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空想観光学

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空飛ぶクルマがもたらす豊かな社会を未来志向で構想する学びの場。 HAAM研究員チーフのPRODUCER江藤誠晃による記事です。
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空飛ぶクルマ3月の注目ニュース深掘り

マンスリー「空飛ぶクルマNews」の着目点から業界同行を深掘りします。 空飛ぶクルマに関しては機体に関するニュースが目立ちますが、実用化に向けて注目すべきは「バーティポート」と呼ばれる離着陸ポートの存在です。 個人所有のAAMというのは少し先になると想定すると、公共スペースとしてどんな場所がポートになり、どのような搭乗ニーズに応えるのかが気になるところ。 そこで着目したのがこのニュース。 4.ANA、イオンモールと連携して空飛ぶクルマの離着陸ポートを設置へ(3/18)

【機上の空論】陸海空を制する乗り物

飛行艇のスタイル この写真は1941年から1944年に川西航空機が生産した「二式飛行艇」で大日本帝国海軍の飛行艇です。 飛行艇の離発着は水面なので、滑走路に関係なく条件を満たせばどこに出る降りることができます。 川西航空機は現在の新明和工業の前身となる航空機メーカーで、新明和工業は災害救援機メーカーとして有名な会社です。 ●新明和工業>> 「陸上に敷かれた滑走路を起点に空に飛び立つのが飛行機」という定義を超えて、どこからでも垂直離発着可能な乗り物として「空飛ぶクルマ」に