この夏、子どもとものづくり体験
7歳女児に色々な体験をさせてやりたい。
まずは、ものづくり体験だ。工作が好きな子だから。
「好き」の何パーセントかは、刷り込みだと思う。保護者の影響が大きい。
例えば、食べ物の好み。
味付けが濃いほうが好きか、薄いほうが好きかなんて刷り込み以外の何者でもない。
親が美味しいというものを美味しいと学習し、不味いと思うものを不味いと学習する。もちろん、本人独特の感性でピーマンが嫌いとか言ったりするが。
この7歳女児は納豆が大好きだ。オクラが大好きだ。あのネバネバしたものを小さい子が好きだなんて考えられないのだが、母親の影響だ。
それと、同じ理由で、工作が好きなのだ。私とよく、折り紙をしたり、工作をしたりする。
島根県出雲市在住なので、
子供や観光客相手のものづくり体験というものが充実している。それを利用するのだ。
石見銀山
まずは、石見銀山。2007年に世界遺産に登録されたアジアで初めての鉱山遺跡だ。
プラ板キーホルダー
銀山跡地の体験なので、丁銀がメインになっている。ガスバーナーで金属を溶かして型に流し込む作業だ。それは、この子には無理だ。
体験させるのは、プラ板キーホルダー作りだ。透明なプラ板に絵を描いてトースターで焼くと、厚みを増しながら、シュルシュルと収縮し固くなる。
目の前でそんな魔法のような変化が起きると、目を輝かせるだろう。その成果を持って帰り、家族に自慢するのだ。
仁摩サンドミュージアム
次は、世界最大の砂時計で有名な仁摩サンドミュージアムだ。一年で砂が落ち切り正月のカウントダウンで反転させる。その様子は全国中継される。
あ、仁摩の読み方は「にま」だ。今は大田市に合併されたが、合併する前の町役場の住所は、邇摩郡仁摩町仁万だった。同じ「にま」なのに漢字が変わって行くのが不思議だった。
邇摩高校が甲子園に出場した時には、邇魔高校という名前だと勘違いした人たちが、神話発祥の国から魔術と呪術と占術を駆使して相手を呪って勝ち進むのではないかなどという噂が広がった……ということはなかった。
すまん、思いつきで変なことを言った。
フュージング
体験するのは、フュージング
透明なガラスの上に、模様のあるガラスビーズを並べて、好きなパターンを作り、焼いてもらうと形になるものだ。
レジンならその場でできるので簡便だが、ガラスの方が質感が良いのはいうまでもない。
クリアキャンドル
それと、クリアキャンドル。
下部に色々な色の砂を組み合わせて造形を作り、その上にガラス小物(魚やイルカ、人や貝殻など)を並べて、透明な蝋を流し込み固める。
こんな体験をさせてあげたいと計画しているのだが、子どもの笑顔が見たくてたまらない。
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