好きな原神BGMを語る【2023年末】

身内向けアドベントカレンダーの記事。


はじめに

原神が大好きだ。

どこまでも行けるオープンワールドの楽しさ、最高峰のアニメグラフィックで描かれるキャラクター、豪華な声優さんたち……

その魅力はもはや改めて語るべくもないが、原神を魅力的たらしめるポイントのひとつに「音楽」がある。

2023年の終わりに、これまで3年以上旅をし続けてきたテイワットを彩る音楽から、自分がとくに好きなものを紹介しようと思う。

ランキング形式ではなく、ただただ語っていくことにする。
また、それぞれ公式が配信している動画からその曲の部分を時間指定したリンクを置いておく。


好きな原神音楽10曲

悠遠なる思いやり

鳴神島のフィールドBGM。神里綾華のテーマでも用いられたメロディーだ。

和を感じさせる鳴神島の穏やかさと深き森を思わせる不思議な木管楽器の音色、そして弦楽器が奏でる雄大さが心を揺さぶる。

麟躍幽岩

甘雨のテーマ曲。

前半部分の笛やピアノの音色から一変して、最後のサビ前の徐々に盛り上がるパートで入る電子楽器がクセになる。
実戦PVでは、最後のサビで甘雨の「瑠璃のように落ちなさい!」という台詞がある。普段は穏やかな彼女だからこそ、凛々しく声を張るこの一瞬がたまらなく印象的だ。

七天神像

七天神像に触れているときに流れる音楽。

初めて璃月を訪れ、荻花洲の七天神像を開放したときに見えた望舒旅館や遠くの山々が鮮やかに蘇る。
私はこのときから原神の美しさに魅了されたのだと、今でも思う。

璃月

璃月港で聴くことのできるフィールドBGM。
商業の港・璃月の暮らしを表すような、明るく人々の活発さを感じる曲だ。

実は、この曲はゲーム内では前半部分しか聴くことができない。私が好きなのは後半部分にある。
曲の2分34秒からのパートは聴き覚えのある旅人も多いのではないか。そう、海灯祭を始めとした節目で耳にするあの曲だ。
ピアノから始まり、笛や弦楽器が段々と折り重なって奏でられるメロディーは壮大の一言では語り尽くせない迫力と美しさを感じさせる。

また、原神は周年ごとに振り返りのPVを公開してくれる。テイワットで過ごした日々を思い起こさせてくれるPVと共に流れるこの曲は、いつも涙を誘ってやまない。

明月、盃にあり

同じく璃月港のフィールドBGM。

街の華やかさを存分に感じることができる。
(おそらく) 琴のような楽器とピアノの柔らかい音色が大好きだ。

この曲をカバーした Kurt Hugo Schneider 氏のミュージックビデオがあるのだが、音楽も映像も素晴らしいのでぜひ視聴してみてほしい。

島の精霊

期間限定マップ・金リンゴ群島のフィールドBGM。

夏休みの非日常感を楽しんでいるような、不思議に包まれた金リンゴ群島での探索を思い出させてくれる音楽だ。
響く音がホラガイや洞窟を表しているようにも感じられる。

時勢もあり外出が憚られた2021年の夏、原神で過ごしたあの夏は特別なものだったのかもしれない。

波沫の舞

エウルアのテーマ曲。

優雅に踊るエウルアの美しさとかっこよさを同時に感じられる音楽。切れの良いギターの音色で奏でられるメロディーが耳に残る。
実戦PVでは舞うように戦っていたエウルアの姿が印象に残る。3Dアニメーションから2Dアニメーションに移る部分は全キャラの中でも指折りの美しさだと思う。

流水盈盈

神里綾人のテーマ曲。 読み方いまだにわからない

はじめの物静かさから徐々に盛り上がり、笛が一気に主旋律を持っていくところが大好きだ。
稲妻らしく厳かな音楽かと思いきや、ポップなメロディーが耳に残り、しかし笛によって和風も感じられる。
曲の初めと終わりが落ち着いたメロディーで終わる侘び寂びも素晴らしいと思う。

蓮光に溺れて

魔神任務第3章第5幕でニィロウが舞を披露したときに流れた音楽。

優雅なメロディーから始まり、金属打楽器による響きで盛り上がっていく様子が、まさに「鬨の声」のように感じられる。
曲の終盤は溢れんばかりの力強さで奏でられるメロディーが舞を締める。

魔神任務では、ニィロウの舞・衛兵や観衆の会話・大賢者の傲慢さなどが目まぐるしく切り替わりながら、アーカーシャ端末を乗っ取り大賢者を欺く展開が本当に胸を熱くした。

決闘!召喚の頂!

バージョン3.7のテーマ曲。

「七聖召喚」を主軸にモンド、稲妻、璃月、スメールのすべてが舞台となったVer.3.7。
曲の前半では、不思議とクセに残るメロディーを各国の楽器が奏でる。音色だけでそれぞれの国の特色が表れているのが素晴らしい。
中盤は綺良々のテーマをモチーフとした旋律に移る。どのバージョンPV曲もそうだが、キャラクターパートの音楽はそのキャラのテーマをアレンジしたものになる。本人のテーマらしさを残しつつ独自にアレンジされたバージョンPV版も私は大好きだ。

終わりに

正直なところ、好きな音楽は10曲どころでは収まらない。
普段はSpotifyに原神BGMの中でもとくに好きな音楽のプレイリストをつくって聴いている。今回はそこからいくつかピックアップした。

自分の音楽的知識が皆無に等しいために、感じている魅力の半分も言語化できている自信は無いが、どうしても語りたくなったので書いた次第だ。

本稿執筆後にはさらにサウンドトラックが配信される予定であり、フォンテーヌの音楽もどんどん聴いて、その魅力を深く感じていきたい。

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