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【コミュニケーションの要素を発見する】おたま研活動レポート

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”おたまじゃくし研究所(通称:おたま研)”に所属するメンバーそれぞれが知見を持ち寄り、対話を通じて明らかにしてきた「コミュニケーションの要素を発見する」活動の成果をご紹介します。
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記事一覧

身近な偉人を紹介する「偉人ゲーム」を開発して遊んでみる実験

あなたの身近に偉人は居ますか?偉人と聞くと皆さんは誰を思い浮かべますか? 坂本龍馬、アインシュタイン、リンカーンなどの世界的・全国的に有名な人物を挙げる方が多いでしょう。しかし、「あなたの身近な偉人」はどうでしょうか?おたまじゃくし研究所メンバーは身近な偉人を紹介し合うために、「偉人ゲーム」を作りました。 偉人ゲーム 本記事では、おたま研メンバーがプレゼンした「身近な偉人」を紹介した後に、対話データを使って偉人ゲームとプレゼンを分析します! おたま研の身近な偉人とは?

おたま研ラジオ 第11回 どんなスイーツが好き?

おたま研ラジオは、ハーモニーのあるコミュニケーションを実現するために夜な夜な研究をおこなっているおたまじゃくし研究所のミーティングの様子を紹介するポッドキャストです。 今回は雑談回です。パフェの話をきっかけに研究員が好きなスイーツを紹介しあいました。各メンバーの特徴的な好きなスイーツが紹介されました。 みなさんもぜひ食べてみてください。 このラジオを Hylable Adapter で可視化した結果がこちらです。 これをハイラブルの音声認識機能で文字起こししたものを G

おたま研ラジオ 第10回 Open Up Session を実況しよう 【後半】

おたま研ラジオは、ハーモニーのあるコミュニケーションを実現するために夜な夜な研究をおこなっているおたまじゃくし研究所のミーティングの様子を紹介するポッドキャストです。 今回は、 少しだけお酒を飲むことで通常よりたくさんのアイデアが生まれる会議「Open Up Session」の副音声実況後半です。後半では実況では、アイデアをまとめるための最後の5分のようすを解説します。 後半では、研究員のみんなが「聞こえたり目に見えたりしたものを口に出してしまう現象に名前をつける」という

おたま研ラジオ 第9回 Open Up Session を実況しよう 【前半】

おたま研ラジオは、ハーモニーのあるコミュニケーションを実現するために夜な夜な研究をおこなっているおたまじゃくし研究所のミーティングの様子を紹介するポッドキャストです。 今回は、 少しだけお酒を飲むことで通常よりたくさんのアイデアが生まれる会議「Open Up Session」の実験を実際にやってみた音声を副音声実況します。前半の実況では、最初の5分のようすを解説します。 このラジオを Hylable Adapter で可視化した結果がこちらです。 これをハイラブルの音声

知らない本を紹介しよう!第1回おたま研ビブリオバトル vol4

自己紹介 ハイラブル株式会社でアルバイトをしている大学院修士1年の橋本です! 普段は人工知能を使った対話システムの開発を行っていますが、今回はおたまじゃくし研究所での会話分析を行います。大学時代は部活のブログを月1回くらいで書いていたので、少しは慣れていますが最近は論文ばっかりを読んだり書いたりなので文章が堅くなりすぎないように気を付けます! ビブリオバトル前回までの振り返り Vol1~2まではおたま研でのビブリオバトルの様子を紹介していました。多種多様なバックグラウン

おたま研ラジオ 第6回 2023年のベストバイは身近なもの?

おたま研ラジオは、ハーモニーのあるコミュニケーションを実現するために夜な夜な研究をおこなっているおたまじゃくし研究所のミーティングの様子を紹介するポッドキャストです。 今回のは2023年のベストバイです。 副音声実況からちょっと離れて、2023年に買ってよかったものを紹介することになりました。普段のおたま研ミーティングの雑談パートはいつもこんな感じで行っています。 ぜひ聞いてみてください!そして、高評価とチャンネル登録もよろしくお願いします! このラジオを Hylable

優勝者のプレゼンの特徴は?第1回おたま研ビブリオバトル vol3

自己紹介 ハイラブル株式会社でアルバイトをしている大学院修士1年の橋本です! 普段は人工知能を使った対話システムの開発を行っていますが、今回はおたまじゃくし研究所での会話分析を行います。大学時代は部活のブログを月1回くらいで書いていたので、少しは慣れていますが最近は論文ばっかりを読んだり書いたりなので文章が堅くなりすぎないように気を付けます! ビブリオバトル前回までの振り返り 前回まではおたま研でのビブリオバトルの様子を紹介していました。多種多様なバックグラウンドを持つ

おたま研ラジオ第1回 会議の振り返りのための「副音声実況」企画とは?

おたま研ラジオは、ハーモニーのあるコミュニケーションを実現するために夜な夜な研究をおこなっているおたまじゃくし研究所のミーティングの様子を紹介するポッドキャストです。 このラジオをハイラブルで可視化した結果はこちら ChatGPT による自動解説機能で解説させた結果はこちらです。 まとめ第1回では、「会議の副音声実況」というアイデアが出ました。 感想や「こんなこと話してほしい」というお便りは、ハッシュタグ #おたま研ラジオ で呟いたり、お問い合わせページからお知らせく

コミュニケーションゲーム:ポカンゲームのプレイ記録 後編

ポカンゲームとはポカンゲームとは、自分のコミュニティでは常識だが、他の人達はポカンとする一文を出題し、その内容を推測し合うゲームです。ルールはこちら どんな話をしていたか、のぞいてみよう以前、おたま研で行ったポカンゲームのデータをもとに、ディスカッションの分析を行いました。 そして、前回はこのポカンゲームで実際にでたお題や話し合いを、長尾研究員、角研究員、水本所長の3名のターンについて紹介しました。 今回はその後編です。井上研究員・仲山研究員・柳楽研究員が出したお題と

コミュニケーションゲーム:ポカンゲームのプレイ記録 前編

ポカンゲームとはポカンゲームとは、自分のコミュニティでは常識だが、他の人達はポカンとする一文を出題し、その内容を推測し合うゲームです。ルールはこちら どんな話をしていたか、のぞいてみよう前回の記事では、ポカンゲームを行った結果、ディスカッションがどうなったのか?といったデータ分析や、ルールのどの部分がそれに効果を発揮したのか?という考察を行いました。 この記事では、より詳細に実験結果を調べていきます。 ターンごとに、  ・研究員はどんなお題を出したのか?  ・そのお題で

オンライン飲み会実験の分析でわかった不都合な結果

オンライン飲み会を実験しよう!今回は、オンライン飲み会の実験を分析していきます。最近は、オンラインで飲み会を行う機会が多くなっていました。ウィキペディアでページができるほど広く知られているようです。 そこではどんなコミュニケーションが行われているのでしょうか。それを調べるために、おたまじゃくし研究所の研究員自身がオンラインの飲み会を行い、そのデータを分析しました。 参加したのはレギュラーメンバーの水本所長、井上研究員、仲山研究員、長尾研究員、角研究員、柳楽研究員の6名で

Hylable の話し合い定量データの分析: Excel で相関を分析する 後編

おたまじゃくし研究所では、ハーモニーのあるコミュニケーションを実現するために、日々研究をしています。 前回の note では、Hylable の話し合いデータを Excel フォーマットでダウンロードして、相関係数を計算しました。今回は、計算した相関データから、話し合いの状態を読み取っていきます。 この記事の前編はこちら Hylable の話し合い定量データの分析: Excel で相関関係を調べる 前編 おさらい6名の話し合いのデータから発話量の時間変化を選び、それぞれ

Hylable の話し合い定量データの分析: Excel で相関を分析する 前編

おたまじゃくし研究所では、ハーモニーのあるコミュニケーションを実現するために、日々研究をしています。 今回は、Hylable の話し合いの定量データをダウンロードし、 Excel で分析した結果を紹介します。使用するデータは おたまじゃくし研究所のミーティングデータ。シンプルな相関分析を行います。 分析対象になるデータは、第1回研究ミーティングです。 データのダウンロードまずはデータが蓄積されている Hylable Discussion にログインして、コースを選択します