純度を上げて、私は歩く

こどもの頃から、誰も私をみていない気がして

さみしかった

私が存在する意味が欲しくて、偽善者を脱したくて

実質的行動で人に必要とされる仕事をして誰かの役に立つことができれば

きっと幸せになれるのだろうとがんばった

でも、私なりにやってもやっても満たされなくて

そのうち、自分の不全感をうめるために優越感を求めるようになって

人と話すことが自分の不全感を高めることになって

誰かがいないと不安で見捨てられるのが怖くて

ピエロになって

全て無意識で

孤独の闇は増し増しで、乞いても乞いても光は見えず

全てを抑圧したあかつきは、何もかも取り返しがつかず

崩壊し、強制終了しようとした


それから6年

38歳で私は生きていることが楽しくなった

自分の感覚を使えるようになってきて

自分の中に愛があって、周囲の愛も受け取れるようになって

今、私がここにいる感覚がとても尊い

未熟で不完全だけど、そんな自分も良しとできる大人になった

私は自分の足で歩く

自分のために創造し、未来を創るために言葉をつづってみたい

生きづらい誰かの細胞の1つが仮死から解放されたら

ごめんなさいと、ありがとう

光は伝播する

自分の彩と、その時出会う人達の彩で

愛と光の空間を

私は私を許し、そして表現者になりたい

                     ①20201030

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