逆に先攻プレイヤーはあなぬけのヒモを手札に抱えておくとよいです。
・ビーチコートはお互いに利用できるカードなので雑に張らないほうがよいです。基本的には張らないほうがよいですが、次のターンに相手にツツジを打たれそうなときはツツジケアになるので貼ってもよいと思います。

VS ロストバ

レット(ヤミラミリザードン)

基本的には不利なマッチです。ギラティナをほぼ使わない(後攻1ターン目にアビスシークする場合のみ使う)のでデッキに不要なカードが多いため不利になります。
できればげっこうしゅりけんを通してサイド2枚を一気に取り、試合を有利に進めたいですが、対戦相手のマナフィの2枚目やクララで阻止されることも多いです。
相手がこちらのツツジをケアしてロストマインを分散させて置くことが多いので、それらを回復できるいれかえカートはこのマッチアップではかなり重要なので雑に使用しないほうがいいです。しかし、それと同じくらい自分のロストの枚数が10枚を達成することも大事です。キュワワーはHPが低く簡単にサイドを取られてしまうことからゲーム中盤以降は可能な限りベンチに置きたくないです。ゲーム序盤にいれかえ札をガシガシ使ってロストの枚数を稼がないと中盤以降にロストマインの的になりやすいキュワワーをみすみす出す羽目になるので注意しましょう。

・小テク
ツツジケア以外でビーチコートを貼る行為は実質相手がカードを1枚多く引いているのと変わりません。可能な限り貼らないようにしましょう。

VS ミュウ

色々な勝つルートがあるので盤面と手札をみていけそうなルートを選びます。あるいはこれらのプランを組み合わて戦います。
兎に角雪道ジャッジがキツイのでどう立ち向かうかが重要です。
・ルート1 サイド3+3ルート
ミュウVmaxを2体倒して勝つプランです。多くの場合1体をドラピオン、もう1体をギラティナのVstarパワーで倒します。一見簡単に勝てるように見えますが、ドラピオンを出すターンにギラティを置く都合上手札にたくさん有効牌を抱えていないといけないので雪道ジャッジにやや弱いです。またミュウのサイコジャンプを上手く使われるとそもそもVmaxが盤面にいなかったり、ドラピオンの返しのギラティナが進化できないとサイドを一気に取られて負けてしまったりとリスクも多いプランです。
・ルート2 サイド3+2+1ルート
ミュウVMAX1体、ポケモンV1体、オドリドリorメロエッタ1体を倒して勝つプランです。相手のスタートがオドリドリだったり後攻1ターン目にメロエッタが突っ込んできたときに狙います。
・ルート3 サイド2+2+2ルート
勝手にロスバレルートと呼んでるルートです。ミュウVmax or ポケモンVをドラピオンで倒してサイド2or3をとります。その後げっこうしゅりけん+ロストマイン2回でゲノセクト2体を倒してサイドを取りきるプランです。
ロストさえ溜まってしまえば1ターンあたりに揃えなければいけないカードが少ないのがこのプランの一番よいところです。ギラティナを一切盤面に置かなくてよいので準備に比較的時間をかけることができます。一方でいれかえカートを複数使われると簡単にプランが崩壊するので注意が必要です。

小テク
おとぼけスピットをミュウに当てても、サイコジャンプでデッキに戻ってしまうのであまり意味はありませんが、サイコジャンプを打つためにパワータブレットを使用してくれれば後のギラティナVMAXが生き残りやすくなったり、サイコジャンプのためにボスを使ってくれたらそのターンはジャッジマンされなかったりとまったくの無意味ということはありません。
後攻1ターン目のおとぼけスピットがゲノセクトに当てれると色んなルートで勝てるようになるので狙えるなら積極的に狙います。
どのプランでもドラピオンを使う都合上、雪道でドラピオンがなんにもできなくなるのが、厳しいです。なので雪道を張り返せるビーチコートは大事に使います。雑にロストしないよう気を付けましょう。
体感ですがミュウは先行1ターン目は雪道を貼ってこないことが多いので、プラン3を使う場合は後攻1ターン目からドラピオンで突っ込んでいくプレイがかなり有効です。
雪道ジャッジのあとにドラピオン+スタジアムを揃えるのは要求が高く大変なので、そもそも雪道がない時にドラピオンを使うというのは覚えておくとよいと思います。

VS ミライドン

クレッフィにはなえらびを止められてしまいます。それでもギラティナはロストを貯めることが大事です。リスクを承知でアビスシークをしたほうがいい時もあるというのは覚えておきましょう。
基本的にはサイド1-2-3、もしくは2-2-2を取ることを目指します。
ミライドンやレジエレキをワンパンできるのはギラティナのみなのでギラティナの枚数が大事になるマッチです。
クレッフィをげっこうしゅりけんやロストマインで効率よく倒すことを意識しましょう。

VS アルセウス系統

アルセウスはギラティナVをワンパンできないのでアビスシークから入ることがかなり許されるマッチです。逆にウッウのおとぼけスピットから攻撃しても、カビゴンなどが入っていない都合上、アルセウスを効率よく倒せないので注意が必要です。
Vガードのついたアルセウスにスターレクイエムを当てれるような展開を目指しましょう。

Tips3 1週間の練習

1週間でどんだけポケモンカードをプレイしたのかざっくり振り返ります。自分語りなので読み飛してください。

2/4(土) ちからもち杯
チーム戦の公認自主大会に参加しました。会場で忘れ物のカードを回収し、そのまま大会に参加。結果は予選0-4、サブイベ3-0でした。
その後は飲み会に参加し、終電を逃したチームメンバーと深夜2時くらいから4時まで延々とギラティナミラーをプレイしました。
2/5(日) 午前中はボルダリング、午後は2時くらいから7時くらいまで後輩の家で延々とポケカしてました。ずっとギラティナを回しながら、後輩と構築の議論やプレイの確認をしました。楽しかったです。
2/6(月)この日は仕事終わりに唯一参加できるジムバトルがある日なので参加、結果は2-1でした。最終戦に酷いプレイを連発して負けて嫌な気分になりました。
2/7 (火) 記憶がないのでたぶんポケカしてません。
2/8(水)ここ数日の経験からデッキリストを見直したところ、今回使用したデッキの原案であるpapapokecaさんのギラティナのリストを見つけたのでこの日から使い始めました。どうしても対人ポケカがしたかったのでリモートポケカサーバーのコッコハウスで数戦練習しました。対ロストギラティナ、対ロスバレを立て続けにで負けてしまい、自信を失いました
2/9(木)ミラーの自信を失ったのでロストに有利らしいパヒュートンを試すことに、直近にフォロワーがシティリーグを準優勝していたこともあり、かなり期待していました。
結果は

2/10(金) 飲み会だったのでポケカしませんでした。
2/11(土) 後輩を家に呼び、お昼過ぎから晩御飯前まで延々ポケカしました。色々な対面を本番のリストで練習することができとても有意義でした。
2/12(日) シティリーグ本番


あとがき

ここまで読んでいただきありがとうございました。
ロストギラティナは構造上進化exに強く、これから先もまだまだ戦える可能性が高いデッキです。是非遊んでみてください。
ここまでの記事の内容が1つでもなにかの参考になったのなら幸いです。
もし間違ったことを言っていたとしても所詮は1週間漬けの浅知恵なので許してください。
なにか質問などあればTwitter(@hyokaice)までお願いします。




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