Cruttoがつくる、分散型の『未来の発電』
(株)ユームズ・フロンティアの林です。
今回は私が考える『未来の発電』について書きたいと思います。
私は東日本大震災の時、関東エリアに住んでおり震災の被害を目の当たりにしました。
地域一帯が停電になったり、埋設管が破裂し水道の水が出なかったりと・・・
その後も日本各地で地震が絶えません。
最近でも関東、東北エリアで大きな地震がありました。
次に起こる地震で大規模な火力発電所などが被害に合えば、また東日本大震災のときのような被害がおきます。
原子力発電と火力発電では被害の内容も違ってきますが、私がお伝えしたいことは今後も大規模発電に集中して電力を一箇所で大量につくり、全国各地に送電する仕組みに問題があるということです。
IoTなどの先端技術が発達していく中で、災害でなくても大規模発電所のシステムを外部からハッキングするといったことが起るかもしれません。
それらを解決するには小さいながらも各地域や施設に根ざしたコンパクトで地産地消の発電所が必要です。
太陽光発電も分散型発電に大きく影響します。
ただ場所によっては最適な発電を選定することが望ましく、その一つとして今回紹介するマイクロ水力発電「Crutto クルット」が良いかもしれません。
太陽光発電はある程度設置面積が必要で、天候に左右されるといったことが大きなデメリットです。
天候に左右されず、省スペースで設置できる、それが「Crutto」です。
この「Crutto」は私が2018年から3年以上かけて開発した『未来の発電』に大きく貢献する分散型発電機です。
河川や農業用水などの水路ではなく、水道施設や工場、施設などのあらゆる配管の水を利用して発電します。
この1台で最大2.7kwの発電が可能となり、約2世帯分の電力がまかなえます。
配管に流れている水は世界各地にたくさんあります。
それらのデータを収集し、配管には「Crutto」をつける習慣をつけていきたいと考えています。
大規模な電力は「Crutto」1台では難しいです。ただ100台、1000台と各場所に設置できれば大きな電力となり、どこか一つにトラブルが生じても他の「Crutto」で電力を保管します。
リスク回避が可能になり、より安心して電力を供給できる仕組みとなります。
日本だけに限らず、世界で通用する仕組みですので、より「Crutto」が認知されれば開発に費やしたた時間が間違ってなかったと確信できます。
「Crutto」は2021年の7月より販売スタートしたばかりです。
世界の経済は、新型コロナの影響により大きく低迷しましたが、これから巻き返すタイミングです。
少しでも興味を持っていただけた方には、導入しなくても友達や職場の人に「こんなものあるらしいよ」と話してください。
マイクロ水力発電業界が認知されれば、よりよい電力システムの一つとして将来役に立つことは間違いありません。
引き続き「Crutto」を改良するのと同時に、新しい水力発電装置も開発予定です。
ぜひご期待ください。
「Crutto」の詳細は以下をご覧ください。
株式会社ユームズ・フロンティア
三重県鈴鹿市汲川原町460番地
代表取締役 林 優
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