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ロングテールな人たち

こんばんは、山下珈琲店です。

小売業の世界では80:20の法則というものがあります。
パレートの法則とも言いますが、購入している上位20%のお客様がそのお店全体の80%の売り上げを作り出しているというもの。
各店舗はこの20%のお客様を大切に考え、少しでもお買い物しやすい、欲しいものがあるように創意工夫を行なっています。
以前話した人の心理と同じですね。
2割は自分のことが好き、そして2割は自分のことが嫌い。
残りの6割は興味がない人たちというものでした。
だから私達も自分の方を向いてくれる人達に愛情を注ぐことが大切なんですね。

さて、本日はこのパレートに対してロングテール。
これはAmazonなど通販のサイトが使った手法で、売れ筋よりもあまり売れないニッチな商品の売り上げ合計が主要品目を上回るという現象のことです。
私はこれも今の人の心理に当てはまると思っていて、これまでの人と同じでなければ不安になるということから、私らしさや違って当たり前という人にスポットが当たり出したことと同じだと考えています。
自分らしさを全面に出した人が大きな流れを生み出し、同調思考を打ち消してい来そうな気がします。
本当のロングテールについては、ニッチな分在庫量が少なく補充が出来ない、もしくは売れないものをたくさん抱えることで生まれるリスクというウィークポイントを持っていますが人に置き換えるとそういったものも関係なくなります。
自分らしくいることがこの先に多くのものを生み出し、今までの概念を変えていくのは近い未来。

かつて女性のファッショントレンドをいつの間にか男性が同じタイミングで取り入れた様にマーケティングの手法を人間関係に置き換えてみるのも面白い取り組みかなと思います。

本日もお読み頂きありがとうございました。
ニッチな人が色々な意味でこの先、この国を支えそうな気がします。

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