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かつて憧れていたオシャレなドラマーさん。

一番音楽を聴きまくっていたのは、多分中学から大学にかけてと思うんだけど、そんな頃にハマっていた音楽家たちが、どんどん、何らかの形でこの世をさることなんで当然のことであって、粛々と受け入れるべきことなんだと思う。
ただ、YMOはやはり自分にとっては特別なものであるので、やはり誰かと何かを語りあったり、どこかへ何らかの形で遺したくなくなってしまう。

最初は、幸宏氏のファンだった。
もちろん、ミカ・バンドまで遡ったりもした。
「解決シルバーチャイルド」のイントロはいつまでも耳からはなれない。
ちょうど、一度目の再結成もリアルタイムで見られたし、その少し前に出た「EGO」が、氏の最高傑作だと、今でも思っている(その割にはそのアルバム、持っていないのだが)

「犬の生活」という、氏のエッセイ集がある。これは未だ大事に、手元に残してある。
絶版品らしく、Amazonで中古品が売られてるが、とんでもない価格になっている。一番印象に残っているのは、チャンコ屋での誕生日のお話。
あまりこういうことは言うべきかもしれないが、一時期は割と氏のテレビ番組や雑誌記事は目にしていて、あーこの人、あまり長生きしないんじゃないかなあ、とその頃は感じていた。

何様でもない自分が追悼文なんて恐れ大き事なのは重々承知の上、大したことない文章だけど、書かせていただいた。

訃報を耳にしてから時間が経っても、思いの外、精神的ダメージが小さくないと感じている、今日この頃。

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