マガジンのカバー画像

空想観光学

23
空飛ぶクルマがもたらす豊かな社会を未来志向で構想する学びの場。 HAAM研究員チーフのPRODUCER江藤誠晃による記事です。
運営しているクリエイター

2023年9月の記事一覧

AIとの対話 003

「技術開発」や「法整備」と並んで空飛ぶクルマ産業の未来づくりで重要視されるのが「社会受容性」。 つまり、世の中はこの新しいモビリティを受け入れてくれるかどうかだ。 そこを「彼=AI」に聞いてみた。 QUESTION-1: 世界各国における空飛ぶクルマの社会受容性について教えて。 ポイントは世界各国における状況をたずねたところ。 日本はこの分野において少し遅れている感があるからだ。 ANSWER-1:空飛ぶクルマは、都市部の交通渋滞や、地方の交通不便を解消する可能性を秘め

AIとの対話 002

特定の産業界の未来市場を予測するために市場規模を過去にさかのぼって分析するのは常套手段だけど、空飛ぶクルマに関しては「過去」がないので数値を算出するのは難しいはず。 で、「彼=AI」に聞いてみた。 QUESTION-1: 注目を集める空飛ぶクルマ産業の2050年における市場規模を教えて。 返ってきた回答は以下だ。 ANSWER-1:空飛ぶクルマの市場規模は、2050年までに180兆円に達すると予測されています。この市場は、都市部の交通渋滞の緩和、災害時の救助活動、観光な

AIとの対話 001

未来のこと知りたくてAIに質問した。 QUESTION-1: 人工知能は空飛ぶクルマの夢を見るか? どこかで聞いたことあるフレーズでしょ? そう、米国のSF作家フィリップ・K・ディックが1968年に発表した小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』をもじった質問。 ※ちなみに、ハリソン・フォード主演映画『ブレードランナー』の原作 そうしたら「彼」はこう答えた… ANSWER-1: 人口知能は・・・>> click 想定通りの回答に「やっぱり無理か…」と納得してしまう

【機上の空論】舞台は日本か?世界か?

空飛ぶクルマは国境を越えるか?空飛ぶクルマ産業とこれまでの航空産業を比較すると明らかなのは、飛行高度が低く、移動距離が短いということです。 つまり、空飛ぶクルマの「行動圏」は世界を飛び交う飛行機に対してコンパクトであって、「国境を越える」シーンは少ないはずなのです。 都市型の観光においては「空飛ぶタクシー」。 地方においては過疎対策や物流など社会課題を解決するモビリティ。 というのが想定される空飛ぶクルマビジネスなので、基本的には各国におけるニーズに対するドメスティックなビ